上の FT8 の波形を見てください。 出だしが鍵形の " C " の形になっています。 これは CQ の波形です。
上のワイドグラフには少なくとも CQ が四つ見えています。 N Avg を 1 にして時間軸を広く取って見ています。 気を付けて見れば N Avg 3 位でも分かると思います。
だから何だ ..... と言う話ですが、自分がコールした相手からのコールバックが、デコードされて表示されるのを待つ時の 15秒が長いと感じた事はありませんか ?。 自分に返って来てなくて、相手が 再び CQ を出している場合 は 15秒 待つことなく波形の出だし ( 2秒 ~ 3秒 ) で分かってしまうと言う事、つまり " 空振り " が波形の頭で分かってしまう訳です。 残りの時間で DF を変更する事も可能になります。
では自分に返って来た場合は波形で判別出来るのか ..... ですけれど、確証は得ていませんが ( 感じとして ) 分かるのではないかと思っています。 恐らく 何らかの規則性 があるはずです。 15秒待つ事なく結果が分かれば嬉しいですよね。
昔、ある OM と RTTY の話をしていた時、音で自分のコールサインが分かると言っていました。 確かに私も 599 のシグナルは音で分かります ( チロチーチーチー って奴です ( Hi ) )。
世の中には絶対音感を持った人が思ったより沢山いると感じています。 音楽を聴いてその場で音階 ( ドレミ ..... ) で歌える人がかなりいるのです。
その場で ハ長調 の " ド " ( C ) を聞くとか、或いは音叉の " A " ( 時報の最初の音、ハ長調の " ラ " ) を鳴らして頭骸骨に押し付けて確認する方法 ( Hi ) で、音階で歌える人もいますが、これは絶対音感があるとは言いません ( テレビの番組で、これをやって絶対音感があるなんて間違った事をやっていたので、勘違いしている人が多いかも )。
話が横道に逸れましたが、恐らくその OM は長い間 RTTY を運用してきて自分に返って来た音が絶対音感として染みついたのではないでしょうか ?。 これは与太話ではなくあり得る話だと思いました。