岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【各駅停車で巡る旅】居酒屋 YATAI せからしや

2009-09-19 23:54:45 | 外食レポ
富山に到着してまず、電話を一本。
富山出身で古巣M社に勤めるH氏にホットライン。

お勧めは2軒あったのですが、H氏の知り合いがやっているというせからしやにやってきました。


なんとなくやってきた風を装い、カウンターに陣取ります。


まずはビール・・・ってもう今日ビール何本目なんでしょうねえ。
でも何倍呑んでもビールはウマイ!
お通しのポテサラもいい仕事です。


黒豆の枝豆は、注文を受けてから茹でる、茹でたてがやってきます。
写真だとわかり辛いですが、湯気が立って、ホクホクですよ。
シャキッと茹で上がった枝豆、しかも黒豆は味が濃厚で茹で加減も抜群。
塩加減が薄めですが、その代わり枝豆の素性がよくわかります。
この枝豆だけとっても只者ではない!

この辺でおもむろに・・・

「H氏って知ってます?彼の紹介でやってきたのですが・・・」
というと
「えっ!東京で仕事してるHさんですか?」
という話になりまして、彼が前の会社の同僚であることなどを話しまして、場が妙な盛り上がりを見せ始めます。
う~ん恐るべしH氏、東京にいて尚、富山にこれだけの影響力を持っているとは。


真鯖の刺身。
さっぱりして鉄分が多く感じられる背身、こってりと脂が乗った腹身の両方がやってきて、その両方が楽しめる鯖の刺身は最高。
マスター曰く、「しめ鯖はあまり好きではない」とのこと。
そりゃ、新鮮な鯖が手に入るなら、刺身でいただきたいですよ!
ご主人そりゃ、贅沢ですぜ!
新鮮なのもありますが、締め方が重要らしいですね。
確かに自分が釣りに行って、鯖が釣れた時に締め方がぞんざいだと、店で売っている鯖より味が劣ることがあります。

刺身を2切れほど食べたところで、ビールがなくなったので、ここで日本酒に移行。
「せっかく富山なのだから富山らしいお酒が呑みたい」とマスターに散々わがまま言って、出てきたのが名杜氏、横山健次の名を冠した、その名も「横山健次」
すっきりとして重くない、でも日本酒らしさは失っていないというすばらしいお酒。
家に一升瓶があったらついつい呑みすぎて二日酔いしそうです。


続いて出てきたのは、真烏賊の刺身。
釣りの本で
「あおり烏賊の刺身が一番美味いというが、釣りたての真烏賊を食べるとそれは変わる」
というのを見て真烏賊にあこがれていたのですが、本日それに出会いました。
マスター曰く、本当は白身が欲しかったらしいのですが、いいものが市場に無く、その代わりに仕入れてきたとのことです。
いやいや、ご謙遜ご謙遜。
身が固すぎないねっとりとした食感と旨みはほかの烏賊には無いものですな。
そしてわさびでなく、おろし生姜がついてくるところも自分の好みに合いました。

というところで、今度はお酒のほうが空いてしまいまして。
「お代わり君」と告げたのですが、マスターは「こんなのどうですか?」とまた変化球を投げてきまして。


進められたのが、この成政のひやおろし。
生酒とかとは違うのですが、冷やして瓶ごと出てきます。
これがまたストライク!!
いたずらに辛すぎず、日本酒らしい甘さと香りを持ち合わせています。
マスターの
「日本酒の品質を甘い、辛いとか日本酒度とかで計ってますけど、香りだけは表記されないんですよね」
という言葉に納得。

その後H氏の同級生という人もお店にやってきて、お店は変な盛り上がり。

自分はというと、さすがに朝から呑みまくっていたので、この辺でギブアップ。
お勘定をお願いすると、かなりリーズナブルな値段で、こっちが恐縮してしまうほど。

マスター本当に楽しい時間、ありがとうございました。
そしてH氏、美味しいお店を教えていただいてありがとうございます。

富山にはなかなかこれないと思いますが、機会があったらゼヒゼヒお邪魔させていただきます。

ごちそうさまでした。
ではでは

【Webサイト】
【地図】富山県富山市一番町4-27


■成政 雄山錦 純米ひやおろし 720ml


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【各駅停車で巡る旅】水上~富山到着の巻

2009-09-19 19:36:07 | 旅レポ
え~~寝ぼけてます・・・水上に着きました。
なんか青い電車が止まってますな。
一瞬「SLか!」と個人的に色めきたったのですが、ディーゼル車両でした。


でも写真は撮る。なんでD51(でごいち)って書いてあるんだろ?

高崎のときと違って、こちらのでの乗り継ぎ時間は10分ほどなので、速やかにトイレを済ませて(ビール呑んでるからねえ)次の電車を待ちます。

やってきたのは上越線長岡行き。
ここからは車両の色が変わるのですね。

しかし、今回は長岡までは行かず、六日町で北陸急行ほくほく線に乗り換え。
北陸線の駅、直江津を目指します。


話題のほくほく線はゆめぞらⅡ号という、イベント車両と呼ばれるもの。
鉄道に詳しい方は皆さん知ってるんでしょうけど、私は最初なんだかよくわかりませんで・・・。
「イベント車両ってなんやねん」
とおもっておりました。

しばらくして電車は出発。


さすがは魚沼産こしひかりの産地、田んぼが一面に広がります。

電車が隣の駅、魚沼丘陵に到着、出発して長いトンネルに入ると・・・


暗転した!

そして


天井には宇宙や秋の夜空が映し出されます。
トンネルが多く、長く景色が楽しめないのを逆手にとった作戦ですね。
まあただのギミックなんですけど、乗ってみると意外に悪くないですよ。
小さい子供とか、これを目的に乗っているらしくて、大喜び。
ちゅんも連れてきたら楽しいかな?

さて音楽と光の演出に包まれて、鮮やかに3度目の寝落ち(寝てばっかやん!)
気がつけば電車は直江津に到着!

さて、これが最後の乗り換え乗り継ぎ、北陸線に乗って富山を目指します。


電車が出発してしばらくすると、ついに見えてきた広がる日本海!
待ってろよ!日本海の魚介類たち!!


というわけで、電車は順調に進んで、ついに富山に到着!


首都圏内ではまず見ることの出来なくなった、有人改札が出迎えてくれます。
切符は記念に取っておきました。
これにて、午前9時14分から午後6時6分の9時間近い各駅停車の旅は終了。

実は北陸線に乗っている間に、ホテルを携帯のサイトで予約したので、これからそちらに向かって一休み。
その後は・・・富山の海の幸を堪能じゃ!!
いってきます。
ではでは

■日本の鉄道名所100を歩く


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【各駅停車で巡る旅】出発~水上までの巻

2009-09-19 19:16:49 | 旅レポ

どもどもおはようございます。
朝の上野駅です。
昨日の記事に書いた通り、旅に出ております。
行き先は昨晩思案した結果、富山方面に向かうことにしました。
なぜ富山かというと、

1.魚介類が美味しそう
2.まだ一度も言ったことがない
3.乗車料金的に手ごろ(東京から6730円ほくほく線経由)
という理由です。

では早速、上野駅の緑の窓口で富山行きの乗車券を購入・・・ってあんた!
あと3分で電車出ちゃうのよ!!これ逃したら30分以上無いんだからね!!

というわけで上野駅構内をダッシュ・・・急いで電車に乗り・・・いや・・・朝食がまだだから駅弁買って・・・そしてさらにダッシュで電車に乗り込んでセーフ!!
いくら急いでいても電車のたびに駅弁は欠かせないよね~


一応切符の写真もパチリ。

じゃあ落ち着いて弁当広げるか・・・って見渡す限りいけどもいけどもベンチシートの車両・・・やっぱ旅行のときはボックスシートに座りたいよね~。
というわけで、しつこく探した結果前5両がボックスシートだとわかりまして、最後尾からそちらに移動、空いているシートをゲット!


さっそくお弁当を広げてプシュッ!
いや~朝からの一杯は答えられませんなあ。
車の旅ではこうは行きません。
この天むすを食べつつ。ビールをぐいぐいやっておりましたら。上野~大宮間で既に2本が開いてしまいました。
足らないなあ・・・と思いつつも・・・前日の寝不足のおかげでそのまま寝落ち。
完全に熟睡で、籠原での車両切り離しの時に駅員さんに起こされてしまいました。
そうそう、高崎線は籠原で前5両を切り離すのよね・・・さらばボックスシート。
おとなしくベンチシートの車両に移動します。
このまま高崎まで。

さて、この高崎で乗り継ぎ時間が30分ほど発生したため、途中下車してみました。
私は埼玉の北の方の出身なので、地元にいたころは当時からわりと開けていて都会だった高崎にはよく来ていましたが、駅でちゃんと降りたのは、もう20年近くなかったので駅前の変貌振りにびっくり。


なんか話のネタを探してうろうろしていると、某大型家電販売店の前で農協の物産展をやっていました。


そこで「高崎うどん」なる看板を見つけましたので、ちょうどさっきの天むすだけで物足りなかったところ。
このうどん食べてみましょう。


温かいうどんだとばっかり思っていたのですが、冷やしうどんでした。甘辛な汁にねぎの辛さが強烈。
うどんは歯切れの感覚が面白い、北関東特有のうどん。
そういえば子供のころ食べたうどんってこんな味だった気がします。
そしてこの鷹の爪が多い真っ赤な七味唐辛子もこの地方特有です。
それにしても、300円にしては結構なボリュームのうどんでして、これ一杯でかなり満腹。
隣の焼きそばも食べてみたかったのですが、断念です。


一緒に売っていた、お醤油も買いたかったのですが、ここでいきなり荷物を増やしてはいけないので、泣く泣くこちらも断念。


それにしてもこの写真駅のお土産やさんコーナーなんですが、何で全国どこへ行ってもこう変わり映えが無い・・・。
こういう画一化ってツマンナイ気がするのは私だけでしょうか?

そうするとちょうど、乗り継ぎの上越線水上行きが出発するころで、ホームに向かいます。


ビール追加しました!

ガタンゴトン・・・


それにしても渋川を越えたあたりからかなり景色が変わりますな。
牧歌的というかなんというか。
この風景を見ると、ようやく旅に出てきた感じがしてきます。
あれ・・・もうビール無くなった・・・。

んでまた寝落ち・・・。
気がついたら水上でした。

続きます。
ではでは


■各駅停車の旅


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一人旅

2009-09-19 05:33:54 | 旅レポ
突然ですが、旅に出ます。
行先は決まっておりません。

本日より始まる9月の大型連休ですが、嫁&息子達が諸事情あって完全に別行動となってしまい、家でじっとしているのも何なので、久しぶりに一人旅に出てみるかな?と。

その昔あった私のホームページ、iwaYoh.Netでの完全無計画一人旅を5年ぶりくらいに復活させてみました。

どうにも無計画の旅なので、どこへ行くかも気分次第なのですが、その実況をこの岩風呂ではなく最近流行りのTwitterをつかって実況してみようと思います。

ブログと同じく「iwaYoh」のアカウントで登録しておりますので、フォローしていただければ幸いです。

また、このブログの記事は通常、リアルタイムより少し遅れて更新されるため、ブログ内の記事がTwitterの内容とタイムラグが生じることが予想されますが、これは仕様なので、ご了承ください。

それでは、出発してまいります。
ではでは


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後ろの声・・・横浜駅某所

2009-09-19 00:07:44 | 外食レポ

こんばんばん・・・夜の横浜駅西口、某所、立ち呑み屋であります。
一仕事終わった後のホッピーは効きますな。

んじゃあなんか肴も・・・って

いい気分で呑んでいるのですが、気になるのは後ろの二人。

男女二人の組み合わせなのですが、恋人とかではなくどうも同僚らしい。
聞こえてくる声は

女(A)「もう信じられないですよ!Cさんが一人でやって勝手に進めてるのに、今日になって急に「お前は何にもしていない」見たいな事なんで言われないといけないんですか?」
男(B)「うんたしかに、B(たぶん女の名前?)には言いがかりだよ・・・」

みたいな話を延々としておりまして、正直五月蝿いんですけど・・・。
立呑み屋だし「静かにしろ」とは言わないけど、もう少し話題は考えてほしいなあ。


とりあえず冷奴が運ばれてきました。
とりあえず穴掘って醤油を注ぐのは基本です。

そして後ろ・・・
女(A)「Cさんが、「やめろ」て言うならすぐやめてやります・・・」
男(B)「まあ、Aはあんまり気にしなくていいから・・・Cはあういうやつなんだよ」

さて・・・女性エキサイトしてまいりました。


とりあえずコロッケ。
ソースをどぼどぼ~~・・・ホッピー中お代わり!

そして後ろ・・・
女(A)「そうやってBさん言ってますけど、そう思っているなら何であの時言ってくれなかったんですか!?」
男(B)「いや・・・あれは・・・」

Bさん、痛いところ突かれました。

男(B)「そうじゃなくて、Cの言うことなんか真に受けなくていいんだよ・・・」
女(A)「じゃあ会社でどうやって仕事していくんですか?あんなこと言われたら営業サポート出来ませんよ!」

話が見えてきました。
女性は、Cという営業社員のサポート業務をしているわけですね。
んで、その人がなんかわがままらしくて、Aさん本日Cさんに切れてしまったようで・・・そのガス抜きにBさんが話を聞こうと連れてきたのですな・・・。
しかも、このBさん、Aさんにちょっと気があるようなのですが、微妙に口説くのが下手な模様。


とりあえず串盛り。
やっぱり串焼き&串揚げは一人のときがいいよね。
一本をばらして食べるよりはやっぱり串から食べるほうが、「俺は今串ものを食っているんだ!」という満足感が違います。

・・・後ろの話も盛り上がってきたようなので、ホッピーセットでお代わり。

Aさんの怒りは収まらず・・・むしろBさんに向けられていきます。
女(A)「そう思っているならなんでBさんは何にも言わなかったんですか?」

ああ・・言っちゃった・・Aさん言っちゃった・・それはね・・たぶんCさんってあんまり悪くないんだよ・・・Aさんと反りが合わないだけなんだよ。
お互い、AさんもCさんもお互い仕事のやり方があってね・・・この件はたぶんだけど喧嘩両成敗みたいなもんなんだよ。
Bさんはね、Cさんは同僚、Aさんは好意の相手で、どっちも大切なんだよ・・・でもAさんはもう少し汲んであげないとBさんがかわいそうだ・・・・

という心の訴えもむなしく、Bさんは防戦一方。

きっとBさんは実は惚れているAさんを誘う口実が欲しかったんだよ。
一緒に呑みたかったんだよ。
でもAさんは・・・・きっと・・・これっぽっちも・・・・。


とりあえずレバカツ。
そしてホッピー中・・・・。
うへ~~やっぱり立呑みはホッピーに限るね・・・。

あれ・・・そういえば・・・。

気がつけば静かになっているな・・・と思ったら、二人はお勘定をすませて消えていました。
Cさんのいろんな意味でのご健闘を祈る横浜の夜でありました。
ではでは


■『よこはまたそがれ/渚の女』 五木ひろし [カセットテープ]


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