outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

ランタントレッキングの注意点(3)

2019年04月01日 20時39分28秒 | ネパールの野鳥撮影旅

キャンジンゴンパの宿を含め9泊して分かった事は同じ場所でもロッジによって価格設定や料理の味や量、サービス等が様々でした。(ほとんどは不味い)

3月下旬はトレッカーも少ないのでガイドやポーターを連れてないトレッカーはロッジにとって非常に嬉しい客なので二人以上なら間違いなくロッジの宿泊料やシャワーは何処のロッジも無料にしてくれます。(1人の場合はロッジによると思う)

ただし飲み物を含め夕食と朝食をそのロッジで食べる事が条件なのでメニューを見比べて泊まるロッジを決めても良いと思います。(味が分かれば良いのだけれど)

それと泊まる人が少ないと夕食や朝食の時にストーブを焚いてくれない場合が有りました。

薪も下から担ぎ上げていますから、原価が高く少ない宿泊者だと採算がとれないのでしょう。

だから特に寒い時期は宿泊者が多いロッジを選ぶ方が快適です。

さて今日は雪のキャンジンゴンパを出てカトマンズ迄を順に書いて行きます。

3月26日

下山したガイド付きグループの足跡を頼りに僕らも下山を始めました

ラッキーだったのは曇り空だった事で晴天だったらサングラスを持って無かったから雪目になっていたと思います。

まだ雪が降る季節にトレッキングするならサングラスは必需品です。

直射日光に強い僕でも唇の皮が剥がれて痛い思いをした程紫外線が強いです。

標高が高い所の野鳥は限られているのと下痢も収まり始めたのでどんどん歩いてランタン村のラマホテルで昼食。

ダルバートとベジヌードルスープで1020円でした。

食後出発して次の村タンシャップ迄下り五軒のロッジの中から「サミットゲストハウス」に宿を取りました。

ここに限らず一般的なロッジはトイレ、シャワールームは共同で部屋には小さなベッドが2つ置いてあるだけの簡単なものです。

そのベッドの上に各自持参しているダウンの寝袋を置いてそれだけでは寒い高地では貸してくれる毛布や布団を被って眠ります。

ベッドから見上げると雪山が見えます

ここの食事は少し高めでしたがベジチョーメン(焼きそば)は久しぶりに人間の食べ物と感じました。

夕食と朝食と紅茶のミディアムポットで支払いは2430円でした。

大勢が泊まっていたのでストーブをどんどん焚いてくれて快適でした。

夜に少し降った雪が風で舞っていました

3月27日

登ってた時から野鳥が多いのはタンシャップからバンブーの間と思っていたのでゆっくり探鳥しながら下りました。

思った通りで野鳥が多くなかなか進めませんでした。

次の村ゴラタベラで昼になり、昼食

二人ともベジチョーメンとミルクティで1020円でした。

その後も探鳥しながら下り、川原にある温泉も過ぎましたが鳥に時間を取られ途中から鳥を諦めてラマホテル迄急ぎました。

宿は登りに昼飯を食べたラマゲストハウスにしました。このロッジ周辺も非常に野鳥が多くシャワーを浴びた後も撮影出来ました。

夕食、朝食に紅茶のビッグポットで合計2380円払いました。

ちなみにミディアムポットはカップに8杯分入っています。ビッグポットは12杯分ですが空気が乾燥してるのと汗を多量にかくのでほとんどの宿で着いたすぐビッグポットで紅茶(550円から1000円)を貰い出発迄に全部飲んでいました。

3月28日

一般的なトレッカーはシャブルベシから3日で登り2日でシャブルベシまで下りますが僕らは探鳥しながらなので4日で登り4日で下りました。

 ラマホテルを出発しても野鳥が多く登りのコースタイムで一時間45分の所を五時間掛かってバンブーに到着。

余り美味しくない食事だけど野鳥を写すのに具合が良いシェルパホテルに宿を取りました。

昼食の後シャワーを浴びて洗濯もして周辺で探鳥。

夕食は他に香港から来てるカップルがいたのですがストーブを焚いてくれず寒い食事でした。

昼食、夕食、朝食に紅茶のビッグポットで3430円でした。(今回も4000円払って釣り銭を貰うのに苦労しました)

3月29日

バンブーから下は野鳥が少ないので早く歩けてシャブルベシには昼過ぎに到着。

宿は「ホテルサンライズ」500円にしました。

夕食と朝食は宿で食べる事が条件ですが昼飯に縛りはないので近くの食堂に行き間チキンツクパを注文。

久しぶりに美味しいチキンツクパらしいちゃんとチキンがたっぷり入ったチキンツクパで大満足、二人で400円でした。

その足で翌日のカトマンズ行きバスチケット(帰り道は見晴らしが良い運転席側の3番4番シート。来る時は助手席側が見晴らしが良い)を購入(1人660円)

ホテルに戻ってシャワーを浴び始めたらぬるま湯しか出ませんでした。

その日は曇り空だったからでしょうが美由紀が浴びる頃は益々水になり二人共風邪をひいてしまいました。

シャブルベシの「ホテルサンライズ」には風邪を引きたくないなら泊まらない事です。

食事は高く近くの食堂の倍以上しますが中身はかなり落ちました。

部屋は悪くありませんが湯が出ないし、食事代も着いた時に泊まった宿より高いです。

夕食、朝食に紅茶のミディアムポットで2650円払いました。

3月30日

本当に悪路なのでくたくたに疲れて八時間掛かってカトマンズに到着。

タクシー何台かに交渉して200円でいつものホテル「ハッピーホーム」に戻りシャワーを浴びて洗濯。

五時になって急いで行ったのは日本食レストランの「おふくろの味」

僕は豚キャベツ味噌炒め定食、美由紀は豚しょうが焼き定食で久しぶりに大満足の食事でした。

サービス料込みで935円は本当に価値が有ります。

ランタンコースの10日間は死なない為に口に入れた物でアンナプルナとは大違いのモノでした。

しかし野鳥は初見初撮りが19種あり以前から見たかった雪鳩や英語で美しいマシコと呼ばれるコウザンマシコ等が写せて満足でした。

そんなんで野鳥の写真を少し見てください。

初めは標高3000メートルから5200メートルに住むユキバトの群れが餌を食べてる場面

 続いて飛び出し

ユキバトをアップしました

 次はクチバシの横のヒゲが目立つヒゲワシ

今日の最後は七色に輝くコウザンマシコのオス

 カトマンズに戻って二日間休養しました。

今日は地震で壊れた世界遺産のダルバール広場の建物の修復具合を見に出かけましたが全く進んでいません。

やる気が無いのかも??

昨日の夜はミソでチキンシツラー。

今日の夜はホテルの前の食堂でチキンバスケットでビールを飲みましたがチキンバスケットとは名ばかりで衣ばかりの下界で食べた久しぶりの豚の餌でした。(ここのミックスツクパは極めて美味しい)

明日は平常に戻ってシバプリ山に

探鳥に行きます。

これでランタンコースの注意点は終わります。

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

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