

を少し足します

クリックしてメールでも質問してください。 すぐに返事が出来ない時もありますが出きるだけ早くこの様な形でお答えしますので

まずヨットが「世界で一番自由な乗り物」についてですが、たとえば徳島で韓国釜山に行くと言って出国手続きをしたとします

カスタムクリアランスと呼ぶ出航した港と次の寄港予定地を書いた紙を貰いそれを次ぎの港で入港手続きの時に見せるようになっています。
普通なら瀬戸内海を通り関門海峡を抜け、対馬の横を通り釜山に着くわけですが、これを紀伊水道を抜け鹿児島を回って釜山に行っても
問題はないし、途中で気が変わって台湾に行ってもフィリピンに行っても「風が悪くて」と言えば問題はなにも起きません

本と言う国は船で入国するには事前にビザをとることになっていました。ところが海外から来るヨットは殆どが「緊急入港」で日本に来て
いました



与えられている権利でもあります。早い話「それは仕方が無いないな~」と思う理由を考え付けば良い訳です



っても免許も設備も備品も小型の船舶には法的に規制していません。 ただ日本だけは別で未だに寄港地を申告すると言う面倒な規制をし
ているので制裁処置としてアメリカだけは日本のヨットに限り寄港地の規制をしています

他にたとえば航海中釣りをします。例えトローリングでも漁船がするとなると極めて難しい政府がらみの許可が要ります。しかしヨットで
釣りを業とするとは考えられないので何処の国の沿岸でも好きなように出来ます

が好きなように好きなときに」行ける乗り物がヨットで、自転車よりも遥かに自由でなおかつ結構荷物が載りますから長期の世界放浪には
これに勝る乗り物は無いと思います

ただ先日も書きましたが地球上に存在する全ての乗り物の中で「一番乗り心地が悪い」のもヨットだと思います

日本からフィリピンへヨットで移動する適期は昔の帆船時代も今も全く同じで11月が良いでしょう

ない事を確認して石垣島を出れば3日か4日でルソン島沿岸に着きます。途中台湾に止まるのも良いでしょう。 僕は今回日本への航海は途
中台湾に立ち寄る予定です

では船内を・・
この写真は前方(船首側)を写しています。白い柱の上にマストが立っています。マストは倒れないように四方からワイヤーで引き付け
ているのでマストが室内に抜け落ちないようにこの柱がある訳です。下は船底の背骨みたいなところに留まっています

柱の左の白く丸いのはコンパスで室内に居ても進行方向が間違ってないか見えます。夜間の大洋横断ではオートパイロットで航海している
ので時々起きたときにこれで確認していました。 コンパスの向こうは二人部屋になっていますが食料庫と釣り道具、薬などの倉庫と化し
ています

右側の部屋はトイレとシャワールームでここは生かして使っていますが、良く壊れるトイレはまた最近調子が悪いです

一番奥は二人部屋ですが畳んだ布団を入れたり替えのシーツ、枕などを置いています。ベットの下は広く、予備の潜水機材や海図、カメラ
用品、ロープなどすぐに必要でない色んなものが詰まっています。衣料品は夏物から冬のセーター、ジャンバーまで4つある部屋の押入れ
や引き出しにボロばかり処分に困るほど入っています

もともとホロホロは9人分のベットが4部屋分かれてあるのですが全て倉庫となり

しそこに布団を敷いて寝ている状態です


とかベットで寝れないこともないです

普段アンカーを入れて風に向かって停泊していますから主にこの写真の一番奥の部屋の上にある大きなハッチから風が入ります

われる船殻に小さな窓が7つ、甲板側に6つのハッチ、それと空気抜きのホールが5つ、これらから空気が出入りしています。熱帯地方の
蚊はマラリアやデング熱を媒介しますので全ての窓やハッチには網戸が入るようになっています

これで船内の説明は終わりで次は外側を案内します。これも驚くような状態ですが・・・

写真をクリックすると大きく見えます。