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6月に入るとアジサイの花が色づき始めるが、同じ時期にこれ見よがしにそこらじゅうで咲き始めるのがドクダミ。
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名前の響きも良くないが、調べてみると『毒矯み』、つまり『毒を抑える』という意味であることを知る。確かに漢方では生薬で十薬として利尿作用や高血圧、動脈硬化に効能があるとされている。また、民間療法としても湿疹やかぶれに生の葉をすり潰し、湿布すると効果があるとされる。
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しかし、子供の頃から植物全体から放たれるあの臭いが苦手で中国語では魚腥草(なまぐさい草)、英語ではfish mintと呼ばれている。繁殖力が強く、我が家の小さな庭にも色々なところから生え、白い花(じつは総苞で花は黄色い部分)がそこいらじゅうに咲く。
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ドクダミを駆除しようと引き抜くとさらに強烈な臭いを放つので嫌になる。さらにドクダミはススキやヤブコウジなどと同様に地下茎で増えるため、目に見えるところだけ抜いても地下茎が残り、また、そこから生えてきてしまうというイタチごっこになってしまう。
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根本的に駆除するにはグリサート系の除草剤を使うのが一番であるが、さらに簡単に行うにはドクダミに熱湯をかけるのが一番楽な駆除方法のようである。
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ススキやクズと同様にもう少しおとなしくしていればそのままにしておくのに。まあ、ドクダミ屋敷にならない程度に駆除することにしたい。