宵々々山、寂しい風情 祇園祭、台風接近で見物客ため息 2007年7月14日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071400144&genre=I1&area=K10
祇園祭は14日、台風が近づくなかで、宵々々山を迎えた。多くの山鉾で懸装品が外されてやぐらだけになり、祭り気分を満喫できなかった見物客からはため息が漏れた。3連休初日で多くの人出が見込まれたが、午後9時現在で、昨年に比べて14万人少ない7万人(京都府警発表)と寂しい風情となった。
大型の台風4号を警戒して、多くの山鉾町は、厄よけのちまきや記念品を売るテントを撤去して備えた。
長刀鉾や北観音山では、駒形提灯を点灯させ、囃子(はやし)方が山鉾に乗って祇園囃子を演奏した。函谷(かんこ)鉾でも囃子はあったが、提灯はなく、鉾の胴をシートで覆った。月鉾は途中で鉾の拝観を中止。蟷螂(とうろう)山など多くのかき山は、懸装品を取り付けず、やぐらだけで臨んだ。
歩行者天国となった四条烏丸かいわいは人通りが少なく、遠方から来た観光客はがっかり。しかし、山鉾の代わりに会所飾りや屏風(びょうぶ)飾りを楽しんでいた。
昨日は京都に所用があったので、夕方の5時頃に山鉾町周辺(室町通りと新町通りあたり)を少し散策したのですが、山鉾町にもそれぞれの方針があるのか、骨組みだけの山や鉾もあれば、ビニールをかけて前掛けや見送りをつけている山もあり、町家?の中で展示している懸装品なども楽しみながら、自宅に戻るまでのひと時を過ごしました。
時間帯が時間帯だけに、もう少し時間を潰して宵々々山も覗こうかな…とも考えたのですが、台風が近づいている事や、屋台巡りをしても仕方ないこと、偶然函谷鉾の祇園囃子がほんの少しとはいえ聞けたことや、宵山のように様々な各種イベントもないだろうと考え、早々と退散。それにしても、いくら街中で風の直撃を受けないとはいえ、この悪天候の中でお店を出さないとならない屋台の方々も大変でしょうね…。
話題になっていた浄妙山の携帯ストラップ(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/f147887570988b63d5942e380fa63a9f)も、もし残っていれば、是非欲しかったのですが、残念ながら売り切れ。
代わりというわけではありませんが、黒主山(食べられるちまきを売っているところでも有名ですよね…^^)で売っていた黒基調のおしゃれな京うちわに一目惚れして思わず衝動買いしてしまいました。
ちなみに、黒主山は、謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大友黒主が志賀の桜を眺める姿を示した、桜のピンク色が鮮やかな中々特徴的な山。今年の巡行では、30番目(後ろから3番目)で、浄妙山同様、かなり後ろの方の巡行になります。
個人的には、鉾や大きな山よりは、小ぶりな山の方がドラマ性があって私は好きなのですが、後半の後の巡行(昔は17日と24日に巡行を分けていたため、後から加わった24番目の北観音山から32番目の南観音山までを後の巡行と呼びます)はそういった山が多いので、17日に山鉾巡行を見学に行かれるのでしたら、是非最期までお楽しみ頂きたく思います。
2007年山鉾巡行順番及び各山鉾の紹介はこちら
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/2007/jyunban/jyunban.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071400144&genre=I1&area=K10
祇園祭は14日、台風が近づくなかで、宵々々山を迎えた。多くの山鉾で懸装品が外されてやぐらだけになり、祭り気分を満喫できなかった見物客からはため息が漏れた。3連休初日で多くの人出が見込まれたが、午後9時現在で、昨年に比べて14万人少ない7万人(京都府警発表)と寂しい風情となった。
大型の台風4号を警戒して、多くの山鉾町は、厄よけのちまきや記念品を売るテントを撤去して備えた。
長刀鉾や北観音山では、駒形提灯を点灯させ、囃子(はやし)方が山鉾に乗って祇園囃子を演奏した。函谷(かんこ)鉾でも囃子はあったが、提灯はなく、鉾の胴をシートで覆った。月鉾は途中で鉾の拝観を中止。蟷螂(とうろう)山など多くのかき山は、懸装品を取り付けず、やぐらだけで臨んだ。
歩行者天国となった四条烏丸かいわいは人通りが少なく、遠方から来た観光客はがっかり。しかし、山鉾の代わりに会所飾りや屏風(びょうぶ)飾りを楽しんでいた。
昨日は京都に所用があったので、夕方の5時頃に山鉾町周辺(室町通りと新町通りあたり)を少し散策したのですが、山鉾町にもそれぞれの方針があるのか、骨組みだけの山や鉾もあれば、ビニールをかけて前掛けや見送りをつけている山もあり、町家?の中で展示している懸装品なども楽しみながら、自宅に戻るまでのひと時を過ごしました。
時間帯が時間帯だけに、もう少し時間を潰して宵々々山も覗こうかな…とも考えたのですが、台風が近づいている事や、屋台巡りをしても仕方ないこと、偶然函谷鉾の祇園囃子がほんの少しとはいえ聞けたことや、宵山のように様々な各種イベントもないだろうと考え、早々と退散。それにしても、いくら街中で風の直撃を受けないとはいえ、この悪天候の中でお店を出さないとならない屋台の方々も大変でしょうね…。
話題になっていた浄妙山の携帯ストラップ(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/f147887570988b63d5942e380fa63a9f)も、もし残っていれば、是非欲しかったのですが、残念ながら売り切れ。
代わりというわけではありませんが、黒主山(食べられるちまきを売っているところでも有名ですよね…^^)で売っていた黒基調のおしゃれな京うちわに一目惚れして思わず衝動買いしてしまいました。
ちなみに、黒主山は、謡曲「志賀」のなかで、六歌仙の1人、大友黒主が志賀の桜を眺める姿を示した、桜のピンク色が鮮やかな中々特徴的な山。今年の巡行では、30番目(後ろから3番目)で、浄妙山同様、かなり後ろの方の巡行になります。
個人的には、鉾や大きな山よりは、小ぶりな山の方がドラマ性があって私は好きなのですが、後半の後の巡行(昔は17日と24日に巡行を分けていたため、後から加わった24番目の北観音山から32番目の南観音山までを後の巡行と呼びます)はそういった山が多いので、17日に山鉾巡行を見学に行かれるのでしたら、是非最期までお楽しみ頂きたく思います。
2007年山鉾巡行順番及び各山鉾の紹介はこちら
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/2007/jyunban/jyunban.html