ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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年賀はがき抽選:1等のハワイ旅行など決まる

2007-01-14 19:01:48 | Weblog
年賀はがき抽選:1等のハワイ旅行など決まる 2007年1月14日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070114k0000e040026000c.html
 お年玉付き年賀はがきと切手の抽選が14日、北九州市小倉北区の九州厚生年金会館で行われ、1等から3等の当選番号が決まった。
 1等の当選本数は、100万本に2本の割合の7650本で、ハワイ旅行やデジタル一眼レフカメラとプリンターのセットなど5点の中から1点を選ぶ。2等の地域の特産品小包は、1万本に4本の割合の152万9836本、3等の切手シートは、100本に2本の割合の7649万1740本となっている。賞品引き換え期間は1月15日から7月17日まで。

2007年お年玉付き年賀はがき・切手当選番号
AB組共通
◇1等(わくわくハワイ旅行、にこにこ国内旅行、ノートパソコン、DVDレコーダー+ホームシアターセット、デジタル一眼レフカメラ+プリンターセット--以上5点の中から1点) 157788 457190
◇2等(地域の特産品小包1個) 
下4ケタ  5161 7093 7485 9614
◇3等(お年玉切手シート)
下2ケ 64 79


 だそうです。昔は1等も特定の品物だったはずですが、複数の品物から選択できるようになったのは、これも時代の流れなんでしょうね。

児童虐待、立ち入り強化へ…親への呼び出し命令も

2007-01-14 18:59:21 | Weblog
児童虐待、立ち入り強化へ…親への呼び出し命令も 2007年1月6日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070106it01.htm
 与野党は、急増する児童虐待に歯止めをかけるため、児童虐待防止法を改正する方針で一致した。
 虐待を早期に発見、是正できるように、全体的に親の権限を弱め、行政が問題に介入しやすくするのが狙いだ。虐待の疑いがある保護者に対し、知事が「呼び出し命令」を出し、応じない場合は児童相談所が保護者の住居に立ち入り調査できる制度を創設する。児童との面会制限などに違反した場合、罰則を科すことも検討している。与野党は25日召集予定の通常国会に議員立法として改正案を提出し、成立を図る考えだ。
 児童相談所が2005年度に受けた児童虐待の相談は3万4472件に上り、00年度の2倍に急増した。警察による摘発件数も06年上半期だけで120件に達し、過去最高となった。
 現行法では、「虐待の恐れがある」場合でも、保護者が拒否すれば、立ち入り調査を実施できない。保護者が食事を与えないなどのネグレクト(育児放棄)を行っている場合、虐待かどうかの見極めが付かず、手遅れとなるケースが少なくない。
 このため、改正案では、虐待の疑いがある保護者が立ち入り調査に応じなかったり、虐待の恐れが不明確な場合、知事が保護者に児童相談所の面接を受けるよう「呼び出し命令」を出す手続きを新設し、児童相談所の立ち入り調査権限を拡大する。それでも保護者が立ち入りを拒んだ場合、裁判所の令状取得などを条件に、「保護者の同意なく立ち入り調査を行うことができる」という強制立ち入りの規定を明記することも検討している。
 親権を盾に児童の治療を拒む「医療ネグレクト」に対応するため、親権を事実上制限し、治療を受けさせることを保護者に命じることも検討する。
 児童を保護した後の対応も強化する。現行法でも、児童相談所などが保護者と児童との面会や通信を制限できると定めている。さらに、制限に違反した場合の罰則規定を新設する方向だ。
 自民、公明、民主、共産、社民各党などの衆院青少年問題特別委員会の委員は「児童虐待防止法見直し勉強会」(幹事・馳浩自民党衆院議員)を設置して協議を重ね、改正の方向について大筋で合意した。3月にも改正案を作成し、同特別委での委員長提案を目指す。



 親が拒否しても児童相談所に立ち入り権限を与えることは、一歩前進だとは思いますが、緊急時の保護の権限などもできれば議論して欲しかった…というのが正直な印象です。
 この間も唐辛子を喉に詰まらせて死亡した4歳児の事件で、これまで警察や児童相談所が5回も介入しているのに、結局その命を助けることができませんでしたが、このようなケースでは法改正後も対応が難しい面があると思いますし、児童にとっての幸せは何かという視点を最優先で法改正の議論を進めて欲しいと思います。
 医療ネグレクトの問題も深刻ですね。確か宗教上の理由で他人の血液を輸血させないと親が抵抗した事件があったと思いますが、そこまでいかなくても、虐待が露見することを防ぐため医療機関にかかることを拒否する親もいますし、そういった虐待に対してどう対応していくかは、ある意味これから議論されていくのかとは思いますが、こちらも放置できない問題のはず。
 法律はどうしても後追いになるだけに、子供にとってどうすることが一番幸せなのかという視点で、幅広い対応ができるような法改正をお願いしたいものですね。

コンビニに刺し身 ローソン、都内で本格販売

2007-01-14 18:53:22 | Weblog
コンビニに刺し身 ローソン、都内で本格販売 2007年1月11日 中日
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070111/eve_____sya_____010.shtml
 コンビニにも刺し身が登場-。大手コンビニエンスストアのローソンが18日から、マグロなどの刺し身の販売に乗り出す。大手コンビニが刺し身を本格的に取り扱うのは初めて。高齢化が進む地方や住宅街の顧客獲得で大手スーパーに対抗するのが狙いで、他のコンビニなどの営業戦略に影響を与えそうだ。
 ローソンが販売するのはマグロのほか、マグロとシメサバ、ホタテの3品盛りなどで、価格は1パック347-399円。関東で76店舗を展開するグループの生鮮コンビニ「ローソン ストア100」のうち東京都内の一部店舗で18日から販売を開始、1カ月以内に計26店舗に拡大する。
 1500店規模の年内出店(改装含む)を予定する高齢者向けコンビニ「ローソンプラス」でも、生鮮食品の目玉として刺し身の取り扱いを始めていく方針で、3月以降、店舗施設の整備に合わせ順次扱う店舗を拡大する計画。売れ行きを見て、3-5年後にはローソンの半数以上の店舗が刺し身を扱える体制を整える意向だ。


 コンビニで刺身ですか…(汗 偏見と怒られそうですが、魚を調理する責任者がお店にいないようなところでお刺身を買って、万が一にも食中毒が発生したらどうするのかという問題もあるでしょうし、賞味期限が過ぎる前にお刺身の色が変化してしまった場合も、学生アルバイトだとそのまま販売しそうで怖い(オーナーならともかく、アルバイトの権限で勝手に食品を廃棄することはできないでしょうし、仮に値引きで売り切るとしても、全てのアルバイトに値引きの権限を許すと、不正行為が発生するリスクもあるかと思います)のですが、ローソンは随分大胆な戦略をとったものだと思います。

 確かに、お酒の販売が自由化されれば、今度はつまみを補強したいところですし、保存の効く乾燥したおつまみよりも、お刺身の方が人気が出るかとは思いますが、これは一種の賭け。もしコンビニでお刺身が販売されることが数年後に当たり前になるならば、ローソンが他のコンビニに比べ大きなアドバンテージをとることになりますが、肝心の利用者が受け入れることができるのか…。5年後に本当にローソン店舗の半分以上でお刺身を売っているのか、それとも採算があわずに撤退しているのか、要注目です。

ミスタードーナツ、商品に異物混入

2007-01-14 18:49:53 | Weblog
ミスタードーナツ、商品に異物混入 2007年1月13日 
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070113it04.htm
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070113STXKG000613012007.html
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0113/OSK200701130013.html
 ドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」が福岡県朝倉市と大阪市の2店で販売したドーナツ「もちもちくるみ」計3セット(1セット5個入り、147円)に小石のような異物が混入していたことがわかり、運営会社の「ダスキン」(大阪府吹田市)は13日、全1307店舗で同商品の販売を一時休止すると発表した。
 出荷した約143万セットのうち、店に残っている約82万セットは自主回収する。大阪市保健所は12日、客からの通報で大阪市内の店に立ち入り調査し、商品管理の徹底などを同社に指導した。
 同社によると、「もちもちくるみ」は6日から販売を始めた新商品。10日に朝倉市内の「ジャスコ甘木ショップ」で買った客から「(ドーナツの中に)石のようなものが入っていた」と指摘があった。11、12日にも大阪市天王寺区の「JR玉造駅ショップ」で買った客2人から同様の苦情があった。同社が調べたところ、いずれも直径約3~7ミリの小石のようなものが混入していた。
 「もちもちくるみ」の生地は、冷凍食品メーカー「ニップン冷食」(東京都渋谷区)に委託し、茨城県龍ヶ崎市内の同社工場で製造。各店舗に直接配送され、油で揚げて売られていた。これまでに約143万セットを出荷、11日までに約61万セットが販売された。
 ダスキンは、工場での製造過程で混入した可能性があるとみて調べているが、同社広報室は「お客様におわび申し上げます。原因を究明し、品質管理を徹底していきたい」としている。
 「JR玉造駅ショップ」では13日朝、レジの横に「原因究明と品質の安全確認ができるまでは販売を中止させていただきます」と書いたビラが張り出された。大阪市東成区の会社員男性(21)は「単純ミスかもしれないけど、腹が立つ。安全管理をおろそかにしないで欲しい」と話していた。
 ミスタードーナツでは、2002年5月、食品衛生法で使用が禁止されている食品添加物を使った肉まんを販売していたことが発覚。大阪府警が同法違反容疑でダスキン本社を捜索し、同社元専務ら2人が罰金20万円の略式命令を受けた。
 異物混入についての「ミスタードーナツ」の問い合わせ先は「ダスキンお客さまセンター」(0120・112・020)。平日は午前9時~午後8時、土、日、祝日は午前9時~午後5時。


 もっとも、先のローソンの賞味期限が切れたお醤油の件のように、迅速な公表さえしていれば、何度同じようなミスを犯しても通用するかといえば、消費者の側にも我慢の限度というものがあるわけで…。
 ミスタードーナツ絡みの不祥事と言えば、2002年5月に中国産の肉まんに食品衛生法で使用が禁止されている食品添加物を使っていたことが発覚したことにはじまり、2005年の4月にもプラスティック片がドーナツに混入して自主回収する騒ぎを引き起こしましたが、それから2年も経たないうちに、今度は新製品の「もちもちくるみ」に小石のような異物が混入して、ここ5年間で3度目と不祥事が続発…。
 『仏の顔も三度まで』とは言いますが、さすがにこれだけ同じようなミスを短期間に繰り返されると『いい加減にしろ~!』とぶち切れたくなりますし、もし子供が気がつかないで小石を飲み込むようなことがあったら、どう責任をとるつもりだったのでしょう???
 他の会社に製造を外注するのは自由ですが、商品に問題があり信用を失うのはまさしく、ミスタードーナツそのものだということは忘れないで欲しいものです。

ニュースリリースはこちら http://www.duskin.co.jp/news/2007/0113_01.html

ローソン、しょうゆ賞味期限切れの弁当を回収

2007-01-14 18:47:02 | Weblog
ローソン、しょうゆ賞味期限切れの弁当を回収 2007年1月13日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070113i205.htm?from=main2
 コンビニエンスストア大手「ローソン」は13日、店舗の一部で販売した弁当で、添えられているしょうゆの賞味期限が過ぎていたとして、自主回収を始めた。
 回収対象は、今月11日と12日に、東京都や神奈川県など19都道県の計482店舗で販売された「焼鯖(さば)寿司」と「にぎり寿司」。
 しょうゆの賞味期限が、弁当の販売日より4日から1日前になっていたほか、販売当日に賞味期限を迎えるしょうゆが添えられていた。同社では、「製品管理のミス」としており、商品またはレシートと引き換えに商品代を返金するという。


 しょうゆなんて、半分保存食のようなものですし、賞味期限が4日くらい過ぎていても健康上の問題や心配はまずないとは思いますが、ついこの間も不二家の賞味期限切れ原料の使用で世間が大騒ぎになっているだけに、ローソンは迅速な対応をとりましたね(本来ならばこうすることが当たり前なんですけどね…)。
 不況が長い間続いたせいか、どの会社も顧客重視を表面に出して企業活動を行っていますが、実際にその大原則を現場の人間1人1人が遵守できるかどうかは全く別の問題。
 企業間競争が激しい中、実際には中々難しい諸事情もあるとは思いますが、1つでも多くの会社がこの当たり前の大原則を守ってくれるようになると良いと思います。

ニュースリリースはこちら http://www.lawson.co.jp/news/91.html

就職人気は三菱商事首位 文系男子、商社が躍進 

2007-01-14 18:42:52 | Weblog
就職人気は三菱商事首位 文系男子、商社が躍進 2007年01月12日 共同通信
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070111/52900.html
 就職情報会社のダイヤモンド・ビッグアンドリードが11日に発表した2007年の大学生の人気就職先ランキングによると、文系男子は2年ぶりに首位に返り咲いた三菱商事をはじめ、大手総合商社の躍進が目立った。
 ダイヤモンドは「売り手市場を背景に安定よりもあこがれの企業に人気が集まった」としている。
 文系男子は2位が三井物産、3位は三菱東京UFJ銀行。文系女子では三菱東京UFJ銀行が首位、次いで全日本空輸が2位、3位は東京海上日動火災保険の順。
 理系男子の首位は前年に続いて日立製作所。2位は松下電器産業、3位は三井物産。理系女子の首位は松下電器産業となり、2位に日立製作所、3位にカゴメが入った。



 文系男子の人気ランキング1位は三菱商事、以下2位三井物産、3位三菱東京UFJ、4位住友商事、5位伊藤忠商事、6位丸紅、7位東京海上日動火災保険、8位三菱UFJ信託銀行、9位松下電器産業、10位三井住友銀行 と大手商社と大手都市銀行がランクイン。
 理系男子の人気ランキング1位は日立製作所、以下2位松下電器産業、3位三井物産、4位東芝、5位三菱商事、6位野村総合研究所、7位住友商事、8位キヤノン、9位ソニー、10位シャープとこちらは大手製造業と家電メーカー、大手商社に人気が集中。

 文系女子の人気ランキング1位は三菱東京UFJ銀行、以下2位全日本空輸(ANA)、3位東京海上日動火災保険、4位みずほフィナンシャルグループ、5位三菱商事、6位住友商事、7位ベネッセコーポレーション、8位三井物産、9位日本航空(JAL)、10位伊藤忠商事。こちらはイメージ先行とベネッセのように働き続けることを意識していることとの二極化といったところでしょうか。
 理系女子の人気ランキング1位は松下電器産業、以下2位日立製作所、3位カゴメ、4位サントリー、5位味の素、6位東レ、7位ロッテ、8位キリンビール、9位ハウス食品、10位三菱東京UFJ銀行。こちらは食品メーカーで開発職希望の学生が多いということでしょう。

 見事なまでに一流企業にまで集中していますし、あまり現実を見ない就職活動も困りますが、こういった企業は新卒でないとチャレンジの機会そのものがないこともまぎれも無い事実。入社してから何をやりたいのかという視点が 仕事選びでは一番重要かとは思いますが、個人的にはチャンスがあるのならば、こういった一流企業を受験してみるのも良いと思います。

大学生が選んだ就職先人気企業ランキング
http://www.diamond-lead.co.jp/ranking07.html

不二家:腹痛やおう吐を訴える苦情数件 問題発覚後

2007-01-14 18:37:22 | Weblog
不二家:腹痛やおう吐を訴える苦情数件 問題発覚後 2007年1月14日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070114k0000m040115000c.html
 不二家の洋菓子を昨年11月に関東地方で購入し食べたという消費者から、腹痛やおう吐などの健康被害を訴える苦情が同社に数件寄せられていることが13日、分かった。15日に開く記者会見で公表する予定。苦情があったのは、いずれも、不二家が問題を公表した今月11日以降。「健康被害」の時期から時間が経過しているため同社は、「因果関係を証明できない」と話している。
 不二家は、問い合わせに応じるための「お客様サービス室」を設置した。問い合わせ総数は数千件に上るが、その中で、「おかしな味がした」「食べた後、下痢や腹痛を起こした」などの声が複数寄せられたという。
 同社は健康被害の報告を精査しているが、中にはいたずらとみられる電話もあるといい、「昨年の話なので事実関係の確認ができず、健康被害に関しては謝罪するなどの措置も取れない」(同社幹部)と話している。時間が経過したのは、不二家が問題の公表を遅らせたためで、早期に顧客対応をとらなかった同社の姿勢があらためて批判されそうだ。


 確かにこの手の不祥事が発生した場合は、得てして巨大掲示板などで会社を誹謗中傷する書き込みが増えるものですが、中には真実の訴えもあるかもしれませんし、実際に消費期限切れの原材料を使用したり、「シューロール」に至っては、細菌検査で食品衛生法の規定を約10倍も上回る細菌数が検出されたにもかかわらず、そのまま出荷するような事実があった以上は、真摯に受け止める姿勢は必要でしょうね。

 それはそうと 不二家のHP 他のお菓子類まで出荷停止にしているわけでもないのに、HPのどこにアクセスしてもお詫び広告につながるのはどうなんでしょう…。
 トップページにお詫び広告を持ってくるのは当然としても、利用者の中には、他に取り扱っている商品について知りたい人もいるでしょうし、現時点でアクセスできるのは、お詫び広告とPDF文書の2つのみ、この対応は却って消費者に対して不親切では…という気もします。

関連ニュース
不二家:数年前も期限切れ卵…従業員証言 常態化の疑い
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070114k0000m040114000c.html

不二家製品、全国のスーパーなど31社が撤去

2007-01-14 18:34:22 | Weblog
不二家製品、全国のスーパーなど31社が撤去 2007年1月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070114i101.htm
 大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)の埼玉工場が、消費期限切れの原材料を使った洋菓子を製造・出荷していた問題を受け、全国のスーパーなどで、不二家製品を撤去する動きが広がっている。
 不二家によると、同社製品を撤去した小売り企業は、13日までに31社に上った。
 クイーンズ伊勢丹(本社・東京)は12日、18店舗すべてで、不二家の全製品を撤去した。同社で販売していたのは、チョコレートやクッキー、キャンデーといった加工菓子で、今回問題となった洋菓子は扱っていなかったが、同社は「安全性が確認されるまでは、販売を見合わせる」と話す。
 東急ストア(本社・東京)も12日、「安全性が確認できていない」として、全101店舗に対し不二家の全商品の撤去を指示。各店舗では13日の開店前に撤去した。高橋一郎社長は「不二家商品全般に対して、お客さんから不安の声が出ており、『疑わしきは販売せず』という観点から販売自粛を決めた」と話している。
 イトーヨーカ堂や、「ジャスコ」などを展開するイオン、ローソンといった大手スーパーやコンビニでは販売を継続しているが、「様子を見ている」(イトーヨーカ堂)、「今後については状況次第」(ローソン)と、行方を見守る姿勢だ。


 顧客イメージを重視するスーパーで、不二家商品の取扱をペナルティを兼ねて一時期見合わせる動きはほぼ予想できましたが、大手スーパーやコンビニまでがこの動きに追従するようだと、不二家本体の経営にも大きく影響してくるでしょうね
 ちなみに不二家の株価は年初の234円から週末終値の198円まで急低下。これだけ不安材料が出ていれば週明けも、引き続き下げ続ける確率も高いと思いますし、もうそろそろ経営陣の責任問題も出てきそう…と見ているのですが、万が一にも経営陣の責任問題と再発防止策の公表にもたついているようだと、この大手取引先まで見限られることになるかも…。

 日本の菓子業界からLOOKチョコレートやパラソルチョコレートといった誰もが知っているこの商品が消滅して欲しくはありませんが、せめて情報開示くらい迅速にして欲しいものですね。