♯6岡山大学付属高校篇はこちら。
倉本聡さん証人出廷「堤被告は孤独」
西武鉄道株の名義偽装事件で、証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)の罪に問われた前コクド会長堤義明被告(71)の第2回公判が21日、東京地裁(栃木力裁判長)で開かれ、被告側証人として脚本家の倉本聡さん(70)が出廷した。倉本さんは堤被告と麻布中学、高校の同級生だった。当時のことを尋ねられ「クラスがずっと違ったので、ほとんど知らなかった」「30年前ほど前に北海道の富良野に移住して、同じ時期に彼もプリンスホテルを建てるために富良野に来ていて再会した」と話した。
さらに「企業家としての大きさも知っているが、個人としては孤独だった」などと話した。
午後には堤被告が被告人質問に出て「ビジネスの世界ではなく、社会に何らかの形で恩返ししたいと思っている」と西武グループとは、関係を持たないことを明言した。10月末に判決が言い渡される予定。
[2005/7/22 日刊スポーツ]
♯7 堤義明 & 倉本聡
同級生であることにほとんど意味を見出せないパターン。なぜなら、この二人は麻布中、高時代に交流はなかったから。なぜなかったかと言えば、義明の親父である堤康次郎が「友人を作るな。利用されるだけだ」と徹底的に教えこんだからである。非情な帝王学。新聞の論調も「ほんとうの犯人は墓の下にいる」と義明に同情的。
それにしても康次郎のやってきたことってすごい。衆議院議長までのぼりつめた陰で、本妻・愛人・愛人の姉・愛人の妹・第二、第三の愛人・そしてそれぞれの子どもの離反と追従……。西友に勤めていたわたしの同級生が「(愛人の姉の子である)清二には池袋の店ひとつ(=西武百貨店)しか継がせなかったわけだ」と吐き捨てていたが、後継者にした義明(第三の愛人の子)にしたってそれが幸福だったかはまた別の話。まあ、これで義明が亡くなったら、またしてもドロドロの確執が表面化するのだろうが。ああ暗くなってきた。同級生篇の最後に、ほのぼのとしたヤツをふたつ。
♯8 星新一 & 新井素子のお父さん
東大時代の同級生。これは、なんかわかるなあ。
♯9 綾小路翔(氣志團) & 摩邪
わはははは。ネタじゃないかと思うくらいはまっている。中学時代の同級生。どんな中学やねん。
次回は血縁篇です。