outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

自家用車のような

2007年01月19日 10時30分33秒 | 長期のヨット生活
今日でホロホロの紹介最後となりますヨットが家とすれば写真の小舟(テンダー)は自家用車のような役目をしていますこのテンダーは
日本を出てから3隻目です。以前の2隻は底だけFRPのゴムボートだったのですが、フィリピンでは手に入らず仕方なく頼んで造ってもら
ったものですベニア板製なので使用不能は時間の問題となっていますエンジン(船外機)も3台目で15馬力から4.5馬力そして3.
5馬力と段々小さくなったのはたまたま手に入るのがそれしかなかったと理由でもし今どんなものでも買えるなら扱いが手頃な5馬力位が一番適当な大きさのように思います このテンダーも以前のテンダーも常に定員は6人で二人が乗って20リットルのポリ缶10個が運べるサイズでもあります

テンダーの主な利用は上陸のためでヨットは喫水が深いのでかなり沖に停めます。日本の漁港のような区切られた直接船が横付けできる設備は有料のマリーナ以外世界中何処にもありませんから99パーセントは自然の入り江や島影にアンカーを入れて振らします そしてテンダーを降ろしてそれに乗って買出しや色んな手続きに行くのです  また場所によってはダイビングに行ったり魚釣りに行ったりマングローブの茂る川を探検したり、他のヨットを訪ねたり水や燃料の入ったポリ缶を運んだりと停泊中はかなり忙しく活躍するのがテンダーでロングクルージングに無くてはならないものです

風が強い時は船尾にこのように繋いでいるテンダーですがこのようにしておくと船底に牡蠣やフジツボが着きますそれで普段はマストの天
辺から下りている「スピンハリヤード」と呼ばれるロープで船体の横に吊り上げています また航海中はデッキの上にそのままの姿で載せ
ています。 舵の後ろに立っているモノは「ウインドベーン」と呼ばれる風の力を利用して舵を切る「自動操舵装置」です。大洋を渡る時に
は大変活躍しますが・・最近使ってないな~・・・・  



こんなことを書くとまた心配をかけそうですが・・

宗教を持っている人を「幸せな人」と思うから家族の者にも「何か見つけるよう」言ってきたしかし最近になって美由紀が友達に誘われ
てそれらしいモノに時々顔を出しているだけで、二人の子供はそれを見つけようと努力もしなかったように見える
何も宗教が持てないままこの年になってしまった僕だが、15歳から20歳までの五年間を振り返ると精神面では「宗教」を求めて彷徨っ
たと言えなくもない。本来「ソウ」だから「このままでは何をしでかすか自分でも解らない」それを止めることが出来るのは「怖れるもの」
「神」「宗教」しかないと思い、色々な宗教の門を叩いたブランド宗教から新興宗教までかなり幅広く首を突っ込んだが残念ながら「信心
」出来る宗教が見つからなかったそしていつの間にか「自分なりの宗教」を自分の中で作ってしまった。僕が見つけた「怖れるもの」「絶対的なもの」は自然だったこのどうにも動かせない自然の力を見て「自分が知れる」そして信心する人が常に目前に「神」を置くように僕は常に自然を前に置いて生きている。 




フィリピンで公共交通機関のバスやトライスクル、船などに乗ると十字を切ってお祈りする人が結構沢山いて驚かされるまたバスやジプニ
ー、トライスクルなどの運転手の近くにはマリア像の写真や聖書の言葉が書かれているのが普通である 日本は世界に類を見ないほどほと
んど無宗教の国だが今までそれほど「脱線」せずに来たのは「昔の名残り」があったからのように思い現在の若者が時代を背負う将来が心配
でもある 幸せについて考える時、多分殆どの人がそうであるだろうと思うが若い頃を思い出す。 小遣いを貯めてそれで欲しいものを
手に入れたあの嬉しさは最高の幸せで痺れるほどだった 現代の若者も子供の時は同じだったかも知れない。 しかし大人になって、見る
と周りの大人もだけど、ずっと色んな事を辛抱してその代わりそれが手に入った時の事を夢見つつお金を貯める必要がなくなり、欲しければ
すぐに手に入る便利だけれど歓びが少ない時代になったと思う カードだのローンであるすぐ手に入るけれどそれは夢や楽しみでなく現実の後始末として支払っていかなければならない。 可愛そうな時代だと思う 


宗教が全ての人に絶対必要とは思わないし、現代の全てが悪いとも思わないけれど、昔の「バチが当たる」時代や夢を手に入れるためにコツ
コツと貯めてほくそえんでいた時代はそれなりに愉しい時代だったように思うのですが・・・今のフィリピンはその境目にある。一部の財産
がある人の間ではローンやカードが利用されているが殆どの人たちは無縁で「貯めてから買う」(ただし現実には殆ど貯まらない)喜びの生活を送っている。そうなると喜びは幸せであるから「金持ち」より「貧しい人」の方が幸せが多いかもしれないと・・・ 質の差はあるかも知れないけど・・・


そして定年退職者と同じ環境の僕も殆ど信用と言うものがないから嬉しいことに「貯めてからしか買えない」と言う幸せな生活が続いてい
る。 (年金を担保に借りる人もいるそうだが・・)  何が書きたかったのか・・・わからんようになってしまった・・宗教はどうなったんじゃい! と思うでしょうが・・これがまた続くのです・・

年寄り臭い文章はダメと・・言われるし思うのだけれど・・

人間この年になると殆どの人がそうである様に・・・頑固
な「石頭」となっている。頭の外が固いのなら怪我が少なくて済みそうだが肝心の「脳みそ」が硬くなっているから人が栄養になる「水や肥料」
をくれても「石」だから吸収できない。せいぜい一時的に塗らすだけのようである。



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コメント
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