なんでもネタにしてたんだなーオレ、と実感できる情宣さかた裏版2003年7月25日号です。
労金酒田支店、「おれおれ詐欺」未然に防ぐ
身内を装い、高齢者から交通事故の示談金などをだまし取る「おれおれ詐欺」が、酒田市内などで相次いでいることを受け、金融機関側も、送金に訪れる高齢者に再確認を促すなど独自の対策に乗り出している。今月7日には同市の県労働金庫酒田支店(駒沢篤支店長)で、不審な点に気付いた職員が、被害を未然に防いだケースもあった。
同支店の事例では、お年寄りの送金依頼書に、受取人の住所と電話番号が記入されていないことや、金額が、報道された同種事件の被害額と近かったことなどを不審に思った窓口の職員が、孫と連絡を取るよう促し、送金手続きを保留した。
その後、数回にわたり、受取人を名乗る男から入金の有無を確認する電話が同支店にかかってきたという。職員がお年寄り宅に赴き、孫の生年月日や母親の名前を言わせるなど、具体的な確認方法を助言。その結果、お年寄りがだまされていることが分かった。
駒沢支店長は「金融機関は、顧客の財産を守るのが仕事。職員の対応を徹底するとともに、新聞の切り抜きなどを窓口に提示し、『おれおれ詐欺』に注意するよう促している」と話す。
~山形新聞~
……さすが、顧客中心主義を誇る労金らしいエピソードだと言えるだろうか。そういえば先日、生まれて初めての新車を買うために、労金酒田支店にカーライフローンを申し込みに行ったところ……
「えーと、クルマ買いたいんでお金貸してほしいんですけど。」学校の保護者だった担当にお願いする。
「おー。そうですかそうですか。」
「で頭金のためにぃ、財形とエースを解約して……」
「……なんで?」
「は?」
「県教組の支部長がなにゆーてんな!全部借りればいーじゃん!」
組合の役員にはけっこうキツい労働金庫でした。
(2003年)10月には、東北六県の労金が対等合併する。山形県労働金庫として築き上げてきた、これまでの私たちとの信頼関係の、さらなる強化を。
……うわー情宣らしいまとめ。読者からは強引すぎると思いきり笑われてしまいました。でもこの情宣、書記がわざわざ労金にあげたらしく、大喜びされたのである。記事をよく読むと、お年寄りが“払えなくもない”額を指定しているあたり、敵もなかなかやるもんだ。でもそれでばれちゃったとは。やるなー労金(またしても情宣らしいまとめ)。
わたしは労金の職員に、あのマスコットのロッキー(ろうきんとラッキーをジョイントしたんですって。知らなんだ)のことを「心臓疾患の鳥」と表現してひんしゅくもかっていたの。