草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

絵空事のサヨクでなく保守派がブレーンであった大平正芳!

2012年10月06日 | 思想家

 日本人全体が漂流しているのと同じように、ジャーナリストも学者も大混乱しているのではないか。それに対して、ネット言論が攻勢をかけているのは、あたりまえのことを主張しているだけである。柳田国男は「自分たちの牢(かた)く信じているところでは、学問は結局世のため人のためでなくてはならぬ。学者とはたとえ研究の興味に酔うて、時として最終の目的を考えぬことがあろうとも、我々の方ではこれに向かって要求することができる」(『青年と学問』)と述べている。とくに、今のような危機的な時代にあっては、絵空事はもうたくさんなのである。民主党政権になって、やたらと学者の意見を聞こうとして、内閣参与を増やしたり、各種審議会の委員に選んだりした。政治家の側に、明確な方針がないにもかかわらず、権威付けをしたいから、そうしたやり方をしたのだろう。歴代の自民党政権時代の首相のなかにも、識者の知恵を借りた政治家がいなかったわけではない。その代表格が大平正芳であった。首相の私的諮問機関の政策研究グループとして、田園都市構想研究グループを始めとして、9つの研究グループが発足し、梅棹忠夫、内田忠夫、大来佐武郎、猪木正道、山本七平らが協力した。いずれも一流であり、それぞれに国を思う国士としての風格があった。テレビ芸人のタレントや、絵空事しか論じられないサヨクとは違って「学問は結局世のため人のためでなくてはならぬ」との観点から議論したのである。


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福島県民の命を軽んじる民主系の佐藤雄平知事は辞職せよ!

2012年10月06日 | 災害

 あらかじめシナリオを決めておいて、放射性物質による被曝が、まったく問題がないように演出する。それをやらせた佐藤雄平福島県知事は、即刻、責任をとって辞任すべきだろう。これまでも、福島第一原発を動かすにあたって、津波への対応を国に求めなかったことが明らかになっている。スピーディへの対応を含めて、福島県民の不信感は高まっており、新たな知事を選出するのが筋ではなかろうか。福島県民に真相を隠蔽するために、県民健康管理調査の検討委員会の開催前に、秘密会を開いていたばかりでなく、事前に進行表まで作成し、それをメールで委員に配信する。そんなことが許されてよいわけがない。昨日、この件について取材を受けた佐藤知事は「洗いざらい徹底的に調査し公表したい」と他人事のようなことを述べているが、自分が当事者なのに、そんな言い方はないだろう。さらに、国の関与があったかどうかも究明されるべきだろう。いくら何でも、県独自ではそこまではできないからだ。しかし、スピーディ隠蔽による影響が議論されることを恐れていたことが明確になった点は重要ではないかと思う。今後はそれが争点になってくるだろう。一度失った信頼を取り戻すのは不可能に近いわけだから、新しい知事に登場してもらうしかないのである。事故を少しでも小さき見せようとする国や県によって、今もなお真実を知らされないまま、多くの福島県民が放射線管理地域に放置されている。政治が信頼できなければ、政治を変えるしかないのである。


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