ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

節分の恵方巻き、デザートの変わり種も登場 

2007-01-22 13:46:59 | Weblog
節分の恵方巻き、デザートの変わり種も登場 2007年01月22日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0121/006.html
 2月3日の節分に、縁起のよい方向を向いて丸かぶりすると福が訪れるとされる「恵方巻き」。フグや金箔(きんぱく)を使った高級巻きずしに加えてデザートの変わり種も登場し、バレンタインデーに並ぶ節分商戦の主役になりつつある。
 セブン―イレブン・ジャパンは今年から、ココアスポンジをのりに、ホイップクリームを酢飯に見立てた「丸かぶりロールケーキ」(税込み320円)を販売。ミニストップも、7種類の果物をクレープで巻いたフルーツロール(250円)を30日に売り出す。
 和菓子の源吉兆庵は、ようかんや白あんをスポンジケーキとのりで巻いた「恵方巻き」(630円)を昨年の3倍以上の8千本生産、全国の百貨店など約100店で販売する。高島屋日本橋店(東京)も、マキシム・ド・パリのロールケーキ「恵方ロール」(1260円)を限定60個扱う。


 恵方巻(えほうまき)と言えば、関西では2月3日の節分の日には、スーパーやコンビニでは特設コーナーができるくらい(節分の豆よりも)販売攻勢が凄いのですが、皆様の地域ではいかがでしょうか。
 もっとも、お菓子業界もこれだけ売り上げをあげることができるビッグイベントを指を加えて見ているつもりはないようで…。とはいえ、まさかモンブラン1つに735円の値をつける高級ブランドイメージの高いマキシム・ド・パリまでこの世界に参入してくるとは…。   時代も変わったものです。

<各社のお菓子版恵方巻はこちら>
★セブンイレブン 丸かぶりロールケーキ…ココアスポンジの間にバナナを挟み、左端にイチゴ、右端にキウィを挟んだもの。予約締め切りは1月30日まで
http://www.sej.co.jp/shohin/ehomaki_kanto.html
★源吉兆庵 求肥、羊羹、白餡を、ケーキと海苔で巻いた数量限定商品 1月下旬~2月上旬まで売り切れ御免で販売。税込み1本630円(日持ち10日)
https://www.secure-site.jp/kitchoan.co.jp/cgi-bin/shopping/newline/index.cgi?c=zoom&item=000079

退職金割り増し、会社側裁量認める…最高裁、逆転判決 

2007-01-22 13:42:37 | Weblog
退職金割り増し、会社側裁量認める…最高裁、逆転判決 2007年1月18日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070118i405.htm
 選択定年制度を利用し、退職金を割り増しで受け取れる早期退職を申し出た従業員の希望を、雇用主が拒否できるかどうかが争われた訴訟の上告審判決が18日、最高裁第1小法廷であった。
 才口千晴裁判長は、「雇用主側が承認した場合に限り割り増し退職金を支払うという内部規定があれば、申し出は拒否できる」と述べ、選択定年制度の適用に雇用主側の裁量を認める判断を示した。
 その上で、雇用主側に割り増し分の支払い義務があることを認めた1、2審判決を破棄し、従業員側の請求を棄却した。従業員側敗訴が確定した。
 訴えていたのは、神奈川信用農業協同組合(横浜市、解散)の元職員2人。
 同組合は、勤続15年以上などで早期退職を希望する職員に、退職金を最高6割増にする選択定年制度を導入。就業規則に基づく実施要項で、「希望者のうち、組合側が認めた者を対象とする」と規定した。元職員2人は2001年7~9月に早期退職を希望したが、その後、同組合は経営悪化などを理由に制度を廃止し、廃止前に申し出た2人の退職金の割り増しも認めなかったため、2人が割り増し分計1500万円を受け取る権利があることの確認を求めて提訴していた。
 1、2審判決は、「早期退職の申し出を組合側が承諾しなかったのは、制度の趣旨や目的に反する」として、同組合側の支払い義務を認めていた。


 ノイズ研究所事件で成果主義の導入により賃金減額を争った裁判で、基本給が7.2万円~3.4万円も減額された事例が合法とされた東京高裁の判例にも驚かされました(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/bfbe6bf0958c9be14c8809172d9c6555)が、今度は退職金の割増を巡り、その割増退職金を貰うことができる対象者を絞ることができるかどうかが争われ、労働者側が敗訴するという最高裁判決が出ました。

 この問題も難しいところで、無制限に割増退職金を出せば、優秀な人材からやめていってしまい、リストラ終了後の会社の建て直しが困難になりますし、かといって、『(辞めて欲しい)A氏は会社都合の退職金に割増をつけても今辞めてもらった方が将来的には得だから辞めてもらおう。でも残って欲しいB氏は逃げられないように通常の退職金しか払わないよ』といった恣意的な運用をされても困りますし、実際に一度退職を言い出した2人だって、今更 元の職場に戻って円満に過ごすことはかなり困難。
 普通は、辞めて欲しくない人間には事前に残ってもらうように根回しするものですが、個人的には後だしじゃんけんをされたようで、労働者側には酷な判決が出たと考えています。

経営再建へ、渦中の「不二家」分割案が浮上 

2007-01-22 13:36:11 | Weblog
経営再建へ、渦中の「不二家」分割案が浮上 2007年1月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070121i302.htm
 消費期限切れの牛乳などを使った洋菓子を製造・出荷し、工場の操業停止などに追い込まれた不二家の経営再建を巡り、事業の一部を分社化する案が浮上していることが20日、明らかになった。
 不二家の主な事業には、問題が発生したシュークリームなどの「洋菓子部門」のほか、チョコレートなどの「菓子部門」、「飲料部門」、「外食部門」がある。
 菓子部門については、不二家の第2位株主の森永製菓が「手伝うことはできる」(幹部)と、製造技術や安全管理などの支援に前向きな姿勢を示している。製パン最大手の山崎製パンは、洋菓子部門などで支援する考えを不二家に伝えた。
 飲料部門でも、不二家が飲料の販売を委託しているサッポロ飲料が支援に乗り出すとの見方がある。
 一方、不二家が約43%を出資するアイスクリームチェーン「B―Rサーティワンアイスクリーム」を巡っては、不二家が保有株を売却し、手元資金の確保につなげる可能性がある。
 不二家支援を検討する企業から見れば、不二家全体よりも、事業部門を絞った分社を支援対象とする方が、資金負担が軽く済み、ノウハウ提供などの技術支援もしやすくなる。
 不二家にとっては、経営効率が改善するほか、他社と組むことで消費者の信頼回復につながる利点がある。


 不祥事のニュースが一段落? したところで事業部門を分割する案が出てきているようです。菓子部門については森永製菓、洋菓子部門は山崎製パンが支援の考えを示しているようですが、一番最初に問題が発覚した洋菓子部門と外食部門はまだ支援するという企業が現れないようで…。
 外食部門の場合、事実上フランチャイズ店の支援部門になるかと思いますが、本社要員よりも、フランチャイズ全707店のオーナーと従業員の数の方がどう考えても人数としては多いはずですし、まずはこの外食部門をどこが支援するかを決めないと、本当の意味での支援にはならないのではないでしょうか。
 フランチャイズ店の中には親の代からずっとこの事業に専念している人もいますし、そんなオーナー達を裏切ることのない支援法を考えて欲しいと願います。

不二家、桜井取締役が社長就任・有識者の改革委設置 

2007-01-22 13:33:49 | Weblog
不二家、桜井取締役が社長就任・有識者の改革委設置 2007年1月22日 
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070122AT2F2200622012007.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070122it02.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/business/update/0122/075.html
産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070122/sng070122000.htm
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070122k0000e020021000c.html
 不二家は22日午前に臨時取締役会を開き、消費期限切れの原料使用問題の責任を取り、藤井林太郎社長(64)が辞任し、後任に桜井康文取締役(58)が就任した。1910年の創業以来、創業一族以外が社長に就くのは初めて。同時に外部有識者による改革委員会の設置を決め、同日午前に第1回会合を開いた。
 不二家はずさんな生産管理の実態が明らかになり、洋菓子の生産中止や小売店向けの菓子も主要小売店が相次ぎ製品を撤去した。藤井氏は休止に追い込まれた工場再開などに道筋を付け、3カ月程度をめどに社長を辞任する考えだったが、事態を重く受け止め、同日付で取締役も退いた。
 今後の経営方針を検討するため同日、「『外部から不二家を変える』改革委員会」を設置。委員に田中一昭拓殖大学教授が就いた。委員は弁護士の久保利英明氏や食品需給研究センター理事長の西藤久三氏など8人。内部管理の甘さがあったとの批判を踏まえ、社外からの意見を積極的に取り入れることにした。


 不二家の後任社長が正式に決まったというニュースです。前社長は当初は3ヶ月程度は社長の座にいて後任をじっくり決める方針としていたようですが、判断を遅らすことは会社の存続問題となりかねないため、本日早朝に臨時取締役会を開き、急遽社長の交代と外部有識者による改革委員会の設置を決めたようです。
 まあ、前社長から見れば、このまま経営悪化が進めば、最悪株式が紙くず同然にもなりかねません(法的破綻のほかにも100%あるいはそれに近い減増資を行うことでもそうなります)し、そうなると自身が生き残るための資産も残せないですから、そうせざるを得ない状況に追い込まれていたでしょうし、後はこの不祥事に直接絡んでいない重役の中から、菓子事業本部マーケティングリーダー兼不二家ファミリー文化研究所長という役職にあった桜井氏を選んだのだと思いますが、桜井氏から見れば、年が6つしか違わない絶対的なオーナー社長から社長の座を任されるとは1週間前までは夢にも思っていなかったのではないでしょうか。
 桜井氏には急な登板で戸惑う事も多いとは思いますが、不二家が藤井一族の個人商店から真の意味でのお菓子メーカーに生まれ変わるためにも経営改革にその身を捧げて、この会社を立て直して欲しいと願います。

番組ねつ造:納豆発注ストップ…業者悲鳴

2007-01-22 13:30:28 | Weblog
番組ねつ造:納豆発注ストップ…業者悲鳴 2007年1月22日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070122k0000m040101000c.html
 テレビ番組「発掘!あるある大事典2」が放送した「納豆ダイエット」の内容ねつ造を、制作した関西テレビ(大阪市北区)が認めて一夜明けた21日、大生産地の茨城県の納豆製造業者には早速発注取り消しの電話が入り、業者が頭を抱えている。増産態勢をとっていた業者は「このままでは廃棄処分が出るかもしれない」と話す。
 同県日立市の小規模業者は「7日の番組放映後、スーパーの注文が通常の1.5倍以上に増えたが、今日から注文がぱたっと止まった」と話す。発酵で作る納豆は出荷2~3日前に、発注量を予測して製造を始める。業者は「22~23日出荷分は既に作ったが、賞味期限は1週間。注文が来なければ廃棄するしかない。数十万円の損失になる」とため息をつく。
 同県土浦市の小規模業者も、スーパーから注文を取りやめる電話がかかってきた。「納豆の容器や出荷用段ボールも大量に発注してしまった。倉庫に入らないかもしれない。テレビ局はスーパー、業者、消費者ら大勢の人に迷惑をかけた。影響力が大きいことを認識してほしい」と憤る。
 水戸市のスーパーの男性従業員(36)は「番組で売り上げが倍になったが、今日の売れ行きは以前に戻り、かなりの納豆が売れ残った。大量仕入れで在庫もあり、消費期限内にさばききれるか心配。発注はしばらく見合わせる」と話した。


 まあ、『あるある』は自業自得としても、たまったものではないのが納豆の製造業者。中には、納豆は嫌いだけど、ダイエットに効果があると信じて購入していた女性も少なくないようなので、売り上げが急減する事が予想され、予想外のペースでキャンセルが出ているようです。
 今までは無名のメーカーでも『とりあえずどこのメーカーのものでも良いから確保しろ』といった姿勢だっただけに、知名度のないメーカーほどこの影響は大きいと思われますし、この業界は零細事業者も少なくないだけに、経営に与える影響が心配です。

番組ねつ造:「おわび」視聴率、関東は9.7% 

2007-01-22 13:27:45 | Weblog
番組ねつ造:「おわび」視聴率、関東は9.7% 2007年1月22日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070122k0000e040039000c.html
 関西テレビ(大阪市北区)制作のテレビ番組「発掘!あるある大事典2」で、データやコメントがねつ造されていた問題で、同テレビが冒頭でおわび放送をした21日午後9時から54分間の同番組枠の平均視聴率は、ビデオリサーチの調べで関西地区が11.1%、関東地区が9.7%だった。最高視聴率は、冒頭5分間の「おわび」前後で、関西地区が14.5%、関東地区で13.7%。
 「あるある大事典」はフジテレビ系列の人気番組で、放送開始以来10年間の平均視聴率は、関西地区で16.7%、関東地区で15.0%。前週(14日)放送分は、関西、関東とも平均14.4%だった。
 21日は「あるある大事典」を休み、後ろの番組を1時間前倒しして放送した。

◇抗議や苦情2500件 関西、フジTV
 関西テレビと系列キー局のフジテレビ(東京都港区)への視聴者からの抗議や苦情、問い合わせは22日も続き、両局のまとめで、合わせて2500件を超えた。
 関西テレビ広報部によると、22日午前11時までに約280件の電話があった。また、フジテレビ広報部によると同日までに電話が約800件、電子メールも約1500件寄せられた。


 視聴率を見る限り、日頃『あるある』を見ている人のほぼ全てが、この謝罪会見を見ていたことになりますが、単なる謝罪会見でこれだけの視聴率を取ってしまうとは、実に皮肉なモノだと思います。
 番組には打ち切り説も出ていているようですが、私も何度か見たことがある番組だけに、今後の動向が気になるところです。

「あるある」打ち切りも 番組捏造、苦情が900件

2007-01-22 13:25:15 | Weblog
「あるある」打ち切りも 番組捏造、苦情が900件 2007年01月22日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0122/001.html
 フジテレビ系の生活情報番組「発掘!あるある大事典2」が紹介した納豆のダイエット効果にデータ捏造(ねつぞう)などがあった問題で、制作した関西テレビ(大阪市北区)は21日、予定していた同番組の放送を取りやめ、視聴者へのおわびを放送した。同局は同番組の打ち切りを含めて検討しており、22日以降の系列局会議で正式に決める。
 関西テレビとフジテレビ(東京都港区)には21日、「こういうことをしていいのか」などの苦情電話が相次ぎ、担当社員らが対応に追われた。
 放送の信頼性を揺るがす事態に、関西テレビでは午後から千草宗一郎社長ら幹部が緊急拡大危機管理委員会を開き、対応を協議した。「番組を打ち切るべきだ」との意見も続出したが、最終的には経営トップの判断に任されたという。番組の今後は、スポンサーの意向も受けたうえで、22日以降に開くフジテレビ系列局のネットワーク会議で決める。
 関西テレビは21日に予定していた「発掘!あるある大事典2」の放送を別の番組に差し替えた上、冒頭の5分間で特別番組を放映した。データ捏造が明らかになった個所の映像を流しながら、関西テレビの男性アナウンサーが「識者発言を恣意(しい)的に創作し、虚偽のデータや写真資料を使っていたことが判明しました。放送局の信頼を著しく損なうことになり、深く反省し、おわび申し上げます」と謝罪した。
 この日は日曜で、関西テレビの正面玄関は閉まっており、通用口を出入りする人影もまばらだった。30代の男性社員は「放送局としてあってはならないことが起きて本当に残念。信頼を取り戻すために気を引き締めて頑張るしかない」と話した。
 関西テレビには20日夜から21日午後11時35分までに視聴者から、「うそだったんですか」「もう信用しない」などの苦情が146件寄せられた。フジテレビにも、20日からの2日間で「責任をどうとるのか」など約800件の苦情があった。


 『あるある』と言えば、日曜夜9時の人気番組で、他局の『行列のできる相談所』などと激しい視聴率争いをしている人気番組ですが、納豆についてのデーター捏造問題は、とうとう番組そのものの打ち切りも検討という非常事態になってきているようです。
 仮に打ち切りになったとすれば、同じようなテーマの番組をぶつけるわけにもいきませんし、そうなるとフジテレビ(製作は関西テレビ東京支社)は貴重なドル箱を失うことになってしまいますが、この問題どうなるんでしょうね。視聴率次第ではスポンサーのCM料金にも影響してくるだけに、局としてはできれば打ち切りだけは避けたいのがホンネだとは思いますが、苦情の多さを考慮すれば、最悪の事態もあるのかもしれません。

宮崎知事にそのまんま東氏、無党派層が支持

2007-01-22 13:20:38 | Weblog
宮崎知事にそのまんま東氏、無党派層が支持 2007年1月22日
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070121itw3.htm
産経 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070121/skk070121003.htm
 4月の統一地方選の前哨戦となる宮崎、山梨、愛媛の3県知事選は21日、投開票された。官製談合事件で起訴された前知事の辞職に伴う宮崎県知事選は、新人で元タレントのそのまんま東=本名・東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)=氏(49)(無)が、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)(無)ら新人4人を破って初当選した。
 お笑いタレント出身の知事は1999年まで大阪府知事だった横山ノック氏以来。無党派層の幅広い支持を集めた東氏の勝利は、既成政党の統一地方選や夏の参院選の戦い方にも影響を与えそうだ。
 宮崎県知事選では、官製談合事件で政治不信が広がる中、抜群の知名度を持つ東氏が、27年の芸能生活からの引退を表明して出馬。政党や業界団体の推薦を受けずに街頭演説などで公約を訴える「草の根選挙」を展開し、若者や女性の無党派層を中心に支持を広げた。
 争点の入札制度改革では、指名競争入札の廃止や、談合に関与した職員に対する厳罰を掲げた。農産物を「そのまんまブランド」として売り出す政策も訴えた。
 自民党は、川村氏と元経済産業省課長の持永哲志氏(46)(無=自民・公明推薦)の分裂選挙となり、互いに組織票をまとめ切れずに共倒れした。
 東氏は21日夜、当選を受けて、「宮崎は変わらなくてはならないという私の訴えが、広く有権者に共有された」と語った。投票率は64・85%だった。
 山梨県知事選は、新人の元衆院議員の横内正明氏(64)(無)が、再選を目指した現職の山本栄彦氏(71)(無)らを破り、初当選した。
 自民党が分裂選挙となる中、前回約9000票差で惜敗した横内氏は、「攻めの県政にスタンスを変える」と訴え、地盤の衆院山梨3区に加え、県内全域で現職批判票を掘り起こした。山本氏は、民主、公明両党の地方組織の支援も受け、実績をアピールしたが、及ばなかった。投票率は66・23%だった。
 愛媛県知事選は、現職の加戸守行氏(72)(無=自民・公明推薦、社民支持)が3選を果たした。加戸氏は2期8年の実績を強調、推薦や支持を受けた3党の支持層などを手堅くまとめた。投票率は過去最低の43・12%。




 かって横山ノック氏が大阪府知事に当選した時も吃驚しましたが、こんどは そのまんま東氏が宮崎県知事選で初当選です。
 宮崎県と言えば、官製談合事件により、出直し選挙が行われ、元林野庁長官の川村氏まで出馬するなど、その動向が注目されていましたが、いくらそのまんま東氏が以前から政治に関心があったとはいえ、(支持者からは偏見と怒られるかもしれませんが)過去にマスコミを何度か騒がせる言動を起こしたこの人は正直どうなんだろう…と思っていたのですが、県民は今の仕組を根本的に変えてくれる可能性が一番高い人として彼を選んだようです。

 実際には彼は外見(失礼?)とは異なり、政治にも精通していてかなり頭の良い人だと聞いていますが、第1期東政権はどうなることでしょうか。宮崎県から不祥事のダーティなイメージを取り払う救世主となることを願いながら、彼が行う県政に注目したいと思います。

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070121ia22.htm
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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070122k0000m010096000c.html
東氏当選:有権者 「何かが変わるかもしれない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070122k0000m010092000c.html