ミュージカル「ウェイトレス」を観劇。
高畑充希がほぼ出ずっぱりである。相変わらず歌が上手い。前半75分休憩25分後半65分の合計2時間45分。飛んだり跳ねたりはないが、動き回るのとパイを作る手の動きをしながらの熱唱はさぞかし体力を消耗するに違いないが、それでも最後の最後まで声の張りは保っていたから、芝居の稽古の他に走り込みなどもしたのだろうと思う。役者は大変である。
高畑充希の他に光ったのはおばたのお兄さん。宮澤エマ演じるドーンの彼氏役だが、こちらは本当に飛んだり跳ねたりしながらの歌である。オタクぶりがケッサクで、かなり笑えた。多分何度観ても笑えると思う。
ミュージカル・コメディだから難しいことは考えずに歌と芝居を笑いながら楽しめばいい。時間に余裕がある人は観劇するといいと思う。東京公演は日生劇場で3月30日まで。