outdoor life by mizota

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正月らしい一日

2013年01月03日 22時33分21秒 | 退職生活
僕らが子供の頃の正月は、と言うと50年以上も前の話なんですが、山奥の家でしたから初めて「初詣」に行ったのも、車を買ってからだったので、僕は中学生になっていました

昭和35~6年頃だったと思いますが、徳島では有名な「大麻比古神社」でした。

何しろ昔の日本の普通の家には「車」もありませんでしたから・・・

それまでの元日は、朝起こされて家族に新年の挨拶をして、親から百円から千円程度のお年玉を貰って・・・

雑煮を食べてました

その雑煮と言うのは「地方色」があって、我が家の方式を話すと皆に驚かれるんですが・・・

味噌味のと言うより「味噌汁」の中にお餅を入れます。

ここまでは普通のようですが、それをお椀に入れてもらうと・・・大体大きなお餅が二つ入ってるんですが、そのお餅の上に「白砂糖」を大さじ二杯ほどかけます

そうすると・・・非常に甘いお餅になるんですが・・・当然ながら味噌汁も甘くなります。

でも家族全員がそうして食べてたから、雑煮はそう食べるものだと思ってました

そしてそれは、殆どの徳島県勝浦郡の家ではそうしていたようです。

まああの頃の僕らは、砂糖を見たら指につけて舐めていた位甘いものが不足してましたから、思う存分砂糖が食べられる正月の雑煮が楽しみでもありました

しかし習慣ですから・・・大人になるまで、人がなんと言おうと正月の雑煮の餅には砂糖をかけて食べてましたが・・・

なぜかいつの間にか砂糖をかけるより、そのままが美味しいと思い始めたんでしょう、今は味噌汁の味だけで食べています

その代わり・・・餅は好きなんですが、昔のように正月の雑煮が楽しみでなくりました

それだけでなく・・我が家の二人の子供(子供と言っても二人とも40近いですが)は子供の頃から、正月のお餅が入った雑煮が好きでありません

我が家だけかと思うと・・この頃は好きな子供が少ないそうです。

時代なんですね。

昔は正月前に多量の餅を搗いて、一月は餅ばかり食べていたけど・・・

話が反れてしまいましたが、僕が生まれた家は「主屋(本家)」だったので、二日や三日は次々に「親戚のおっさん」や家族が来て、賑やかでした

そして誰かが来るたびに、貰えるお年玉が楽しみでした

次男の僕の家は新宅だから、子供は結婚してないし、来るような親戚はありません。

まあ昔から僕らが正月に家に居ることが少ないから、当然と言えば当然なんですが・・・

それでも今年は家族四人が揃った正月らしい?「正月でした」

そして熊丸山に登って、四時になるのを待って、出来たばかりのベーコンやチーズの燻製、数の子などで、だらだらと・・・お酒を沢山呑みました

ベーコンの出来栄えについて、美由紀は「前のほうが良かった」と言ってます

前の時は二日間燻煙したけど、今回は一日だから当然と言えば当然なんですが。



コメント
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