outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ジンクス

2007年01月24日 11時49分15秒 | 長期のヨット生活
それがいつ頃から始まったかと聞かれると非常に曖昧な答えしか出来ないが30年以上になるのは確かなようだ。そんな訳で毎年一月の中
ごろは、今年は何が起きるのかと少々心配な日々となる その心配が多少誘発する起爆剤になるのかも知れないが「体調を崩してきた」
または「怪我をしてきた」

今年もかと思っていたがそれ以前に少し具合が悪かったものの無事に誕生日を越えることが出来た 考えてみれば年末から年始に掛けて
は「宴会」の機会が多く、暴飲暴食の日々となる。そこへ以前は毎年正月に家族で海外に出かけていたから、それらの疲れが出てくるとき
だったのだろうと思う

ヨットで旅立ってからは年末年始の宴会も無くなって「マイペース」なのに「それが続いていた」 これはもしかすると「自分で作ってい
る」のかも知れない。「来るぞ、来るぞ」と身構えてしまって・・・そして今は誕生日の頃は最悪の体調と観念してしまっている

ただ毎年誕生日の頃に「体調を崩す」から年末年始を少しは気遣って過ごすようにはなったが追いかけてくる年令がそれを追い越すことも
あり未だにこの「ジンクス」は生きているだから誕生日を越えると「生き延びた」と思ってホッとする
今は正にその時なのです


昨日の続きでフローレス島のことです。海の水は島人のトイレになりながらも結構きれいでここの名産は「天然の塩」でした海の水を桶
に掬ってきて広いマス形の鍋で沸かしますグツグツと煮る事で塩分濃度が高くなり少し粘りが出てくると竹で編んだジョウゴ形の簾にそ
の煮立った海水をゆっくり掛けますそうすると塩が固まって簾にくっつくのです。気長い作業で一日かかって10キロほどの塩を作りま
 「日本へ輸出する」と村人が言っていましたが何でも輸出している場合「日本へ・・・」と聞くから信じていませんでした

ところが徳島のスーパーで本当にフローレス島の天然塩を見つけたんです  なつかしかった~・・・色んな風景が蘇って・・・高かったから買いはしませんでしたが・・・


地元はともかくとして、旅行などで行った事がある土地が舞台の「本」を読んで特別に面白いと感じたことが殆どの人にあるのではないでしょうか
「その地」の説明で情景が頭に浮かんでくるから随分面白さが違います    とんでもなく長く旅を続けているから海外も国内も随分行って、本を読んでいて「時代」の違いがあっても「舞台」となる土地が行ったことがあるのが良く出てきます
本を書く人は実にうまくそれを捕らえていて文章の中に背景を取り入れてくれてあるので色んなことを思い出しながら愉しく読んでしまいます

愉しく読める本が多いから益々本が好きになり読むからまた行きたいところが増えて・・  終わりなく旅をするのかも・・・と思ったりしています

なんで「旅」をしているのかをちょっと考えてみました・・・これは理由の一つでしょう


写真は先日のカピニャハンのお祭りで「船が神輿」となって笛や太鼓を鳴らしながらヨットの周りを回りました  日本とフィリピンは隣同
士。全く似たような風習に愉しくなって写真を写しました
写真をクリックすると大きく見えます。 






コメント
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