Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

JT65

2015-12-19 20:00:00 | JT65
 JT65 は本当に QRP ( 必ずしも 5W 以下と言う意味ではないが ) でよく飛びます。 相手から 10W 2ele, 15W G5RV なんてレポートを貰うと、こちらももう少し出力を下げてみようと言う心理状態になります。

 私の場合は運用時間帯が 20 時 ~ 深夜にかけてが多いので、アジア、オセアニア、南米が主な交信相手ですが、午前中から夕方にかけて QRV 出来ればもっと交信エリアも広がるでしょう。

 ソフトは JT65-HF HB9HQX-Edition Version 1.3 を使って Ham Radio Deluxe と連携させています。 最近やっと少し使いこなせる様になりました。 アラームを使っていますので 未交信の局が CQ を出すと教えてくれたり、なにかしらデコードすると ピピッ と知らせてくれます。 こんな話をすると OT の方々は 「 そんなもの何が面白いんじゃ ! どうせテレビを見ながらでも QSO 出来ますよ、なんて言うんだろ ? 」 と ヒンシュク を買いそうですが、全くその通りで、私はこの記事を書きながら、LU, VK, VR2, BY 等と QSO しています (笑)。

 一昨日、パソコンを替えました。 再セッティングのソフトが沢山あり大変です。 極力旧パソコンからデータを移してマクロなどの再設定をしなくて良い様にしていますが、それでも大変です。

 この際、LoTW の有効期限が迫っていたので TQSL の新しいバージョン ( Ver 2.1.3 ) のインストールと合わせて更新しました。 最初に LoTW を使い始めた時は、なかなか稼動させる事が出来なくて大変難産しましたが、今回は tq6 もすんなり受け取れてそれをダブルクリックして読み込むだけで簡単に 3 年間の延長が出来ました。

 JT65 と同様に、数年前 BPSK を始めた時もローパワーで楽しめるモードとして新鮮でした。 ハムを始めた頃の気持ちを思い出しながら、多くの局と QSO しましたが ( EPC の会員数が爆発的に増えた頃です ) 1 年ぐらい経つと新しい相手がなかなか見つからなくなり、いつの間にか離れてしまいました。

 JT65 でも同じ事が言えそうです。 まだ 50 局余しか QSO していませんが、もう既に QSO B4 と表示される事が多くなりました。 QRV の時間帯を変えるとまた新しい相手が見つかるのかも知れませんが、残念ながら、やはり QRV する局数はそんなには増えて来ない様な気がします。 BPSK と比べてもはるかに JT65 が小電力で DX が出来るし、かじって見るのも面白いかも知れませんよ。
 
 このモードではラグチューは出来ません。 何が面白いかって、やはり極限のローパワーで何処まで電波が飛んで行くのだろう ・・・ と言う挑戦 ( 格好良く言えば、研究・実験 (笑)) のモードだと思います。 従って 100W でビームアンテナを使っての QSO など、何の意味もありません。

 私は、ドテパイルに飛び込んで DX ペディションと QSO するのも好きですが、このモードも、とても気に入っています。 このモードでなんと 0.5W8J1RL と交信した OM もおられます。


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