中古パソコン:用途確認し価格比べよう 電源を入れて動作確認を--購入のコツ 2007年1月28日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070128ddm013100159000c.html
◇XP威力十分 98やMe、サポート切れ
マイクロソフト社の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズビスタ」が30日に発売される。新機種が出回れば、現行の「ウィンドウズXP」パソコンが中古市場で増えることが予想される。XPパソコンはまだ十分な力があり、安く購入するのも手だ。中古パソコン購入のコツを調べた。
電気の街・秋葉原。パソコン関連販売大手「ソフマップ」は中古パソコンの専門店を構えている。リユース事業本部課長の田村栄章さんは「中古パソコンを買う時は、単に安いから買うではなく、使い方を考えてから」とアドバイスする。
一口にパソコンと言っても用途はさまざま。ネット閲覧とメールが大半という人や、売り上げ計算や文書作成だけの人、画像加工や3Dゲームなど高い処理能力を求める人もいるだろう。「自分の用途に十分な性能があるかを確認した上で、価格を比較してほしい」と田村さん。
同社の売れ筋は04、05年型のXPパソコン。田村さんは「4、5年前のモデルではCPU(中央演算処理装置)やメモリーなどの性能がやや落ちるが、最新機能を求めなければこのモデルで十分」と勧める。価格は性能と状態で異なるが、おおむねノート型で7万~8万円前後、デスクトップ型(モニター別)で4万~6万円前後。プリンターなど周辺機器も中古でそろう。
ウィンドウズ98やMeなどXPより前のOSは、マイクロソフト社のサポートが切れており、ウイルス対策などの安全性を考えると、これらの搭載パソコンは不安。このためソフマップではサポート切れOSの搭載機は扱っていない。XPのサポート期間は、家庭用パソコンに多く使われる「ホームエディション」の場合、最長であと7年あり、当分は大丈夫だ。
また、元はMe搭載機だったが、後からXPに積み替えたようなパソコンも避けた方が無難だ。
付属ソフトの有無も、必ず確認したい。ワープロや表計算、メール閲覧など使用頻度の高いソフトが別売りだと、総額では高くつくことがある。中にはOS自体が別売りのパソコンもあり、初心者は避けたい。逆に、自分の用途では使わないソフトがたくさん付いていても、かえって使いにくいことがある。
保証期間も店や品物で違うので要注意。一般に、品物は新しい方が保証期間が長く、新古品ならメーカー保証が付いていることもある。ただ、これも店によって異なり、メーカー保証以外は全く保証しないところもある。保証が切れたら修理は有償で、決して安くない。
中古パソコン販売関係会社の団体、中古情報機器協会(東京都港区)事務局長の小澤昇さんは、「中古品は同一機種でも品物ごとに状態が違う。全くの初心者なら新品をお勧めします。2台目や子どもさんの入門機などがよいのでは」と話す。その上で、購入する時は「できるだけ多くの店を回り、商品数が豊富な店で見比べること。必ずパソコンの電源を入れて、動作確認することもお忘れなく」。
オークションなどでの購入も、初心者は避けた方が賢明だ。
◆中古パソコンを上手に買うポイント◆
<1>予算と目的をはっきりさせる
中古品は状態により一物一価。使用目的に合った商品を選ぶ。
<2>OSの有無と種類
中古パソコンにはOSがないものもあり、初心者には不向き。サポートのない古いOSも避けた方がいい。
<3>応用ソフトや付属品
応用ソフトや付属品の有無で使い勝手が大きく変わる。別売りだと高くつくことが多い。
<4>外観をよく確認する
画面の映り方や傷、ノートパソコンの本体と画面部分をつなぐヒンジの滑らかさなどは、手にとって調べる。
<5>保証とサポート
保証期間やサポートの有無、使用説明書が付いているかも確認。
<6>ドライブの種類
CDの読み込みだけか、書き込みも出来るのか、DVD再生は--なども、用途に応じて確認。(中古情報機器協会などによる)
先日マイクロソフトの新OSのVISTAが発売されましたが、予想通り大半の顧客は様子見のようですね。(新OS「ビスタ」発売、消費者は様子見 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070130AT1D3000930012007.html)
中古パソコンと一言に言っても、中には未使用のノートパソコンがOSが古いという理由だけで売り出されるケースもありますし、ハードディスクの容量もそこそこありで、値段が大幅に下がるのならば、今のパソコンを2年以上使っていている方ならば、個人的には購入を検討しても良いのではないでしょうか。(私も新古車ならぬXP新古パソコンなら値段次第では2台目用として真剣に検討しています)
幸いXPパソコンはセキュリティに関しては2014年までのサポートが正式に決りました(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/ea31de09cae1ab8491b597ae496657f8)し、最新機能に拘らないのならば、こういった中古パソコン(特に型落ちの未使用品なら心理的抵抗も少ないのでは…)も選択肢の一つになってくるのではないかと思います。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070128ddm013100159000c.html
◇XP威力十分 98やMe、サポート切れ
マイクロソフト社の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズビスタ」が30日に発売される。新機種が出回れば、現行の「ウィンドウズXP」パソコンが中古市場で増えることが予想される。XPパソコンはまだ十分な力があり、安く購入するのも手だ。中古パソコン購入のコツを調べた。
電気の街・秋葉原。パソコン関連販売大手「ソフマップ」は中古パソコンの専門店を構えている。リユース事業本部課長の田村栄章さんは「中古パソコンを買う時は、単に安いから買うではなく、使い方を考えてから」とアドバイスする。
一口にパソコンと言っても用途はさまざま。ネット閲覧とメールが大半という人や、売り上げ計算や文書作成だけの人、画像加工や3Dゲームなど高い処理能力を求める人もいるだろう。「自分の用途に十分な性能があるかを確認した上で、価格を比較してほしい」と田村さん。
同社の売れ筋は04、05年型のXPパソコン。田村さんは「4、5年前のモデルではCPU(中央演算処理装置)やメモリーなどの性能がやや落ちるが、最新機能を求めなければこのモデルで十分」と勧める。価格は性能と状態で異なるが、おおむねノート型で7万~8万円前後、デスクトップ型(モニター別)で4万~6万円前後。プリンターなど周辺機器も中古でそろう。
ウィンドウズ98やMeなどXPより前のOSは、マイクロソフト社のサポートが切れており、ウイルス対策などの安全性を考えると、これらの搭載パソコンは不安。このためソフマップではサポート切れOSの搭載機は扱っていない。XPのサポート期間は、家庭用パソコンに多く使われる「ホームエディション」の場合、最長であと7年あり、当分は大丈夫だ。
また、元はMe搭載機だったが、後からXPに積み替えたようなパソコンも避けた方が無難だ。
付属ソフトの有無も、必ず確認したい。ワープロや表計算、メール閲覧など使用頻度の高いソフトが別売りだと、総額では高くつくことがある。中にはOS自体が別売りのパソコンもあり、初心者は避けたい。逆に、自分の用途では使わないソフトがたくさん付いていても、かえって使いにくいことがある。
保証期間も店や品物で違うので要注意。一般に、品物は新しい方が保証期間が長く、新古品ならメーカー保証が付いていることもある。ただ、これも店によって異なり、メーカー保証以外は全く保証しないところもある。保証が切れたら修理は有償で、決して安くない。
中古パソコン販売関係会社の団体、中古情報機器協会(東京都港区)事務局長の小澤昇さんは、「中古品は同一機種でも品物ごとに状態が違う。全くの初心者なら新品をお勧めします。2台目や子どもさんの入門機などがよいのでは」と話す。その上で、購入する時は「できるだけ多くの店を回り、商品数が豊富な店で見比べること。必ずパソコンの電源を入れて、動作確認することもお忘れなく」。
オークションなどでの購入も、初心者は避けた方が賢明だ。
◆中古パソコンを上手に買うポイント◆
<1>予算と目的をはっきりさせる
中古品は状態により一物一価。使用目的に合った商品を選ぶ。
<2>OSの有無と種類
中古パソコンにはOSがないものもあり、初心者には不向き。サポートのない古いOSも避けた方がいい。
<3>応用ソフトや付属品
応用ソフトや付属品の有無で使い勝手が大きく変わる。別売りだと高くつくことが多い。
<4>外観をよく確認する
画面の映り方や傷、ノートパソコンの本体と画面部分をつなぐヒンジの滑らかさなどは、手にとって調べる。
<5>保証とサポート
保証期間やサポートの有無、使用説明書が付いているかも確認。
<6>ドライブの種類
CDの読み込みだけか、書き込みも出来るのか、DVD再生は--なども、用途に応じて確認。(中古情報機器協会などによる)
先日マイクロソフトの新OSのVISTAが発売されましたが、予想通り大半の顧客は様子見のようですね。(新OS「ビスタ」発売、消費者は様子見 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070130AT1D3000930012007.html)
中古パソコンと一言に言っても、中には未使用のノートパソコンがOSが古いという理由だけで売り出されるケースもありますし、ハードディスクの容量もそこそこありで、値段が大幅に下がるのならば、今のパソコンを2年以上使っていている方ならば、個人的には購入を検討しても良いのではないでしょうか。(私も新古車ならぬXP新古パソコンなら値段次第では2台目用として真剣に検討しています)
幸いXPパソコンはセキュリティに関しては2014年までのサポートが正式に決りました(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/ea31de09cae1ab8491b597ae496657f8)し、最新機能に拘らないのならば、こういった中古パソコン(特に型落ちの未使用品なら心理的抵抗も少ないのでは…)も選択肢の一つになってくるのではないかと思います。