なぜタイヤを太くする

なぜタイヤを太くするのでしょう。
太くしても接地面積は同じらしい。
で、ここで冒頭の疑問が沸くわけだ。
タイヤを風船と考えれば、理屈では荷重に比例して
接地面積が増えるはず。
だったらMR2の重たいリアはフロントとサイズの同じ
タイヤでもいいのでは。

いろいろ考えて見ると重要なのは接地面積だけじゃなくて
接地する範囲じゃないのだろうか。
ＭＴＢで河原を走るとよくわかるが
細いタイヤではまともにコントロールできないところを
ダウンヒル用の太いタイヤだと非常に走りやすくなる。
太いだけでトレッド隙間が多くて面積は稼げていないのに
挙動がマイルドになるのだ。
まぁ単純な話では無いだろうけど遠からずという気がする。
低扁平タイヤはサイドが固いから一概には言えないけど
円方向に掛かる力（横Ｇ）と同じ方向に長い接地範囲が
モノを言うのではないのかな。