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タモリ倶楽部 

2015-12-11 02:25:00 | Ham Radio
 福岡では数週間の遅れがあり、12月11日の 01:50 から 「 タモリ倶楽部 ▽ 俺たちはハロー CQ と叫び続ける 大学アマチュア無線部 最新活動報告会 」 が放送された。

 つくづく思い知らされたのは、無線を知らない人に 「 アマチュア無線 」 を理解してもらうのは難しい ・・・ と言う事でした。 そもそも無線って何だ?。 私は昔 「 チェックメイト・キング、こちら ホワイトロック どうぞ 」 これが無線だよと言って煙に巻いていましたが、当時 「 コンバット 」 は誰でも知っている視聴率の高い番組でしたからね。

 50W + モービル・ホイップでアルゼンチンと交信できた。 対蹠点効果で電波が地球の裏側には強く届く。 「 真空管のリグのどこが面白い ? 」 の問いに 「 キャリブレーションを取ったり ・・・ ( おっと、こりゃぁ現役のハムでも分からないかも ・・・ ) 」、 さらにはフォネティックス・コードまで出てくると ・・・ もうこの時点で視聴者はチャンネルを変えますね(笑)。

 もともと、ディープでコアな内容の番組だが、このネタはバラエティー向きではない。 タモリさんの趣味でやっている番組だから許せる ・・・ と言うもの。 JARL がプレゼンし、NHK 教育をそそのかして 「 アマチュア無線今昔物語 」 とかなんとか言って特集を組んでもらうのはどうでしょうか ・・・ いいんじゃない !?。

 私の頭を過ぎったのは、アメリカ ( もちろんアルゼンチンでも良いが ・・・ ) などが無線で実際にどんな風に聞こえるのか等、交信風景の VTR や、CW の早打ちをしても何の事だか分からないので、大学対抗 トンツー早や聞き競争 ( CW Freak を使って ) 30 秒くらいの短時間で得点を競うなどのお遊びを入れたら ・・・ まあ、どっちにしても 「 なんのこっちゃ 」 ですが、大学対抗と言う意味では盛り上がったかも知れない ???。

 いずれにしても無線を知っている者にとっては消化不良で、知らない人には無駄な 30 分となってしまった様だ。 しかしながら 「 空耳アワー 」 だけはいつ見ても面白い。

 JARL はモールス符号 ( CW ) がユネスコ無形文化遺産となる様に活動している様だが、アマチュア無線そのものが文化遺産となる日もそう遠くはない様な気がする。


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