パターン ①
一見、A25OIA はボツワナの特別局に見えますが、GL の DI88 は南米ペルー沖の太平洋です。 騙されてレポートを送っています ( Hi )。
パターン ②
明らかにコールサイン ( 106GEW/R ) がでたらめです。 LL16 は中近東サウジアラビア付近です。 さすがにこれには騙されません。 この手はよくあります。 コールサインの後に / R が付く場合は経験上フェイクと思われます。
パターン ③ ←
問題はこれです。 KB5ZEI が私をコールして来ました。 アメリカの局に見えますが、PN91 はロシア、ウラジオストク近辺です ( これには気が付かない )。 これも騙されて応答しています。 不思議なのは WSJT-X はレポートではなく、いきなり KB5ZEI JL6USD RR73 を送っている事です。
第一、KB5ZEI ( QRZ.com に記載があり、FCC のデータでは Novice 級でライセンスは Active です ) をコールした記憶もなく、レポート交換もしないまま RR73 で交信が成立する訳がありません。
このフェイクの仕掛けは、コールサインの後の R にあります ( JL6USD KB5ZEI R PN91 )。 WSJT-X はこれを R-●● ( レポート ) と勘違いして RR73 を送出したと思われます。
逆の立場で、中行 ( 緑 ) の CQ W1FIT DM26 に対し、私の偽物が W1FIT JL6USD R PM53 で応答すると W1FIT はフェイクに引っ掛かり、レポート交換無しで JL6USD W1FIT RR73 と返して来る事になります。 だから ” 何だ ” と言う話ですが、もし私が W1FIT JL6USD 73 で交信を終了したら ( 見掛け上 ) WSJT-X はどう判断するのでしょうか ?。 お互いに 73 を受け取っている訳ですから、疑惑の交信成立 ‼ 単なる悪戯 ?? 。 この件に付いては 「 取り扱い注意 」 ですね ( Hi )。 これは一種のバグと言っていいのでしょうか ?。