『鉄道シリーズ』その283。南柏駅からもちゃんと10分で下り電車我孫子行がやってくる。柏駅は東武アーバンパークラインも乗り入れているからホームの数も多い。ただ、今の駅舎ができたのは1971年と古く、日本最初のペデストリアンデッキらしい。みどりの窓口そばにスタンプ台もすぐに発見。


押印してすぐにホームに戻る。さすがに乗降客は多いが下りはガラガラ、北柏駅に到着。ここも橋上駅、一度東口側に降りると立派なロータリー、しかし、人数はまばらである。


南柏あたりからは農地が目立ってくるが、我孫子駅が近くなるころには殆ど農地。我孫子駅は緩行の終点(朝夕は取手駅まで)、ここからは快速に乗車することになる。


我孫子駅の立食い蕎麦を経営する弥生軒は山下清画伯が5年ほど働いていたことがあるお弁当屋さん。画伯の絵が弁当の包装紙に使われていたこともある。ただ、残念ながら腹一杯で蕎麦は食べなかった。


我孫子駅のスタンプを押した後、天王台からの接続を見ると20分以上ない。これはまずいと取手まで行く。取手は銀行時代に茨城県の企業を担当していた際によく通った駅だが、その頃と殆ど変わっていない。


取手駅手前で利根川を渡り、ここからが茨城県。関東鉄道常総線の起点ともなっていてホームの数は多い。取手の名前は長禅寺のある高台に『砦』を築いたことと言われる。また、利根川を挟んで対岸にある小堀地区との間に『小堀の渡し』という有料渡船があり、一度乗りに行きたいと思っている。


取手駅は4分でスタンプを押して上りの快速に飛び乗り、天王台駅に到達。ようやく常磐線は終了、全78駅に対し残り15駅となった。