hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

川越街歩き(2)

2017-06-29 05:00:22 | 日記

川越の街歩きの続き。蔵造りの町並みに入るが、まずは立派な写真館、反対側には広場がある。蔵造りの町並みは時の鐘の方に向かい左側に立派な家が集中している。


とにかく、黒々とした蔵造りの建物が並び、主に観光客目当ての店が多い。この姿は『月島』のもんじゃストリートと同じで一般の商店が並んでいたが、街が有名になり、観光客が増加、これを目当ての商売に転換または賃借しているのではないかと想像する。


その証拠に額縁屋がバームクーヘンを売ったり、銅鉄屋が風鈴を商ったり、醤油屋が団子を焼いたりしている。他にもガラス細工やぬいぐるみ(ドングリ共和国)などどう考えても最近開業した店が多すぎるのが少し残念。


一方、歯科医院や埼玉りそな銀行の立派な洋館も中々見事に街に調和している。

そうこうしているうちに時の鐘という交差点に到着。左に曲がり、時の鐘の方に行く。時の鐘は川越のシンボルだが、400年前の藩主が建設したもので現在立っているのは4代目、明治26年(1893年)に再建されたものだから、120年以上前のものである。



16mの高さがあり、6、12、15、18時の4回鳴らされる。高い建物がないため、その威風堂々とした建物が江戸の街によく合っている。


道を挟んで川越まつり記念会館があるが、有料のためパス。反対側にある川越では有名な醤油屋『笛木醤油』に入る。卵かけ醤油を開発したので有名であるが、数々の醤油とこれを使った煎餅を商う。せっかくだから煎餅を土産に買うが、これが美味い。醤油の味と焦げた香りがマッチして最高である。


店を出るとクラシックなバス、街ぐるみでこの風情を大切にしている川越市民に感謝である。東武東上線川越駅までは普通のバスで帰りました。