ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

ペットボトル牛乳、秋にも 食品安全委が解禁案 

2007-01-21 22:30:59 | Weblog
ペットボトル牛乳、秋にも 食品安全委が解禁案 2007年01月19日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0119/001.html
 牛乳もペットボトル入り商品が登場しそうだ。内閣府の食品安全委員会は18日、牛乳の容器にペットボトルを使っても「適切な条件下で管理される限り、十分に安全性を確保できる」との評価案を報告した。早ければ今秋にも販売可能になる見通しで、手軽さやおしゃれ感覚で若者に親しまれ、冷蔵庫に横にも置けるペットボトル牛乳で業界は消費回復を目指す。
 厚生労働省令で牛乳容器の内側に使われる合成樹脂はポリエチレンなど2種類に制限されている。コスト面からも紙パックが安く、ペットボトルは使われていなかった。だが、飲用向け牛乳はピーク時より1割以上消費が落ち込んでおり、ペットボトルで消費回復を狙う日本乳業協会が昨年11月に解禁を求めていた。
 今後は国民から意見を求めた上で、安全委が正式に答申。それを受け、厚労省が審議会で検討し、省令を改正する。同協会は「消費回復の切り札の一つになってくれればと期待している。ただ、牛乳は傷みやすく、業界で規格の検討が必要」と話す。


 私も、昼食をパンで軽く済ませるときは、砂糖のたっぷり入ったジュースではなく、かといって無糖のお茶ではイマイチ味気ない思いをしていたのですが、もし常温でも封を開けなければ 一定期間常温で保存できる牛乳ができれば、食事のお供として検討すると思います。
 現在は紙パック入りの牛乳がほとんどですし、ふたのできるペットボトル入りの牛乳が発売されれば、オフィス内での昼食や残業食と一緒に需要が期待できそうですが、ペットボトルの場合は直に口につけて飲む事が多いため、飲みきらないと衛生面で問題もあるでしょうし、仮に発売するとしても250ミリリットルあるいは350ミリリットルの飲み切りサイズでの発売が大前提になるかと思います。

薬のレセプト、健保が直接審査・病院の同意不要に

2007-01-21 22:25:28 | Weblog
薬のレセプト、健保が直接審査・病院の同意不要に 2007年1月18日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070118AT3S1700Z17012007.html
 厚生労働省は、処方せんに基づいて患者に薬を出す調剤薬局の診療報酬明細書(レセプト)について、会社員が入る健康保険組合による直接審査をしやすくする。直接審査に病院の事前同意が必要な仕組みを改め、同意がなくても審査できるようにする。健保組合によるチェックを強化し、過剰な投薬による過払いを防ぐのが狙い。直接審査が定着すれば、医療費の削減にも寄与しそうだ。
 レセプトは医療機関が各健保組合に支払いを求める医療費の明細書。現在は各健保組合が、厚生労働省が管轄する審査機関である社会保険診療報酬支払基金にレセプトの内容の審査を委託。同基金が内容をみたうえで各健保の支払額を知らせている。


 レセプトのチェック体制を強化するのは良いのですが、結果として過剰診療になった医療のうち、患者が負担した3割の一部負担金の取扱はどうなるんでしょうね…。
 患者の立場から見れば、医師から『○○の検査もやっておきましょうか?』と言われれば、中々断れるものでもありませんし、何が過剰診療かなどわかりませんが、健保組合が過剰診療として医療機関に支払いを拒否するのならば、患者としてはこの3割分のお金も返して欲しいところ。高額療養費については健保組合が独自の上乗せ給付をしているところも多いので、こういった過剰診療分も取り返してくれれば加入者は助かるのですが、権利義務の関係もあるので今まで通り通知だけだして終わりでしょうか…。

 もっとも、健保組合側と医療機関側にあまりにもレセプトの判断の認識の相違があると、結果として医療機関側の経営を圧迫しそうな気もします。

学校6日制復活検討も・教育再生で文科相

2007-01-21 22:18:26 | Weblog
学校6日制復活検討も・教育再生で文科相 2007年1月19日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070119AT1G1901N19012007.html
 伊吹文明文部科学相は19日の閣議後記者会見で学校週5日制について「国民の合意があるなら見直しを検討しなければならない。政治として見極めが必要」と述べ、土曜日を含む「6日制」の復活も検討対象になるとの考えを示した。授業時間を確保し、学力向上を図るためだが、国民生活に与える影響も大きいだけに論議を呼びそうだ。
 文科相は「漸進的に5日制を元に戻すなら教員の実稼働日数が増える。給与やカリキュラムを抜本的に変えなくてはならない」と指摘。教育再生会議が授業時間の増加を提言していることも指摘し、「国民に問いかけながら答えを出していくべきだ」と語った。
 学校5日制への移行は1992年度から部分的に始まり、2002年度から完全5日制に移行した。


 必須授業の未履修問題は、とうとう土曜日も授業を復活させるかどうかという議論にまでなってきたようです。もっとも、学校5日制がスタートし始めた頃から比べると職場も週休2日制の普及もあり、今は土曜日は交代で出勤が前提という職場も多くなりましたし、もし土曜日の授業を復活させるとなると、子供達に午後の時間をどう過ごしてもらうかという問題もあるのではないでしょうか。学童保育の充実など、共働きの世帯が困ることのないように慎重に議論を進めて欲しいと思います。

ヘソクリも安心 ハイテク貯金箱、大人に人気

2007-01-21 22:13:53 | Weblog
ヘソクリも安心 ハイテク貯金箱、大人に人気 2007年1月11日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/trend/070111/trd070111001.htm
「住人」成長、暗証番号式
 遊びながらお金を貯(た)める貯金箱が人気を集めている。貯まった額に応じて主人公の人生が展開するストーリー物や、本物と同じようにカードや暗証番号が必要な現金自動預払機(ATM)の小型版、旅行ガイドに五百円硬貨をはめ込みながら「行った気」になれる貯金本も…。どれも目標額まで続けられるように工夫が凝らされ、子供よりも大人が熱中しているようだ。

 「これは貯めたくなる貯金箱です」
 こんなキャッチコピーで、タカラトミーが昨年末に発売したのが液晶画面付き貯金箱「人生銀行」(4987円)だ。五百円硬貨専用で10万円まで貯金可能。1カ月から1年までの間で達成日数を設定し貯金していくと、目標額や貯金のペースに応じて、液晶画面の中の「住人」の人生が変わっていく。
 「初めは3畳ひと間からスタートし、お金が貯まると広い部屋への住み替えや就職、結婚など、住人の人生がステップアップしていきます。続きのストーリーを見たくなるから貯金もはかどるのではないでしょうか」と同社広報課。
 短期間に高額の貯金をすると高級住宅でのハイグレードな暮らしが待っている。逆に、貯金が滞ると「学費が払えない」などと「住人」が催促。挫折してお金を取り出すと、再び3畳ひと間に逆戻りする。

小型ATM
 東急ハンズ心斎橋店で、一昨年からロングセラーとなっているのは、ATMを小型化した貯金箱で、各メーカーが競って生産し、小売価格は3000円前後が多い。
 お金の引き出しや預け入れには、専用のICカードと暗証番号が必要で、無理やりこじ開けるとアラームが鳴るなど、セキュリティーも本物そっくり。6種類の硬貨を判別し入金した総額がデジタル表示されるなど高機能なのも特徴だ。
 メーカーの一つ、友愛玩具によると、一昨年9月からこれまでに約65万台を出荷。購買層は子供よりも大人が中心で「年配の方が認知症予防に買い求めたり、セキュリティーの高さから、20~30代の女性に人気」という。

はめ込み式
 またここ数年、同店で根強い人気となっているのが、テンヨーが出した「10万円貯まる本」シリーズ(1260円)。貯金箱ではなく「本」形式で、右半分のページに五百円硬貨をはめ込むくぼみが20個並んでいる。くぼみ一つ一つに、都市名が書かれ、1枚ずつ硬貨をはめていきながら、旅行気分を味わえる。
 同店販売促進の藤原弘毅さんによると、貯金箱が一番売れるのは、年末年始と新生活の始まる3~4月だとか。
 その一方で、「貯金箱もいいですが、お店としては、貯金より買い物をしてもらいたい」とも。


 貯金箱といえば、昔は子供に金銭感覚を与える意味で親が買い与えるものだったと思いますが、最近は大人も楽しめる中々面白い仕組のモノも発売されているようですね。
 東急ハンズは元々面白グッズを集めるお店なので、より凝った貯金箱が多い面もあるかとは思いますが、他にも『ジャンボ賽銭箱 http://www.hands-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=01001097242』やJRの新幹線を形どったマスコットデジタルクロック(時計に貯金箱の機能を備えています)シリーズや、6種類の硬貨を自動選別できる『銭別銀行(http://www.hands-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=01000081256)』など見ているだけで楽しい気分になる商品が豊富。
 そういえば、ウチの実家にもキャッシュボールという、使えなくなった千円、五千円、一万円札の裁断クズを約100枚分使ってできている貯金箱(http://www.hands-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=01001155818)がありますが、こちらもこのお店で取り扱っているようです。

 貯金箱もただ貯めるのではなく、楽しんで貯める時代が来たということでしょうか…。

生活習慣:30~60代、18%「健康的でない」 うち9割「将来病気に」

2007-01-21 22:08:59 | Weblog
生活習慣:30~60代、18%「健康的でない」 うち9割「将来病気に」2007年1月15日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/news/20070115ddm013100024000c.html
 30~60代の5人に1人は、自分の生活習慣が「健康的でない」と感じ、その9割が今のままだと体調悪化や病気を招くと心配していることが、NTTデータシステム科学研究所(東京都江東区)の調査で分かった。
 同研究所が昨年、1都3県(神奈川、千葉、埼玉)の30~69歳の男女5159人を対象に、インターネットでアンケート調査を実施した。
 自分の生活習慣が健康的と思っている人は40・1%、健康的でないと思っている人は18・4%だった。「健康的」と答えた人の6割は、将来も「今より健康」「問題なく健康」と考えていた。一方、「健康的でない」と答えた人の9割は、体調が悪化したり何らかの病気になっていると予測。「生命の危険があるくらい深刻な病気になっている」と答えた人も10・9%いた。
 一方、食生活の改善にずっと取り組んでいるのは19・3%、運動は19・9%にとどまり、生活習慣の問題点を自覚しながら、実行に移せていない実態も浮き彫りになった。


 この報告書を読んでいて、ちょっと気になったのが、男女で健康診断の受診率に格差が見られること。『過去1年以内に健康診断を受けましたか』の質問に対しては、男性は職場の健康診断を半強制的に受診させられていることもあるのか 全世代で7割を超えていますが、女性は30代で45.5%と過半数割れ、40代で56.6%、50代で61.3%と、一度家庭に入ると年齢が若い世代程、受診率が低い傾向が見られます。
 これは健康保険制度の種別別に見ると一層その傾向が強まり、国民健康保険では本人57.5%・家族60.3%とそれ程の格差が無い(本人負担があるからだと思われます)のに対して、政管健保は本人が78.8%に対して家族が55.0%、健保組合が本人が81.6%に対して家族が52.1%、共済組合は本人が87.5%に対して家族が44.2%。
 健康診断で実際の数値を見せられればまだ実感することもあるのかもしれませんが、何年も健康診断にかからなければ、知らないうちに生活習慣病が悪化している可能性もありますし、医療費の削減を本気で考えるのならば、これまで事実上無料で健康診断を受けられた人ばかりでなく、今後はそれ以外の人も、(たとえ公費で一部の費用を補助してでも)手頃な価格で健康診断を受診できる仕組作りが必要になってくるように思います。

ニュースリリースはこちら http://www.nttdata.co.jp/release/2006/111700.html
『生活と健康に関する意識調査』報告 はこちら (PDF全59ページ)
http://www.riss-net.jp/project/healthcare/pdf/seminar20061117.pdf

国民生活世論調査:「生活不安」過去最多67% 「年金・医療充実を」--内閣府発表 

2007-01-21 22:05:22 | Weblog
国民生活世論調査:「生活不安」過去最多67% 「年金・医療充実を」--内閣府発表 2007年1月14日 
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070114ddm002040066000c.html
朝日 http://www.asahi.com/life/update/0114/001.html
◇団塊世代中心「年金・医療充実を」
 内閣府が13日発表した「国民生活に関する世論調査」では、日ごろの生活で悩みや不安を感じている人が調査開始(58年)以来で過去最高の67・6%に上った。悩みや不安の内容では「老後の生活設計」が54%と最多で、特に50代では約7割と高く、定年を控えた団塊世代などの老後不安を浮き彫りにした。政府に力を入れるよう望む政策では、社会保障改革が72・7%と最多だった。
 調査は昨年10~11月に全国の成人男女1万人を対象に面接で実施し、回収率は59・4%。
 悩みや不安を感じる人の割合は、バブル経済が崩壊した91年ごろから基本的に増加傾向が続いており、今回は前回調査(05年6月)に比べて1・2ポイント増えた。逆に「感じない」人は同0・2ポイント減の31・9%だった。性・世代別では40代女性の76・3%、50代男性の75・2%などが、高い割合で悩みを抱えていた。
 感じると答えた人に複数回答で内容を聞いたところ(1)老後の生活設計54%(2)自分の健康48・2%(3)家族の健康41・2%(4)今後の収入や資産の見通し38・2%--の順。「老後」への不安は50代女性が70・1%、同男性が69・3%で特に高く、「自分の健康」は70歳以上、「今後の収入」は30代がそれぞれ高かった。
 「今後、政府はどのようなことに力を入れるべきか」(複数回答)との質問には年金・医療など社会保障改革を望む声が04年以降3回連続で最も多く、前回比11・4ポイント増の72・7%となった。一方で景気対策は03年以降の減少傾向の継続で50%(前回比3・5ポイント減)にまで低下し「景気回復の浸透」(内閣府政府広報室)もうかがわせた。
 さらに、「生活の程度は世間一般からみてどうか」には▽「上」1・1%(前回比0・3ポイント増)▽「中の上」11%(同2・2ポイント増)▽「中の中」54・1%(同0・1ポイント減)▽「中の下」26・3%(同1・2ポイント増)▽「下」6%(同1・3ポイント減)--と答え、計91・4%(同3・3ポイント増)が「中」程度との意識を持っていた。

国民生活に関する世論調査 最新版はこちらで閲覧することができます。ご参考までに。
http://www8.cao.go.jp/survey/h18/h18-life/index.html

過去の調査報告書は下記のリンクから入手することができます。
http://www8.cao.go.jp/survey/index-ko.html

生活意識:3期連続「景気は悪化」 日銀アンケート

2007-01-21 22:03:30 | Weblog
生活意識:3期連続「景気は悪化」 日銀アンケート 2007年1月12日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070112k0000m040122000c.html
 日銀が11日発表した06年12月の生活意識アンケートによると、個人の景況感を示すDI(1年前と比べ景気が「良くなった」と答えた割合から「悪かった」と答えた割合を引いた値)は、前回調査(06年9月)比1.2ポイント減のマイナス12.2と3期連続で悪化した。暮らし向きDI(1年前と比べ「ゆとりが出てきた」と答えた割合から「ゆとりがなくなってきた」と答えた割合を引いた値)は、マイナス39.6と横ばいだった。
 1年前と比べ物価が「上がった」と回答した割合は同12.7ポイント減の46.5%と、05年3月の調査以来、6期ぶりに減少した。「下がった」と回答した割合も同3.6ポイント増の7.3%で6期ぶりに増えた。「原油の値下がりで、ガソリン価格などが落ち着いてきたことが影響した」(日銀)とみられる。
 調査は06年11月21日~12月11日、全国の成人4000人を対象に実施し、1784人(44.6%)から回答を得た。


 世間では景気は引き続き回復しているとありますが、実感としてはやはりこんなものでしょうか。実際新聞などでボーナスの額が史上最高としているのは大企業ばかりですし、3分の2の人が勤務する中小企業では、人手不足感はあっても、バブルの時のように多額の賞与が出るわけでもなく…。
 『現在の水準はどうか?』という質問に対して、どちらかと言えば悪いが35.6%・悪いが9.5%(どちらとも言えないが40.7%)、『現在の暮らし向き』もゆとりがなくなってきたが44.6%(ゆとりがでてきたは5.0%)とあることを考慮すれば、景況感についても、『1年前と比べ景気は良くなったか』『1年後の景気はどうなるか』との質問に対して、6割台の方が変わらないとしているのも、半分諦め気味の「変わらない」では…などとどうしても勘ぐってしまいます。
 金利水準については、63.5%の方が低すぎるとしているようですね。さすがに○年預けても1%になるかならないかでは無理ないでしょう。

「生活意識に関するアンケート調査」(第28回)の結果 はこちら
http://www.boj.or.jp/type/release/teiki/ishiki/ishiki0701.htm

賞味期限42日過ぎた菓子、幼稚園に納入…群馬の業者

2007-01-21 22:00:52 | Weblog
賞味期限42日過ぎた菓子、幼稚園に納入…群馬の業者 2007年1月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070120i514.htm?from=main5
 群馬県高崎市の弁当製造業者「まるふじフーズ」が賞味期限を42日過ぎた菓子を市内の私立幼稚園に納入し、園児52人が食べていたことが20日、わかった。
 県によると、業者は17日、弁当と一緒に菓子「プチホットケーキ」を納め、幼稚園は同日昼に給食で出した。
 菓子の賞味期限は昨年12月6日で切れており、気づいた職員が途中で食事を止めさせたが、すでに食べた園児がいた。業者は県に「うっかりミスだった」と説明しているという。
 園児の1人が同日夕、下痢や嘔吐を訴え、病院で診察を受けたが、菓子による食中毒の可能性は低いという。


 このプチホットケーキというのがどういうお菓子かは知りませんが、さすがに賞味期限を42日も過ぎたものを平気で納入するというのは呆れて物が言えません…。
 業者は「うっかりミスだった」としているようですが、ここまで在庫管理がいい加減だと、結局のところ取引先の信用を失うだけですし、一体何をやっていたのだと責められても無理ないのではないかと思います。

USJで販売の菓子2製品、賞味期限切れの原材料 

2007-01-21 21:57:37 | Weblog
USJで販売の菓子2製品、賞味期限切れの原材料 2007年01月20日
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0120/OSK200701200036.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070120i506.htm
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070120AT5C2000O20012007.html
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の運営会社「ユー・エス・ジェイ」は20日、USJ内で販売していた菓子2製品に賞味期限切れの原材料が使われていたとして、販売を中止し、商品を回収すると発表した。
 2製品は菓子製造業「おたべ」(本社・京都市南区)の若狭工場で昨年3~12月に製造された「チョコレート」(892円)と「クリームサンドウィッチクッキー」(1050円)。原材料の液体チョコレートとクリームが、昨年3月までの賞味期限のものを計約2万個販売した。おたべは不二家の一連の問題を受けて12日から自主的に社内調査をして使用の事実を確認した。17日になってUSJ側に連絡したという。検査機関で品質検査をした結果、健康に影響はないとしている。
 また、おたべは、この他に同工場で製造し、京都地区を中心に販売しているチョコレート製品についても自主回収すると発表した。昨年9~11月までに製造したチョコレート製品「HAPPA CHOCOLATE」9500箱で、賞味期限切れの原材料を使っていた。京都地区の観光地や駅売店などで販売したという。
 おたべは原因について「チョコレートなど賞味期限が1年以上の原材料について安全に対する認識が甘く、賞味期限のチェックを含めた管理体制も不十分だった」と説明している。
 同社は1965年の設立で京都銘菓の生八つ橋を製造する十数社のひとつ。社名と同じ商品名で生八つ橋を観光地の土産物屋や駅の売店で販売している。


 「おたべ」と言えば、京都の生八つ橋を製造・販売している大手4社の1つですが、最近は和菓子だけに限らず、多様な商品を販売しているようで…。
 その中でもおたべは、八つ橋のほかにもどら焼きやぜんざい、あんフィナンシェなど、八つ橋だけに拘らず、いろんな分野の商品を展開しているチャレンジャーな企業ですが、その中のひとつ、「はっぱ チョコレート」で賞味期限切れの材料を使用していたようです。
 ちなみに、この商品 『煎茶、ほうじ茶、玄米茶…。カカオのポリフェノールが話題のチョコにカテキンパワーのお茶を配合したヘルシーな和チョコ』というのがウリの中々個性的な商品ですが、だからこそ、品質には最新の注意を払って欲しかったですし、せっかく育て上げたブランドのイメージをこのような形で失うのは非常に勿体無いことだと思います。