hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『しんにゅう』の点の数は1つなのか、2つなのか?

2023-03-12 05:00:00 | 日記
『改めて日本語を考える』その40。今回は漢字の部首、『しんにょう・しんにゅう』について考えてみたい。以前、このブログで『つきへん・にくづき』に触れたところ大変な反響があったので、その第二弾と言ったところである。

改めて『しんにゅう』に付く『、』は幾つあるかと聞いてみると普通は『そりゃ一つ』だよと返ってくる。例えば、道・送・通・進・運など出てくる字の殆どは『、』は一つである。

しかし、『釈迦』の後ろの漢字には点が2つある。他にも『辻、遡、謎、遜』などの点は2つある。しかも『辻さん』の名刺をもらうと点が一つしかない字が書いてあることもある。これは一体どうしたことなのか。

日本の漢字は明治時代になり学校教育制度ができた時に漢字の統一を行い、当時模範としたのが中国・清時代に編纂された『康熙字典』であった。この辞書のしんにゅうは点が2つあったため、戦前までは全てのしんにゅうの点は2つだった。

しかし、戦後になって当用漢字を決めた際に学校教育で教えていた漢字を簡略化しようとする動きがあり、『当用漢字表にあるしんにゅうは全て点を1つにする』ことが決まった。

但し、表にない字は特に取り決めはなく、さらに2010年に新たに新常用漢字に196字を加えた際にしんにゅうの付いた『謎、遜、遡』の3字は『2点』のまま新常用漢字になったのである。これは既にパソコンなどのフォントに2点しんにょうが取り入れられていたことも大きな原因となり、これらの字に関しては『2点しんにょうも1点しんにょうもどちらも正しい』となった。

また、常用漢字に含まれていない『表外字』(例えば辻など)も1点でも2点でも正しいことになったのである。曖昧ながらどちらも正解というのが正解である。ここでも『曖昧国家ニッポン』は変わらないのである。


にんぎょう町 谷崎(再訪)〜人形町ランチグルメ

2023-03-11 05:00:00 | グルメ
人形町のほぼ中央、甘酒横丁からまっすぐ歩いた先、来福亭や喫茶去快生軒の並びに『谷崎』はある。この地は文豪谷崎潤一郎が明治19年に生まれた場所にあたる。阪本小学校に通ったが、父の事業の失敗から幼いときにここからは離れたらしい。

その生誕の地の石碑があるビルの2階にあるレストランで結構広い。眺めもよく、豚肉を使った料理が得意で夜はしゃぶしゃぶが名物である。



最近、昼時のランチは出勤する人が増え、ランチをやめたり、閉店する店が増えたため、列を成すところが多いが、この店はキャパシティがあり、ゆっくりとランチが楽しめる。



今日のメニューは魚がヒラメの漬け丼、肉料理は定番の照り焼きハンバーグ、トンテキ、房州豚のしゃぶしゃぶ、デミカツ定食などだが、今日はデミカツ(1200円)を選択した。



中央のカウンターには3人、広々と使うことができる。デミカツは常に揚げたてのため、少し待たされる。

7.8分で登場、メイン、味噌汁、漬物、ライスとシンプルなラインナップ。デミカツにはたっぷりの生野菜がついていてドレッシングがかかっている。

真ん中の肉を一口、カリッとした衣とデミソースの味、ご飯が進む。ソースで頂くのもいいが、洋食屋のデミソースで頂くのも捨てがたい。

味噌汁はもやし、白菜、えのきだけ、豚肉などが入って具沢山。大きめのお椀にたっぷりと入っているのが嬉しい。



カツはどうしても真ん中から食べて最後に端を食べる習慣がついている。野菜を食べ終え、一口で食べる一切れがたまらない。毎日は食べないが、やはりカツは美味いと実感した。生誕の地で美食家谷崎潤一郎を偲んでいただきました。ご馳走さまでした。



にんぎょう町 谷崎
中央区日本橋人形町1ー7ー10
0336390482

リアル秋葉原を歩く②〜秋葉神社まで

2023-03-10 05:00:00 | 日記
台東区秋葉原から蔵前橋通りを歩く。交通量は多い。



ふと横を見ると狭い商店の間に小さな稲荷社を発見、お参りする。櫻稲荷神社、旧藤堂家邸内に鎮座していた稲荷神社を関東大震災後に地元の岡本悟一氏が奉授して櫻稲荷神社としたと伝わっている。



清洲橋通りの手前のニ長町(にちょうまち、1964年の住居表示で現在の台東1.2丁目の一部にあたる。市村座が関東大震災まであった)交差点を左に曲がる。先程の蔵前橋通りもこの通りにも結構古い店が多い。



まずは『だんどりおん』という骨董品店、古民家で営業されていて、渋い店構え。その隣は今は民家だが、かつては旅館をやっていたようなお宅がお隣にある。

しばらく歩くと竹町公園、学校の隣にある広めの公園、遊具が並んでいた。



その先には『佐竹商店街』、日本で2番目に古い商店街(因みに最も古いのは浅草仲見世商店街)である。330mにわたるアーケード、とにかくノスタルジックなお店が並ぶ。



特に多いのは洋品店、ほかにも喫茶店や中華料理店、八百屋、豆腐屋など子供の頃を思い出すラインナップ。



ただ、残念ながら後継者がいないのか閉店してしまった店も多い。



商店街を過ぎると春日通りに出る。すぐに大江戸線新御徒町駅、ここで見つけたのが『志村金網店』。店構えも渋いが看板の文字が一文字ずつ金網の中にあるのが面白い。



左衛門橋通りを左に曲がる。少し歩くと右にも左にもお寺だらけ。浅草通りに出ると上野駅方向に仏具屋が並ぶ。



その先の住所は『松が谷』になる。するとさらにお寺が増えてくる。



さらに5分ほど歩くとようやく目的地、秋葉神社に到着、秋葉原駅からここまで歩いて40分、結構遠い。鳥居をくぐると左側に本殿、お参りをさせてもらう。神社の縁起には『明治2年には広大な火除地が設けられ、明治3年にその中央に秋葉社が創建された。



しかし、明治21年の鉄道開業とともにこの地に移され、今に至る』とある。『秋葉原』の由来となった神社、つまり『リアル秋葉原』である。



参拝後、帰りのことを考えながら歩いているとすぐのところに台東区コミニュティバスのバス停を発見、同時に曲がってくるバスも発見。慌てて走ったが、無事に上野駅まで辿り着くことができた。


長崎トルコライス食堂〜秋葉原ランチグルメ

2023-03-09 05:00:00 | グルメ
秋葉原駅のガード下に全国の名産品を売る『日本百貨店』がある。今日はこちらにお邪魔したのだが、その中にトルコライス専門店があることを発見、早速入ってみた。

トルコライスはエスカロップ(釧路)やソースカツ丼(福井、秩父)、ご当地ラーメン、つゆ焼きそば(青森)などと同様に長崎地区限定の名物料理である。定義は『ポークカツ、スパゲティ、ピラフ』が一つの皿に乗り、上からドミグラスソースを掛けるらしい。私も長崎市を営業で担当していた際に喫茶店で2度ほど食べたことがある。パーツに分解しても嫌いなものはないことから、あれば選ぶメニューである。



店と言ってもイートイン、通常のトルコライス(スタンダード)は1100円だが、ランチでポークカツとミニメンチカツが乗ったサービスメニューがあり、こちらを選択した。

待つこと5分ほどで到着、大きな皿に半分野菜、残りにピラフとスパゲティが乗り、メンチカツとポークカツが3切れ、サービスだからこんなものだろう。

まずはフレンチドレッシングがかかったレタスとニンジンのサラダから食べる。結構な量がある。逆に言うとサラダを食べ終わると皿がかなり寂しくなった。

ポークカツを一口、揚げたてでカリッとした食感、美味い。ピラフはあまりはっきりしないがブイヨンのようなもので炊いたライスである。

次にスパゲティ。昔のナポリタンからソーセージを抜いたようなもの。こちらも温かい。すこしケチャップはかけ過ぎてはあるが、まあまあ。

メンチカツは半分に切り頂くが、こちらも揚げたて、味もしっかりしていて美味い。もう少し大きいと嬉しいのだが。

あっという間に完食、同じ長崎限定のハトシ(エビのすり身を食パンに挟み、揚げたもの。4分の1で350円)あたりを頂くとちょうど良いかもしれない。今日は腹八分、ご馳走さまでした。ちゃんと私が知っているトルコライスでした。

長崎トルコライス食堂
千代田区神田練塀町8ー2CABARA内
05055969506

舘山寺にお参りする〜静岡旅行③

2023-03-08 05:00:00 | 旅行
静岡旅行③。THE HAMNAKO(大和ロイヤルホテル系列)で1泊、前日のチェックインでは30分ほど待たされ、驚いた。



しかし、夕食のバイキングもなかなか美味しく、部屋も風呂快適に過ごす。特に夕食時の浜名湖に沈む夕陽は綺麗だった。

前日は観光は水族館1ヶ所の他はどこにも行かなかった。それもあり、今日は朝から行動。温泉の名前では有名な舘山寺にお参りに行く。ホテルから近道ということではまゆう大橋(料金210円)を使って行くがあんなわずかな距離で210円は高いと車内で論議に。



道は空いていて9時には舘山寺駐車場に到着。急な階段を登るが、足元にはスミレの花、思わず見とれる。目の前には本堂、本当に海に面して建っている。御朱印を頂き、うなぎみくじを引く。やはり、うなぎだけに竹(中吉)であった。



火除の神である秋葉山大権現、隣には大きな天狗の面が飾られていた。



お隣には愛宕神社、その横の坂道を登り、さらに階段を登ると大きな聖観音像がそそり立っている。昭和12年に作られたもので高さは16mある。奥には菜の花や河津桜が植えられ庭園のようになっている。



観音様の前を左に行くと小屋があり、無人。中には商品の草鞋が大から小まで並んでいる。さらに先の岩まで歩きにくい道を行くと奥に浜名湖が見える眺望が良いところに出る。



再び観音様のところまで戻り、少し先に行くと十字路となる。まずは右に行くと穴大師と言われる祠がある。ここは弘法大師が舘山寺を作られた際に仮堂として使われた古墳。奥には仏様がいらっしゃり、目を治してくれるという伝承が残る。私も目は気になるため、腰を屈めて中に入りお参りをする。だんだん目が慣れて仏様の姿を見ることができた。



先程の十字路に戻り、そのまままっすぐ進むと目の前に浜名湖が見えてくるが、ここも展望台。遠くまで開けていてよく見える。岬の先端を使い、地形をうまく生かして作られた舘山寺、小さな突端ではあったが広々とした、ゆっくりと海を見せてもらうこととした。



参道には孤独のグルメで井の頭五郎氏が食べた鰻屋さん『松のや』を発見、ただ、あまりに時間が早かったので今回は違う店の鰻にした。(以下、次回)


豆腐料理 双葉〜人形町ランチグルメ

2023-03-07 05:00:00 | グルメ
たまにはヘルシーなランチと人形町で店を探していたら甘酒横丁にある老舗のお豆腐屋さん『双葉』が裏で豆腐料理の店をやっていたことを思い出し、早速お邪魔した。



『双葉』は明治40年創業の豆腐屋さんで豆腐はもちろん、大きながんもどきやおからドーナツも有名である。豆腐料理の店は甘酒横丁の次の角を左に曲がってすぐの2階にあり、名前も『双葉』と同じ。階段を登ると入口、入るとすぐ左側に券売機があり、食券を買うシステム。

前のおじさんがなかなか千円札を認識してもらえず苦労していたが、私の札も認識してもらえない。やむを得ず2枚目で3回試すと何とかなった。



豆腐料理ばかりで冷奴定食、麻婆豆腐定食、揚げ豆腐定食、肉豆腐定食、湯葉定食、あとはこの組み合わせである。本日のランチ(少し安い)は麻婆豆腐だったが、肉豆腐(850円)にしてみた。



テーブルは沢山あり、給茶機とおしぼりはセルフサービス。ご飯はジャーがあり、食べ放題である。おばさんに食券を渡すとすぐに肉豆腐定食は到着、3分くらいである。

並んだおかずは肉豆腐のほか、サラダ、煮豆(大豆)、冷奴、厚揚げの煮物、豆腐の味噌汁、沢庵と1汁5菜である。まずはサラダから、和風ドレッシングがかかっていたって普通。

箸休めに煮豆を食べるが、しっかりとした味付け、ご飯のおかずにいい。

冷奴は老舗豆腐店だけに美味いが、寒い中、好む料理ではない。

そして肉豆腐、熱々の豆腐が真ん中にどんと置かれ、その上にしらたき、玉ねぎ、牛肉を飾り、熱い汁がたっぷり。とにかく熱い、おばさん曰く人形町の名店『日山』の肉が入っているとのことだが、量は僅か。もちろん肉の味はするが、メインはしらたきと豆腐。味付けはやや薄め、もう少し濃い方がおかずになるかな。

ラインナップを見ると『お豆腐屋さん』の商品がメイン、ならば店で出しているジャンボがんもどきの煮付けも欲しいが、残念ながら厚揚げの煮物。味が肉豆腐にかぶるのがやや残念なところ。やはりおかずとして美味いのは煮豆かも。

量はたっぷり、お腹は一杯になるが、肉は僅かのため、ヘルシーな仕上がりである。1番人気は麻婆豆腐でした。ご馳走さま。
双葉
中央区日本橋人形町2ー4ー9双葉ビル2階
0336651028

久我山歳時記⑳〜あっという間の春

2023-03-06 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』⑳、三月になると同時に急に暖かくなってきた。寒くなる日も混ざっているが、基本的に気温は右上がり。花粉の飛散はともかく、長い寒さからようやく解放される。私は毎年この時期になると京王富士見ヶ丘電車区横の神田川沿いの道を歩く。



久我山駅から少し行くと清水橋が見えてくる。川を見ると水は浄化されているため、泳ぐ鯉もよく見えるし、鴨も泳いでいてたまに競争をしているように見えることもある。



車庫にはレインボー(七色)の電車がならぶが、本日はオレンジ色。温かい風がゆったり吹いていて心地よい。毎年のチェックポイントまで歩く。



小さな陶器製の椅子が並んでるあたりの金網越しに土筆が顔を出している。かなり呆けているのもあるが、まだ出たばかりのものも、地面の土の色と同じため、目が慣れないと見つけにくいが、若葉が生えた場所にはあまり土筆は出ないのである。



オオイヌフグリ、ノボロギク、カラスノエンドウなどが花を付けている。ただ、ホトケノザやナズナ、スミレなどは花を付けていない。



駅を越えて大きなお屋敷に生えている樹にも花が付いている。黄色い花が咲き始めているのがサンシュユである。



まだ、蕾だが、少しずつ大きくなりかけているのがハクモクレン。



通りの突き当たりのお屋敷に生えているいるのがサトザクラ、ソメイヨシノよりかなり濃いピンク色である。寒かった日が嘘のよう、わずか1週間であっという間に春到来を感じさせられた。






深海魚の寿司を頂く〜静岡旅行②

2023-03-05 05:00:00 | グルメ
静岡旅行②。深海魚水族館を出るとちょうど12時となっていた。昼食をとろうと和風レストランに行くが、祭日のためなのか、人出も多く、待たされそうな雰囲気。

待つのも時間ロスと向かいにある回転寿司を見るとまだ空いている。店の名前は『一富士丸 沼津港海天寿司』と看板にある。
カウンターに座るがとにかく広い店で『ロ』の字カウンターなのだが、向かいまでどのくらいあるのだろうか。

注文はタッチパネル、頼んだ寿司を持ってきてくれるシステムで寿司は回っていない。メニューにはマグロや鯛、イカなどの普通のネタに紛れて深海魚があるのが特徴。

おすすめ深海魚はアブラボウズ、尾長鯛、デンがラインナップ。デンは通称シロムツ、正式名称はノガオオメハタといい、スズキの仲間で水深100〜400mにいる。

尾長鯛はハマダイともいう深海魚。色の赤さからなのか、タイと付くがフエダイの仲間で鯛とは全く異なる。ただ、私は鯛に味の似た上品な白身魚と感じた。

アブラボウズは大きい物で体長180cm、重さ90kgまで成長する魚でギンダラに近い種類である。見た目はクエによく似ていてとにかく脂が乗っている。寿司だねとしては真っ白、確かに脂っこいかもしれないが、腹を壊すほど食べなければ甘みのある美味い身の魚である。

ほかにも深海赤エビや駿河湾で取れたてのシラス軍艦、もちろんマグロも大変美味かった。



しかし、あまりにゆっくり寿司を食べていたので店を出たのが1330、港のお店を見て港を離れたのが1400となってしまう。
富士川サービスエリアで富士山を拝もうとしたら上半分を切り取ったように山は見えずがっかり。



次に由比PAで車を停めたが、駿河湾の風が半端なく、少し停めただけでお世話になるTHE HAMANAKOまで直行。到着は1600、朝の渋滞が痛かった初日となった。(以下、次回)

沼津港深海水族館に行く〜静岡旅行①

2023-03-04 06:00:00 | 旅行
静岡旅行①。2泊以上の旅行をするのが2020年11月の墓参りを兼ねた関西旅行以来だから2年4ヶ月ぶりとなった。行く場所はあれこれは考えたが、巡る場所より、泊まる場所で静岡県に行くこととなった。

祝日朝早く起きて東名高速に乗る予定だったが、環八を走っている時に事故渋滞を知る。元々の道路補修工事の影響で大井松田から先で混むのは覚悟していたが、川崎ICを過ぎるともうノロノロ、横浜町田ICからの進入も多いため、渋滞は無くならず、4時間以上かけて沼津ICで降りる。沼津港まではあまり掛からなかったが、駐車場に停めて第一目的地である沼津港深海水族館に並んだのが1110頃である。



入るのも内部の混雑から制限してはいたが、すぐに入場。子供連れが多かったが、皆熱心に見学している。

入るとすぐにアブラボウズがお出迎え、味のいい深海魚だが、脂肪をたっぷり身体に蓄えるため食べ過ぎ注意の魚である。



サギフエ、ヘコアユ、ミノカサゴ、アヤメカサゴなどの魚が並んでいるが、派手な赤い奴が多い。これは深海は光が届きにくいため、赤い魚でも目立たないことが原因のようである。



魚類以外にもサナダミズヒキガニ(タカアシガニをミニ版にしたカニ)、カワテブクロ(ふかふかにみえるヒトデ)といった面白い生物も多い。

隣の水槽にはもう少し大型の生物が集まっている?タカアシガニは身体の大きさが4mにもなるらしい、戸田港では食べられるが私はとにかく値段が張るので諦めた経験がある。



お隣を覗くと『オオカミウオ』は確か北の魚のはずなのだが、とよく見たらブサギンポ、不細工な顔がよく似ている。



面白い水槽と思ったのはチンアナゴ、砂地の中の様子が見れるようになっていて、水面より上の部分と見えない部分を比較すると砂の中の方がが多いのである。アナジャコの一種は自分の穴に入る砂を必死に外に掻き出していた。

1階で最も人気があるのがメンダコの水槽、しかし、写真が禁止されているだけでなく、ライトも殆ど照らしていないのでボッーとしか見ることはできない。せっかくなのでメンダコが付いたファイルを買ってしまった。滅多に食事をしない800mの深海に住むダイオオグソクムシも思っていたよりはるかに大きかった。



2階はシーラカンスミュージアム、1938年にアフリカのコモロ諸島近くで発見された頃のスケッチやそれから20年以上上がらなかった第二のシーラカンスの写真、剥製や冷凍の姿などを見ることができる。中々実物にお目にかかることがない中、生きている化石に出会うことができたのである。



他の水族館にはペンギンやアシカなど海獣のいるところが多いが、ここは深海魚専門、その分色々な面白い顔の魚たちを見ることができたのである。(以下、次回)




東京メトロ全駅スタンプラリー〜丸の内線④

2023-03-03 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その195。東京メトロ全駅スタンプラリー丸の内線④。新宿御苑前駅からスタート、この駅はあまり改修されていない古くからの相対式ホーム。新宿よりの新宿門改札手前にポスターを発見。1番近くて便利な場所にあった。



スタンプは当然新宿御苑、秋と春の風景をモノクロ画面でうまく表している。



新宿三丁目駅は地下鉄では新宿駅より乗り換えが多く、都営新宿線、副都心線、丸の内線の三線の乗換駅。ただ、構造が複雑であり、スタンプも2カ所にある。

私は改札口を出て新宿駅方面に歩くとすぐに発見。やはり新宿三丁目といえば伊勢丹本店が、描かれていた。



ここで改めて地下鉄に乗るより、地下道を歩く方が早いと決断。新宿駅方向に歩くと予想通り東改札の外に貼ってあった。

たくさん描くものはあるだろうが、絞れなかったのか『2000系車両』がスタンプの図柄だった。



再び地下鉄に乗って西新宿駅で下車。西新宿駅は丸の内線ではもっとも新しく1996年5月開業。元々、中野坂上〜新宿の駅間が1.9kmと最も長かったこと、付近の開発が進み、特に東京医大へのアクセスも良いことから作られたもの。

スタンプは交差点上にリングがある『新宿警察署裏交差点』が描かれている。



中野坂上駅は方南支線の分岐点となっていて、ホームが3つあり、1番が荻窪方面、2番が方南町方面、3番が池袋方面である。2番線では左右両方のドアが開き、いずれにも乗り換えることができる。



スタンプは改札口を出てすぐ、駅事務室横で発見、古刹『宝仙寺』が描かれている。宝仙寺は1000年以上の歴史があり、明治以降は中野町役場が置かれたこともある。

ここからは方南支線から行く。中野新橋駅は名前の通り駅近くに中野新橋という橋がある。かつては駅近くに二子山部屋があり、貴乃花・若乃花兄弟で賑わった。、



スタンプはホームから上がった改札内で発見、やはり『中野新橋からの風景』として神田川が描かれている。

中野富士見町駅には丸の内線の車両基地があり、以前は中野富士見町駅行が頻発、一方で方南町駅までの一駅は改めて乗り換えなければならなかった。これは方南町駅のホームが短かったため、3両編成しか入れなかったためである。2019年7月に延伸工事が完成、中野富士見町止まりの電車が方南町まで乗り入れることになった。



スタンプのポスターは改札内に貼ってあり、やはり『東京メトロ中野車両基地』が描かれていた。(以下、次回)