事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

わたしのお気に入り My Bookmark4~ちりとてちん

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark3はこちら。

Mail01b 普通の勤め人ならばNHKの朝ドラを毎日チェックなんて無理かも。でも私はBSで朝7:30~と夜7:30~の再放送を毎日欠かさず見ています。

Chiritote 最初、私と子ども2人がはまって見ていましたが、今では夫も必ず出勤前に見て行きます。一家でお気に入りの番組です。
見ていない人は、途中からでもいいのでぜひ見た方がいいです。ブログの方でも紹介されてますが、脚本が絶妙に面白く、毎日必ず笑えるツボがあり、それでいて泣ける場面もあり、朝からウルウルくることも……。

ヒロイン・貫地谷しほり(スウィングガールズ・上野樹里の友人役)の演技も好感もてます。
こんなにおすすめの「ちりとてちん」ですが、視聴率がいまいちとか。従来の朝ドラとはタイプが違う面白いドラマなのに……。
「ちりとてちん」を知らないのは損!ぜひ、今からでも↓の公式サイトとブログを参考にして「ちりとてちん」を見て~!! 視聴率がわるくても盛り上がらないと!!

ちりとてちん公式サイト http://www3.nhk.or.jp/asadora/
NHK朝ドラ「ちりとてちん」日記 http://lovelovedrama.seesaa.net/

……そうなの。ウチの奥さんも「ちりとてちん」は絶讃しているのだ。前作の「どんど晴れ」は「あんまり立派なのよあのヒロイン(`・ω・´)」と毒づいていたのに、今期は毎昼(彼女は12:45から観ている)のめりこんで見ている。

 つい先日も朝日新聞で「こまやかにして充実の物語が、緩急自在に展開される。ときに意表も突かれる。つまり、目が離せない。『時計代わり』になりえず、視聴率が芳しくない理由の一つだろう。でも、だからこそじっくり見たい『ちりとてちん』。あとは後半も、この好調が続くかどうかだ」とまで言われているのだ。

 わたしもたまに見るんだけど、なにしろヒロインがヘタレ娘なのがいい。すぐ、くじけちゃうのね。そんな彼女に、和久井映見(絶品)と江波杏子が呆れるパターンが笑わせる。その逆もありだしね。個人的には「新選組!」で密偵の山崎を演じた桂吉弥が兄弟子役で出てくるたびにうれしく思ってます。「タイガー&ドラゴン」「しゃべれどもしゃべれども」につづき、落語ものに外れなし!

……放映は終了したし、視聴率は史上最低の結果になったようだが、このドラマの評価はむしろうなぎのぼりだ。記録よりも記憶に残るパターンか。これで和久井映見は完全復活し、貫地谷は一線に立った。楽しみだなあ。

My Bookmark5につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark3~みんなの検索エンジン

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark2はこちら。

Mail03a 私の場合、メインはYahoo!で調べものはGoogleです。
ランク付けに合わないサイトを探すときは、Yahoo!内のサイト検索を使います。
画像検索は百度がお薦めです。
アダルト画像についてはGoogleを凌ぎます。(^_^)v
恐るべし中国。

Harbwall ……Yahoo!の圧倒的な牙城がくずれている現状は知っていても、百度(バイドゥ)ってのは知らなかった。しかも検索エンジンで世界第三位とはっ!ソニー前会長の出井が社外取締役になっていることからもわかるように、この中国企業は日本の市場を重視しているようだ。

※出井について、ソニーの子であるわたしは言いたいことがたくさんある。出井こそ、ソニーを凋落させた責任者だろう。液晶技術を早々に見限ったことでテレビにおけるシェアをシャープにくわれまくり、技術者たちを涙させた罪は重い。有機ELテレビを世界で最初に市販するまで、はっきり言ってソニーはソニーじゃなかった。

※Googleがどんどん日本でも伸びているのは、検索機能云々よりも先に、Yahoo!などがポータルサイトとして親切になりすぎた(つまりださくなった)ことが背景にあるんだと思う。オフィスのパソコンで「ホーム」が簡素なGoogleだったりすると、「やるなあ」って感じするもんね。

それにしても、検索エンジンってインターネット界における最大の発明じゃないのか。これがなかったらネットがこれほどの勢いで普及することは絶対になかったはず。しかしそれがこれほどの商売になるなんて。

確かに問題点はあるんだと思う。ググるたびに自分の嗜好がGoogleに情報として蓄積されていくのは気持ちがいいものではない。どんなサイトが検索されて上位にくるかは各エンジンが秘中の秘にしているのも怪しい。でも、数十億のサイトからどんな形であれ関連情報をアッという間に提示してみせる手法は、どれだけ説明されてもわたしにはマジックにしか思えないのだった。

Le_notres_garden さて、暮らしの手帖みたいに実際にどんな情報が最上位にくるかやってみましょう。写真家「マイケル・ケンナ」と入力したときに出てきた画像です。上からGoogle とinfoseek(Bookmark1の疑問がここで判明。共通のエンジンを使用しているのだった)、Yahoo!と百度(なぜかいっしょでした)です。さあ、どれがあなたにフィットした検索エンジンだろう。

My Bookmark4につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark2~ブログの女王

2008-04-13 | デジタル・インターネット

My Bookmark1はこちら。

Shibata_photo  芸能ジャーナリズムで、たまに「ブログの女王」ともちあげられるタレントがいる。あ、ウィキペディア(これもわたしのブックマークにちゃんと入っています)で調べたら

「ブログの女王」→ 眞鍋かをり
「新ブログの女王」→ 中川翔子(中川勝彦の娘とはねぇ)、あるいは若槻千夏
「ブログの歌姫」→ 柴田淳
「ブログの達人」→ ともさかりえ(一日平均100万ヒット!)

なのだそうだ。へー。なかなかブレイクしないと思っていた柴田淳は、こんなところでメジャーになっていたのか。かと思えば何かの拍子に自分のブログが“燃え上がって”しまうタレントだっている。ちかごろで言えば、吉野紗香がブログで「攻殻機動隊」の草薙素子をやりたいと書き込んだら、攻殻オタクたちから「ふざけんじゃねぇ」とコメントが殺到。あるいは、星野奈津子が香川の祖母と孫の行方不明→殺人事件にふれ「あれは絶対……」という書き込みで一年間の謹慎処分をくらっている。

 善悪はともかくとして、ブログというものがこれだけ注目をあびているのか。それぞれに読者がいて、その内容に一喜一憂しているわけだ。これは驚き。わたしはネットという社会は、コアなファンを慰撫するだけの、もっと“軽い”ものだと思っていたので。

 わたしがネットに求めるものとは、たとえばこんなサイト。

デイリーポータルZ」 やる気のない残業時間にみるサイト、とみずからうたうように、脱力系のくだらないネタが満載である。そのなかでも、毎週土曜日に登場するべつやくれいにわたしは夢中。彼女は特に手芸系、工作系のバカなネタが多い。わたしひとりのお楽しみかと油断していたら、作家の北村薫がべつやくの「ココロミくん」を今年のベスト本にチョイスしてしまっていた!あの人は、ほんとに色々なところに目を配ってる。おそるべし北村。

Betsuyaku01   それはともかくべつやくれい。実はものすごい美人なのである。わたしのストライクゾーンどまんなか。なーんだそんなことで「お気に入り」なのか、と言われそうだけどさにあらず。べつやく、という珍しい苗字で気づきませんか?彼女は劇作家の別役実の娘であり、すっとんきょうなセンスは、どうやら父親譲りのようなのである。ぜひ。

My Bookmark3につづく。

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わたしのお気に入り My Bookmark 1~検索

2008-04-13 | デジタル・インターネット

D_02robot  さて、新シリーズ開始。人にそれぞれ愛読書や好みの音楽があるように、好きなサイトだって違っているはず。勇気を出してそのサイトを紹介してもらおうというわけ。

 どうしてこんなことを思いついたかというと、一般の書籍やCDは、数が多いとはいえ製造や販売にコストがかかるわけだから、流通している量は有限だ。でもサイトは違う。特にちかごろはブログの流行もあって(なにしろわたしだってやってるぐらい)、無限といえるほどに存在する。だから、本や音楽ならベストセラーやミリオンセラーとして評判になるとしても、サイトの場合はどれだけアクセス数が多くてもまったく知られていない場合もある。第一、あなたの隣の人がいま見ているサイトって想像もつかないでしょう?ひょっとしたら、わたしが知らないだけで世の中にはとてつもない娯楽がインターネットの世界には存在するかもしれないのだ。これはくやしい。

 だから「この1冊」の読者という限定された範囲でだけでも「こんなに面白いサイトがあるぞ!」って情報を、誰よりもわたしに教えてほしい。そんなわがままな企画です。

 さて、そうは言ってもブラウザからしてみんな違っているはず。わたしは(そして多くは)マイクロソフトのインターネット・エクスプローラー(以下IE)を利用しているけれど、IEにおける「お気に入り」、他のソフトなら「ブックマーク」を紹介してほしいのですよ。

 人にたずねるんだから自分のお気に入りをしばらく紹介していきましょう。

 まずは検索エンジン。無限につらなるネットの世界といえども、これは寡占化が進んでいるのではないだろうか。メジャーなのがGoogleYahoo!かな。ポータル(玄関)サイトをどちらかにしている人は多いと思う。わたしはウチのパソコンがYahoo!で職場はGoogle。でも画像検索がやりにくいのでそちらはNTTのgooに頼ることが多い。ここのスクロール検索はほんとに便利だから。ところが、Yahoo!もgooも出てくる画像がどうもつまらない。そんなときはなぜか楽天のやっているinfoseekがいいんですよ。どんな理屈で検索しているんだかさっぱりわからないんだけど……この事情は次号以降に判明する。

My Bookmark2につづく。

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Lost In Translation

2008-04-13 | 洋画

Lostintranslation02  コッポラの娘が映画監督として、そしてそれ以上に脚本家としての才能を爆発させた作品。「ゴッドファーザーPARTⅢ」を一人で壊していたと悪評サクサクだった彼女には、女優としての華はなかったものの別の種類の才があったわけ。よかった。

 アメリカの俳優はCMに出演することを“二流の存在の証明”として嫌うらしいが、自国民にばれないところでガンガン稼いでいる。日本はその代表。ディカプリオが刑事プリオになっていたり、シャーリーズ・セロンが軽自動車に乗ってはしゃいでいたりすることを、合衆国民は全然知らないでいる。「ロスト・イン・トランスレーション」で、サントリーをいやいや持ち上げる主人公ビル・マーレイの憂鬱な表情は、そんな「オレも堕ちたもんだ」という苦みのせい。

 彼と、カメラマンの夫についてきたものの、日本になじめずにいるスカーレット・ヨハンソンの目から見た東京は、おそらく異世界としてカリカチュアライズされて描かれるのであろうと予想していたら大間違い。二人の孤独を際だたせる背景として機能はしているが、わたしたち日本人から見ても“ふつうの東京”だ。あの藤井隆(まんまマシューで出演)ですら、ふつうに見える。視点が醒めているからだろうか。

 むしろ人生の通過点でとまどう二人の、どうしようもなく宙ぶらりんな不安感と、それゆえに共有できた喜びがきちんと感じとれておみごと。

「歳をとったら、楽になる?」
「………………そうでもない」

いいとこ突いている。彼らが迷子になっているのは、日本という異国にいることよりも、男にとっては先が見通せる年齢になったこと、女にとっては未来にまったく展望をもてない隘路であることが、しみじみと感じとれる作品。意外なほどよかった。

あ、そうだ。よかったと言えばCMのディレクターを演じた田所豊。元レッドウォリアーズのダイヤモンドユカイくんだ。この人が昔主演したのが「TOKYO POP」。「ロスト~」と同じように外国からやってきた女の子が東京でさまようお話。隠れた名作なのでこちらもぜひ。同じ専修大学文学部英米文学科出身だから言うわけではないが(笑)、ユカイくんが壮絶に英語がうまいのに驚かされるはず。だから今回ぜんぜん英語が話せない役柄なのはちょっとオシャレなキャスティングなのでした。

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視聴率

2008-04-13 | 情宣「さかた」裏版

Rating  言っちゃあなんだが、わたしは視聴率オタクである。学生時代から火曜日のスポーツ新聞(前週の視聴率トップ20が載る)は欠かさず買い、インターネットの【お気に入り】には、もちろんビデオ・リサーチ社のサイトを入れている。これはもちろんレイティング競争に血道をあげるテレビ局をゲーム感覚で楽しむため。そんなオタクの目から見れば、今回の日テレの“裏技”は、起こるべくして起きた事件だ。

 興信所を使って視聴率調査会社の保守点検の車を尾行させたとのことだが、昔は紙媒体を使って集約していたらしいので、誰もが“尾行”は思いついたはずだし、小林信彦の著作にもそんなネタはあった。そのプロデューサーの卑劣さに疑いはないが、問題はもっと別のところにあるはず。

このネット社会に、統計学上問題はないなどという理屈でわずか600世帯をサンプリングした数字で兆単位の金が動くことの不思議。そしてその指針が“サンプル世帯の更新が遅いため、高齢者向けの番組の視聴率が高い傾向がある”と批判を浴びていたビデオ・リサーチ1社独占である弊害。自己目的化した視聴率をもとに業界を制圧した広告代理店こそ、このゆがみの元凶であることを誰も指摘しない不健康さ……誰か何とかしないと。

どうせマスコミはどこも書けないだろうから、発行部数800というミニコミ(笑)である情宣だからこそ、ちょっとかましてみました。   

……2003年10月28日付「情宣さかた」裏版のコラムより。
お察しのように日テレのプロデューサーが視聴率調査該当世帯にキックバックの金を利用し“視聴依頼”を行ったという事件をとりあげたのです。このプロデューサー自身も、ある意味視聴率オタクだったのであり、業界全体もそうであることが問題だったわけだ。

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