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続 JT65

2015-12-21 09:47:00 | JT65
 JT65 を運用していて、BPSK を始めた頃を思い出しました。 AFSK, BPSK, JT65 などはサウンド・カードを使用したデジタル・モードです。 もう、察しの良い方は私の言いたい事がお分かりになったかも知れません。

 BPSK の時に言われた、電波の質に関する注意事項です。 今更おさらいはしませんが、ここ JT65 の世界にも、すごく醜い電波を出している人が数人います。 それも超 OM 達ですから、周りで囁かれる事はあっても、本人の耳に直接届く事はないでしょう。 もう一度サウンド・カードを使用したデジタル・モードである事を再認識して頂きたいと思います。

 下図の様な状態です。

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 00:39~00:40 の電波が普通とするならば、その上にある電波です。 下も ( 別人の電波 ) ひどい電波ですが ・・・ 。 上の電波は、全体的に ” 霜降り ” 状態になっています。 この局が出現するとデコード以前にコールサインが分かります (笑)。 ローカルではありません。 信号強度も -10 程度です。 ローカルにおいては大変な事になっている筈です。

 もうひとつの例

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 2段目と4段目の ” 霜降り ” の原因は JA6ATL さんでもなければ JA8BWX, JR1EMO さんでもありません。 犯人は 163 付近に QRV している JA3OSN さんと QSO している 北海道 の超 OM さんです。 極端に歪の多い電波は周りにも迷惑をかけるばかりか、受信側でもうまく解読が出来ません。 実際この後の CQ にも空振りが多かった様です。 歪はパワーの大小に関係ありません。 もともと歪んだ電波はパワーを絞っても歪んでいます。

 大元が歪んでない場合は受信側のオーディオレベル設定に問題があると思われます。
 「 お前の受信技術の未熟さで、濡れ衣を着せられた 」 と言われても困ります。

 と言う事で、プリアンプを外し ( IPO2 )、アッテネーター ( -18dB ) を入れ、サウンドカードの入力を 10 per mill ( 無信号時 2 per mill ) まで絞り、S メーターが時々ピクリと動く程度にしたものが、下図です。

 

 ずいぶんスッキリしました。 やはりこの状態でも上記の超 OM さんの電波は歪んでいました。
 これだけ絞り込んでも、877 で F5TA が受信出来ています。 -25dB の信号もしっかり捕らえています。 国内がオープンしている時は、こんな設定が FB かも ・・・。 色々と勉強になります。

 こんな偉そうな事を書くと QRV し難くなります (笑)。 私が汚い電波を出していたら、どうぞ注意してやって下さい。 恥をかいて OM 面はしたくありませんから ・・・ 。 TNX 4 UR kindness !.


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