またまた、1959年の話です。 下の写真は 1959年に CQ 出版社が発刊した 「 アンテナハンドブック 」 です。 350円也。 当時は同軸ケーブルやアルミパイプなどが入手出来ないため、テレビフィーダー、シングルワイヤーで、ダイポール、バーチカル、ケージやクワッドなどを製作し、ポールやエレメントを木材や竹などを代用品として使っています。 それに、素晴らしいのは、マッチング回路もアンテナの一部として含めて掲載されています。
アンテナは古くて新しい話題です。 改めてアンテナの基礎を学んだり、当時のノウハウは今にも通じるものがあります。 この本には古さを感じながらも 「 なるほど 」 と頷けるアイデアの発見もあります。 かなりの制約を受けながら、苦労している様子が分かります。 なかなか、興味深い本です。
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以下、目次です。
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目次を見ても、如何にも黎明期らしい、ロースペックのアンテナ ( 特にハイバンド ) ばかりですが、製作例の数の多さは特筆できます。 筆者は殆どが二文字コールの OM です。 当時の高校生はこれらを参考にして製作していたのではないでしょうか ? ( 実体図も多い )。 ビームと言ってもローテーターは付いて無く手で回していましたね。 1959年当時は HF の 鉄塔 や ビームアンテナは、まだまだ珍しかったのではないでしょうか。 全てが手作りの時代です。
アンテナは古くて新しい話題です。 改めてアンテナの基礎を学んだり、当時のノウハウは今にも通じるものがあります。 この本には古さを感じながらも 「 なるほど 」 と頷けるアイデアの発見もあります。 かなりの制約を受けながら、苦労している様子が分かります。 なかなか、興味深い本です。
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目次を見ても、如何にも黎明期らしい、ロースペックのアンテナ ( 特にハイバンド ) ばかりですが、製作例の数の多さは特筆できます。 筆者は殆どが二文字コールの OM です。 当時の高校生はこれらを参考にして製作していたのではないでしょうか ? ( 実体図も多い )。 ビームと言ってもローテーターは付いて無く手で回していましたね。 1959年当時は HF の 鉄塔 や ビームアンテナは、まだまだ珍しかったのではないでしょうか。 全てが手作りの時代です。