先日 ( 6月 23日 ) も、税込 980 円のチケットでホークス戦を観戦しました。 下の孫も小学一年生になっているので、一人前の料金がかかります ( 4 歳までは膝抱っこで無料だったが ..... )。 でも 980 円で A 内野指定席一塁側はいいでしょ。 3 時間強も楽しめるのだから安いものです。 家族サービスに如何です ?。 今年は 2 回目の観戦です ( オープン戦も入れると 3 回目 )。 この日は勝利しましたので、これで 1勝 1敗。
さて、昨日 ( 7月 5日 ) の話です。 ヒーロー・インタビューで、アホな質問をしたアナウンサーがいます。 ヒーローの柳田に対し 「 あなたの出身地、広島でも以前大雨で大きな災害があったが、今回の福岡、大分の災害についてどう思いますか 」 と ..... 。
柳田 : は ? ......... 。 ( 変な間があく )
インタビュアーはマイクを近づけ答えを催促
柳田 : ( 再び ) は ? ........ 。
柳田 : ( 三度 ) は ? ........ 。 ( 気まずい雰囲気が漂う )
柳田は、ほとほと困り果てていました。 私は思いました。 このアナウンサーは大雨の被害を熟知しているが ( 自分はニュースを見る時間が十分あった )、柳田は、この事を殆ど知らなかったと言う事です。
プロ野球選手は午後一から球場に入り、ストレッチやランニング、キャッチボールなどと、社会とは一種隔離された状況にあります。 従って、仮に大雨が降っている事ぐらいは耳にしていたかも知れないが、実際はどんな大変な事になっているのか具体的に知らない可能性が高いと思われます。
正に練習・本番と同時進行でしたから ..... 。 大雨の被害については 全く知らないと考えられます。 従って答えようがありません。
なのに、このアナウンサーは、知ってて当たり前の様にふったのです ( それも執拗にです )。 結局、柳田はなにも答えられず、次の質問に進みました。 後味の悪いインタビューになりました。 柳田にとってみれば恥をかかされた様なものです。
考えて見ると、日本人のインタビュー技術の低さにがっかりさせられた事はありませんか?。 そこにはユーモアもウィットもありません。 特にプロ野球はひどい。 選手自体は個性の有る選手が増えてきて結構な事ですが、事インタビュアーに於いては、未だにメモを片手にお決まりの質問です。
「 放送席、放送席 ( なぜか 2 回 ・・・ 最近では言わない事も多い ) 【 追記 】 「 理由はここに書いてあった 」 「 どんな気持ちで打席に入りましたか ? 」 「 打った瞬間の手ごたえはどうでしたか ? 」 「 ホームランになってグランドを一周する時の気持ちは ? 」 「 最後に観客の皆さんに一言どうぞ 」。 私にも出来そうです。 答えもほぼ定型文です。
更に笑えるのは、選手が 「 とにかく繋ぐつもりで打席に立ちましたが、打った瞬間入ると思いました 」 と答えているのにもかかわらず、インタビュアーはメモしか見ていないから 「 打った瞬間はどんな感触でしたか ? 」 「 ..... ( いや、今、打った瞬間入ると思ったて言ったよね )..... 」 次に 「 ホームランになってグランドを一周する時の気持ちは ? 」 「 気持ちよかった ( に決まっとる ) です 」 何をか言わんやでしょ 。 笑い話ではないんですよ。
もっと、その選手の個性を引き出すための、フリの質問が出来ないのだろうか ?。 インタビュアーの腕でプレーヤーの個性を引き出せれば、翌日のスポーツ紙で大きく取り上げられるかも知れません。 人気商売は何がきっかけでブレークするか分らないのです。 それを引き出してやる くらいの気概を持ってインタビューしてもらいたいものです。
インタビュアー( アナウンサー ) としてのプロ意識が無さ過ぎます。 決してスターより目立ってはいけないが、この殻を破れば、引いてはあなた自身の将来も明るくなるのではないでしょうか。
先の 「 大雨 」 の質問も、タイムリーで良い質問だろう と自画自賛、納得の質問だったのでしょうが、あまりにも 自己中心的で考えが浅はかだった ・・・ 第一、野球とは全く関係のない質問だし、この質問に答えたとしても、あまり観客の興味がある内容でもない ( 災害の事は観客だって野球観戦していたのだから詳しくはないし ) でしょう。
結果 ( 結局 )、スターに恥をかかせ、大すべり をしたのです。 プロとして最悪です。 何処の局の、誰々と実名を明かそうかと思いましたが、可哀そうだからやめました。