ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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勇壮 宵山の石見神楽 島根の社中、八坂神社で奉納 

2007-07-17 06:01:51 | Weblog
勇壮 宵山の石見神楽 島根の社中、八坂神社で奉納 2007年7月17日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071600162&genre=I1&area=K10
 祇園祭宵山の恒例行事となっている島根県の伝統芸能、石見(いわみ)神楽の奉納が16日夜、京都市東山区の八坂神社であった。勇壮な舞が観客らを魅了、祇園祭を盛り上げた。
 同神社の祭神スサノオノミコトが神楽の演目に登場することから、京都島根県人会の八坂神社島根奉賛会が30年以上前から行っている。
 島根県浜田市金城町の久佐西組神楽社中の舞い手が、午後7時すぎに能舞台に登場。「塩祓(はらい)」に始まり、太宰府に左遷された菅原道真が左大臣と刀を交える「天神」やスサノオノミコトが大蛇を退治するクライマックスの「大蛇(おろち)」まで6演目を披露した。
 全国的にも珍しいという和紙と粘土で作った面を着け、テンポの速い八拍子の囃子(はやし)に合わせて舞う姿に、舞台前にぎっしりと並んだ観客は盛んにカメラのシャッターを切っていた。

厄よけちまきに人垣 祇園祭 宵山に35万人 2007年7月17日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071600166&genre=I1&area=K10
 祇園祭は16日、宵山を迎えた。途中、小雨がパラパラ降り、傘の花も開いたが、見物客は名残惜しそうに山や鉾、露店を縫って歩き、宵山の風情を楽しんでいた。
 三連休最後の休日。京都市中心部の山鉾町かいわいには、35万人(午後9時、京都府警発表)が詰めかけた。
 「常は出ません、今晩限り」。授与品を並べたテントから浴衣姿の少女たちの厄よけちまき、お守りを案内する歌声が響いた。お囃子(はやし)とは違った趣に誘われ、テントの周囲は人だかりもできた。
 午後10時半ごろからは、17日の山鉾巡行が晴れるよう祈願して、各山鉾町から八坂神社、御旅所までを往復する「日和(ひより)神楽」もあった。



はいは~い(笑) 私、その石見神楽を見に行って来ました。雨がほぼ降り止んだ夕方から出掛け、32の山鉾の半数程(灯りが付いているのは情緒的で良いのですが、ご神体が乗せていないのは仕方ないとしても、骨組みだけの山が何個かあったのは残念でした。)を見学してから、八坂神社に向かったのですが、ちょうど3番目の『大江山(鬼退治)』を演じていて、その後に『恵比寿』、「鍾馗(しょうき)」、『大蛇(おろち)』と演じ続け、結局最期まで見てしまいました…(^^ 『大蛇』はホント感動もので、私もシャッターを切りまくりでしたね。
 ちなみにこの石見神楽、本場は島根県浜田市だそうで、演目も30以上あるのだとか…。そういえば、鷺舞(さぎまい)も京都の八坂神社から津和野の八坂神社に伝わり、京都の方は一旦廃れてなくなってしまったものの、津和野の鷺舞を元に、戦後に復活させたのだとか…。(鷺舞は24日の花傘巡行が終了した後の八坂神社での奉納でも見ることができます)
 島根と京都…。中には小京都と呼ばれる津和野が島根県ではなく山口県にあると勘違いしている人もいる(観光案内では萩・津和野と扱われることが多いので無理もないんですけどね…)ようですが、伝統芸能という意味では、島根と京都は中々深くつながっているようですね。

グッドウィル:ロゴ入り衣類など、派遣に備品押し売り 支店にノルマ課し

2007-07-17 05:57:32 | Weblog
グッドウィル:ロゴ入り衣類など、派遣に備品押し売り 支店にノルマ課し 2007年7月14日
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070714dde041040011000c.html
 日雇い派遣労働者の給与からの「データ装備費」天引きが問題となっている日雇い派遣最大手「グッドウィル」(東京都港区)が、派遣労働者に同社のロゴ入りポロシャツやトレーナーなどを半ば強制的に買わせていることが複数の元支店長の証言などで分かった。支店には備品の販売ノルマを課され、「備品の着用が仕事紹介の条件」などと言って販売していたという。同社では、データ装備費の徴収もノルマ化されていたことが既に明らかになっている。
 関東地方の元男性支店長(35)によると、備品には▽Tシャツ(500円)▽トレーナー(1000円)▽軍手(300円)▽カッター(200円)--などがあるという。元支店長は「月々、新規登録者数掛ける700円の販売ノルマがあった。達成できないと、上からきつくしかられた」とノルマによる厳しい締め付けを証言する。労働者に売りつけるため「紹介できる仕事の6~7割で、ユニホームが必要」などと口実を付けた。ノルマとうそを言う心苦しさから、自ら買い取ることもあったという。
 ノルマ達成のため違法な給与天引きをしている支店もあるという。中部地方の元男性支店長(28)は「日々の交通費も払えないほど生活に困窮している人もいて、そういう場合は代金を給与から天引きした」と打ち明ける。販売ノルマは月7万~8万円だったという。
 一方、同社で4年間、日雇い派遣を続ける東京都内の男性(28)は、解体現場の片づけの仕事で「ロゴ入りジャンパーの着用が仕事の条件だ」と言われ購入した。「複数の派遣会社のスタッフが働くので、他社と識別する必要がある」と説明されたが、実際に現場で着用している労働者は数人しかいなかったという。中部地方の支店に派遣登録する男性(28)は「必要だと買わされたトレーナーを、現場で向こうの作業着に着替えさせられた」と不満を口にする。別の男性(34)は「新規の登録者は相手の言い分を信じて買ってしまう。新人に集中的に売りつけている」と話している。
 備品販売について、関東地方の支店長は「ノルマは確かにあるが、労働者の安全を考えて売ったこともある。すべてが押し売りではなかった」と釈明。同社広報IR部は「福利厚生の一環として、登録時に廉価で案内している。強制ではなくあくまでも任意」などと話している。


 グッドウィルグループはそんなセコイことまでやっていたんですか…(呆
 しかも、目先のお金が欲しい日雇いの方相手にやることとしては、あまりにも悪質ですね。
 もしそのトレーナーが職場の作業着のように、着用が本当に義務付けられているものならば、職場で無償貸与すべきものですし、そんなものに販売ノルマを課す本部も本部です。
 グッドウィルグループの広報IRは「福利厚生の一環として、登録時に廉価で案内している。強制ではなくあくまでも任意」と苦し紛れのいいわけをしているようですが、カッターや軍手だって100円ショップで同程度の品質のものが手に入りますし、『誰がそんな 外では恥かしくて着て行けないもん 好き好んで欲しがるか!』と一喝したくもなりますね。

NHK、訪問集金廃止へ・受信料下げ原資に

2007-07-17 05:53:59 | Weblog
NHK、訪問集金廃止へ・受信料下げ原資に 2007年7月14日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070714AT1D130AT13072007.html
 NHKは2008年から5カ年の新たな経営計画で受信料の支払い義務化を前提とせずに値下げを実現する方針を固めた。自助努力による増収とともに、年300億円がかかっている訪問集金の廃止でコストを削減して受信料引き下げの原資を確保する方針だ。
 NHKは職員の不祥事を契機に受信料不払いが急増した事態を受け、放送法の改正で支払いを義務化する案を「根拠がわかりやすくなる」などと支持していた。しかし菅義偉総務相が義務化の見返りに約2割の受信料引き下げを求めた経緯もあり、新経営計画の期間中の義務化の実現は難しいとみている。


 う~ん。中にはNHKの集金が来てしまったので、仕方なく2か月分の受信料を払う家庭も決して少なくないと思うのですが、訪問集金を廃止して、銀行引き落とし一本にしたら、ますます不払派を助長させるだけだと思いますけどね…。
 そもそもNHKという放送局を国民全体で支える必要が本当にあるのかを含めて、もし本当に必要ならば、住民税と一括徴収するなり、フェアな仕組みを導入しなければ、まじめに支払っている人が納得しないと思うのですが、どこまで本気なのか、どうしても疑いの目で見てしまいます。

求人年齢制限禁止の例外、6項目に削減 厚労省令改正案

2007-07-17 05:50:56 | Weblog
求人年齢制限禁止の例外、6項目に削減 厚労省令改正案 2007年07月11日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0710/TKY200707100432.html
 募集・採用時の年齢制限を禁じた改正雇用対策法の施行を前に厚生労働省は10日、例外的に年齢制限を認める条件を現行の10項目から6項目に削減する省令改正案を公表した。今月中に労使代表らでつくる労働政策審議会の了承を得て、10月1日から施行する。
 改正案によると、年齢制限を認めるのは(1)年齢制限の上限が定年と同じ場合(2)警備業務など、労働基準法が特定の年齢層の雇用を禁じている場合(3)経験不問で、新卒者と同じ待遇で正社員として採用する場合(4)高齢者の雇用を進めるため、60歳以上を採用する場合(5)社内のいびつな年齢構成を是正する目的で採用する場合(6)子役など、芸能・芸術分野で採用する場合――の6項目。
 これまではこの6項目に加え、一定水準以上の体力が必要な場合 ▽商品などの特性にあわせた年齢が求められる場合 ▽賃金体系の変更が必要な場合 ▽労災に考慮が必要な場合――の4項目もあったが、いずれも「年齢ではなく、本人の資質で判断すべきだ」として、削除した。
 さきの国会で成立した改正雇対法は、年長フリーターの雇用改善を狙い、努力義務だった年齢制限の禁止を企業に義務付けた。だが、多くの例外規定が残ったままだと規制の抜け道になるとして、不要な例外規定の削除を検討していた。


 個人的な意見を述べるならば、年齢制限を設ける条件が10種類もあることは事実上、年齢制限をほとんどのケースで認めることになり、結果的に高齢者の再就職を相当困難にしていると思いますし、法改正後の6項目でもまだ多いのではないか(特に(5)のケースは運用次第では高齢者を必要以上に排除する恣意的な運用になる可能性が否定できません)とさえ思うのですが、高齢の再就職希望者にとっては、この改正は朗報と言えそうですね。
 もっとも、これからは労働力人口が減少しはじめますし、企業にとって家庭的責任の少ない使い勝手の良い労働者の奪い合いは必至。人材の質を維持するとの名目の元に、年齢が高いというだけで、その方を排除してしまっては、企業としての競争力そのものを失ってしまいかねないのではないでしょうか。
 この問題は、国がうるさいから仕方なくやるというのではなく、ご自身の会社が生き残るための採用戦略としてもっと真剣に検討されるべき課題のようにも個人的には思います。

中小企業の従業員の1割が、「過去1年に自殺考えた」 

2007-07-17 05:47:21 | Weblog
中小企業の従業員の1割が、「過去1年に自殺考えた」 2007年07月13日 朝日
http://www.asahi.com/life/update/0713/TKY200707120470.html
 東京都内の中小企業の従業員の10人に1人が過去1年間に自殺を考えたことがあることが、厚生労働省の研究班(主任研究者=島悟・京都文教大教授)の調査でわかった。「実際に自殺をしようとしたことがある」と答えた従業員は2.2%。専門家は「高い数字だ。企業社会全体に抑うつ感が広がっているのではないか」と分析している。
 今年1月、大田区と千代田区の中小企業の本支社や工場など87事業場と、そこに勤める2890人にアンケートし、55事業場と従業員2181人から回答を得た。
 従業員調査では「過去1年間に死にたいと思ったことはあるか」との質問に、10.3%が「思った」と答えた。「頻繁に」が1.8%、「時々」が8.5%だった。
 「過去1年以内に、実際に自殺をしようとしたことがあるか」との質問には2.2%が「ある」と答えた。島教授は「これまで勤労者の0.1%前後に自殺企図歴があるとみられており、それに比べるとかなり高い数字だ」という。
 抑うつの自己評価尺度を用いた設問で「抑うつ状態」とみられる従業員の割合も25.6%にのぼった。これまでの調査では13~18%とされており、高い数値といえる。
 一方、各事業場の健康管理担当者への調査では、7.3%の事業場で過去1年以内に自殺未遂者が出ていた。心の健康問題で休業している従業員がいる事業場は14.5%だった。ただ、「メンタルヘルス対策が必要」と考える事業場が72.7%ある一方で、「対策を実施している」と答えたのは23.6%にとどまった。
 職場のメンタルヘルスに詳しい徳永雄一郎・不知火病院院長は「これだけの社員が自殺を考えているということを経営者は真剣に受け止めないといけない。個人や直属の上司の問題などととらえるのではなく、組織や経営の問題として考えるべきだ。今回の調査結果は、中小企業だけでなく大手企業にも当てはまると思う」と話している。


 まあ、大会社の場合、メンタルヘルス絡みの自殺者が出た時の社会イメージの低下の影響が大きいこともあり、40代以上へのメンタルヘルス対策はかなり進んでいますが、その反動か、20代や30代の若手社員へのケアが相対的に遅れがちですし、産業医の選任義務がなく、専属の保健スタッフもいない零細企業に至っては、企業規模が小さい程、社長の権力が強いことがあり、社長がその取り組みへの必要性をきちんと理解しているかどうか次第な面があるんですね…。
 この手の対策費用は実際に自殺者や自殺未遂者、メンタル不全による長期欠勤者でも出ない限り、費用対効果が見えにくいだけに、どうしても後回しになりがちですが、成果主義の導入などで、昔ほど上司が部下を気遣う風土がなくなっているだけに、『うちは大丈夫』と思っている企業ほど、本気でこの問題に取り組む必要性が高いのではないかと思います。

投信の純資産残高が80兆円超に 株式投信は67兆円 

2007-07-17 05:45:03 | Weblog
純資産残高、初の80兆円超 6月の証券投信、最高更新 2007年7月13日 産経
http://www.sankei.co.jp/keizai/kinyu/070712/kny070712000.htm
 投資信託協会が12日発表した6月の投信概況によると、証券投信の純資産残高が前月比3兆4767億円増の81兆9767億円と、11カ月連続で過去最高を更新。初めて80兆円を超えた。
 国内で低金利が続く中「貯蓄から投資へ」の流れが強まっているためだが、人気の国際株式型に組み込まれたアジア株などには「バブル的な値上がり」を指摘する声もあり、今後は慎重な投資判断が求められそうだ。
 証券投信全体の8割強を占める株式投信は、2兆9188億円増の67兆9119億円と、13カ月連続で最高を更新。6月の設定額も4兆9245億円と過去最高を記録した。
 同協会によると、グローバルな運用を売り物にした国際株式型のほか、株式や債券、不動産投資信託(REIT)に分散投資する「ファンド・オブ・ファンズ」に人気が集まり資金が流入する一方で、国内株式型からは資金流出が続いている。このため5月に引き続き、純資産残高は国際株式型が国内株式型を上回った。
 市場関係者は「日経平均株価(225種)は年初から約4%しか上昇していないが、中国など新興市場国やヨーロッパの一部の国では株価が20~40%程度の高い伸びを示している。リスクはあるが高い成長性が注目されている」と話している。

株式投信、最高の67兆円・6月末残高、1年で47%増 2007年7月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070713AT2C1203S12072007.html
 投資信託に個人マネーの流入が加速している。投信協会が12日に発表した6月末の株式投信(公募)の純資産残高は67兆9000億円となった。1年前から47%増加し、13カ月連続で過去最高を更新した。団塊の世代が定年退職する年を迎え、退職金などが流入している。人気を集めている商品は外国株式型や、複数の資産に投資するバランス型だ。
 6月は新規契約額から解約額を差し引いた資金流入額が2兆9000億円となり、単月の資金流入額として過去最高を更新した。1月からの資金流入額は合計で10兆4000億円となった。これに運用による増加分も含めると、純資産残高は半年で12兆2000億円増えた計算になる。

6月投信残高32・1%増、伸び最高に…低金利で人気加速 2007年7月10日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070709ib25.htm
 日本銀行が9日発表したマネーサプライ(通貨供給量)速報で、6月の投資信託の平均残高が前年同月比32・1%増の48兆8000億円と、1997年1月の統計開始以来最高の伸びとなった。
 低金利が続く中、高い利回りを目指して資金が投信へ流入していることがはっきり示された。
 主に外国株に投資する「国際株式型」の純資産総額は5月末に8兆円を超え、日本株を中心に投資する国内株式型(7兆7847億円)を初めて上回った。株価上昇が著しい新興国市場の株式で運用する投信商品も人気だ。
 投信人気を支えているのが高齢者層だ。金融商品に関心の高い層を対象とした同協会のアンケートでは、回答者(約1300人)のうち20歳代の投信保有者は7・6%だったが、60歳代は46・1%、70歳以上は49・4%に達した。同協会の金子義昭副会長は「公的年金への不安から将来に備えて投信運用を考えるケース、団塊世代が退職金を投じるケースも増えている」と分析している。
 投信には元本割れや為替変動で損失を被るリスクがある。専門家は「販売する金融機関による十分な説明は当然だが、投資家もリスクを理解することが必要だ」(銀行系調査研究機関の主任研究員)と指摘している。



 投資信託も銀行が本格的に取扱を始めてから、急激に取扱残高が増えましたね。
 まあ、銀行さんの場合、証券会社ほど、投信の乗り換えを頻繁に薦めませんし、株式市場の好調もあり、資金流入が続いているのではないでしょうか。
 問題は株式市場が調整局面に入ってもこの傾向が続くかどうか…。この傾向が続くかどうかは銀行さんや郵便局の販売姿勢にかかっていると思います。

ニュースリリースはこちら http://www.toushin.or.jp/result/getuji/g5.pdf

地方銀行、窓販商品を拡充・ご当地ファンド広がる 

2007-07-17 05:41:13 | Weblog
地方銀行、窓販商品を拡充・ご当地ファンド広がる 2007年7月17日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070716AT2C1500115072007.html
 全国の地方銀行が投資信託や保険など、窓口で販売する金融商品の品ぞろえを拡充している。地元企業の株式などで運用する独自ファンドも投入。預金金利は依然として低く、より魅力のある金融商品をそろえて顧客を囲い込む戦略だ。大手銀や郵政公社もこうした商品の販売に力を入れており、特に民営化後のゆうちょ銀行とは競争が激しくなりそうだ。
 投信販売で地銀トップクラスの千葉銀行は6月、新興国の通貨建てで世界銀行が発行する債券を投資対象とした投信の取り扱いを始めた。販売する投信の数は40本以上と地銀平均の25本よりはるかに多い。


 ご当地ファンドも地元企業を応援するつもりで購入されるのなら良いのですが、極端な話、景気の回復が遅れている北海道や沖縄限定ファンドを作ったとしても、その景気に左右されて運用成績が伸び悩む可能性もあるわけで…。
 まあ、自分がずっと住み続ける街を長期的に応援するという気持ちであえて購入するという考え方もあるとは思いますが、投資対象を絞る以上、リスク分散の意味では若干他のファンドよりは不利ということはよく押さえた上で購入するかどうかを決めて欲しいかと思います。
 それにしても千葉銀行の取扱投資信託は40本以上ですか。勿論40本の中には、事実上リスク説明が少なくて済むMMFや仕組みがわかり易いETFもあるとは思いますが、これだけ本数が多いと、行員が本当に全てのファンドの仕組みを十分に理解した上で顧客にファンドを薦めているのかな…とどうしても余計な心配をしてしまいますね。

342棟全壊、8人死亡902人けが…中越沖地震 

2007-07-17 05:33:28 | Weblog
342棟全壊、8人死亡902人けが…中越沖地震 2007年7月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070716it11.htm
 16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする地震があり、新潟県長岡市と柏崎市、刈羽(かりわ)村、長野県飯綱町で震度6強、新潟県上越市、小千谷市、出雲崎町で震度6弱を記録するなど、東北から関東、東海の広い範囲で強い揺れを観測した。
 気象庁によると、震源の深さは17キロ、マグニチュードは6・8と推定される。倒壊した家屋の下敷きになるなどして8人が死亡し、2人が行方不明となり、902人が病院で手当てを受けた。
 気象庁は新潟県中越沖地震と命名した。今回の地震は、日本列島がのっているプレート(板状の岩盤)内の浅いところで発生。南東と北西から互いに押し合う力が働いて断層がずれる「逆断層型」で、2004年10月の新潟県中越地震や、07年3月の能登半島地震と同じタイプだという。
 午後3時37分には長岡市と出雲崎町で震度6弱を記録するなど、午後11時までに75回の余震を記録した。同庁は「今後1週間は震度6弱程度の余震が起こる可能性がある」として、警戒を呼びかけている。
 読売新聞のまとめによると、新潟県内で家屋342棟が全壊し、柏崎市内では、下條克一さん(76)と妻の保子さん(72)、中村エツ子さん(81)、中村典子さん(78)、高橋三作さん(83)、飛田利夫さん(82)、元井元(はじめ)さん(77)が、圧死や外傷性ショックなどで死亡。ほかにも2人が行方不明になっている。刈羽村でも五十嵐キヨさん(79)が圧死した。長野県内でも重傷者が3人出た。
 柏崎市では夜になっても2万戸以上で停電、4万戸以上で断水が続き、新潟県内で約100か所の避難所が開設され、1万人余が避難した。
 道路の陥没や土砂崩れも多数発生している。JR信越線では、柏崎市内の青海川(おうみがわ)駅付近で土砂崩れがあり、ホームの一部が埋まったほか、柏崎市内のトンネルで貨物列車が脱線した。JR柏崎駅構内でも、越後線の同駅発新潟行き普通電車が脱線した。
 北陸道は柏崎市内などで道路上に段差ができ、一部区間が通行止めになった。
 政府は午前10時15分に官邸対策室を設置。防衛省は艦艇9隻と陸上自衛隊450人を派遣した。


 昨日の地震ですが、本日は新潟や長野では雨が降る予報になっていて、地盤が崩れる可能性もあり、心配ですね。
 なお、お亡くなりになられた方は1人増え、9人になったという報道がたった今入ってきました。お亡くなりになられた方には心からのご冥福をお祈りします。

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倒壊の呉服店で生き埋めの女性、警察とレスキュー隊が搬送
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070717i102.htm?from=main1
倒壊家屋の下敷きで高齢者7人犠牲、救出後に力尽きる人も
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070716i215.htm
住民ら素手でがれきかきわけ生き埋め救出 うめき声頼りに「今助けるぞ」
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070717/jko070717005.htm
列車の後ろ、山肌崩落 9分後に線路のむ 中越沖地震
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160462.html
中越沖地震:水が足りない 患者の食事もピンチ 病院会見
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070717k0000m040155000c.html
補給路寸断、停電・断水・ガス漏れや通信制限相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070716ic22.htm
長野・飯綱町、庁舎崩落の危険性 中越沖地震
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160463.html
放射能含む水漏れる、柏崎刈羽原発 中越沖地震
http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160470.html
海底活断層が引き金か 新潟県上中越沖地震
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiko/070717/jko070717006.htm