時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

Daryl Hall & John Oates

2009-10-05 | MUSICのこと

音楽はいろいろ聴くけれど、
一番すきなミュージシャンを挙げるとしたら、
やはり、ホール&オーツ!!
高校一年生の時に「Kiss On My List」を聴いたその日から
すっかりとりこになっちゃった。
あの頃、洋楽のPVなんて簡単に観れるものではなく、
唯一の洋楽専門番組、懐かしの「ベストヒットUSA」を
毎週かかさず、食い入るように観ていたものだ。
なんと、ビデオデッキも家庭にそれほど普及していない時代。
うちにもまだなくて、一瞬たりとも見逃さないように
瞬きもせずに観ていたなあ。。。
思えば、この20~30年で本当に目まぐるしく
いろんなモノが普及したのだよなあ。
子ども達に、ビデオもゲームもなかったんだよって話しても
想像もつかないみたい。

で、ホール&オーツ。ライブに行ったのは、
2003年に「Do It For Love」が出た時の
国際フォーラム以来なので、もう禁断症状が~
今年ジョン・オーツだけ来日していたけれど、
やっぱり二人一緒じゃなくちゃ。
ホール&オーツは、80年代のポップロックなイメージが強いけれど、
元々は、ブルーアイド・ソウルと言われたソウルミュージック畑の人たち。
80年代調の彼らももちろんすきだけれど、やはり彼らはソウルがいい!

11月にCD・BOXが発売される!
70年代の未発表音源も入っているらしい。
久しぶりのCD発売!楽しみ~


「七階の子供たち」

2009-10-03 | 本 のこと

古本市で面白い本を見つけた。
塚原健二郎著 「七階の子供たち」
なんともレトロで素敵な色合いの装丁に魅かれて、つい手に取った。
物語の発行年は1937年。昭和12年!
ずい分綺麗に残っているなと思ったら、
昭和46年発行の、復刻版だった。

約70年も前に書かれた童話集なのだけれど、
今読んでも、著者の伝えたいことは、
ちゃんとこころに届く。
時代背景が違う分、階級や貧富の差が子どもの間にも
あるのだけれど、そんなこと、ものともしない子どもならではの
無垢さ、純粋さ、奔放さが爽やかに描かれている。
いつの時代も、子どものこころに伝えたいこと、
伝えていかなければならないことは、何一つ変わらない。

物語の設定が、日本だったり、どこかの異国だったり
無国籍な感じが漂うのも魅力。
どこに生まれようと、どんな姿だろうと、
みんなそれぞれが、ふたりといない、大事な自分。。。

子ども向けの童話集なのだけれど…、なにぶん、
旧かなづかいで書いてある!娘には読んで聞かせてあげるとしよう


しあわせな勘違い

2009-10-02 | essay
長男を初めて「上野動物園」に連れて行った晩のこと、
とっても楽しかった彼は、
「こんどは、したのどうぶつえんにいこうねえー」とにっこり。
はあ、なるほど!上のがあれば、下のもあると思ったわけだ~

わたしも勘違いは多いほう。
小さい頃、母がわたしに「mikoはかわいいなあ。かわいいでえ!」
と、よく連発してくれたおかげで、
自分が可愛いんだと思いこんじゃっていた。
親がかわいいっていうのは、我が子だからなのにねえ。
小学校2年生の放課後、担任の先生と女の子数人で
おしゃべりしている時に、おませな子が、
クラスで一番可愛い子は誰か?って先生に聞くと、
「ナンバーワンは増田さんやね!浅田美代子によう似てるし」
と言い切る先生。ナンバーツーももちろん他の子の名前が。。。
あれれ?あたしは???
ああ、しあわせな勘違い。
しかし、2年生くらいで気づいといてよかったわあ。
あぶないあぶない、とんでもない勘違い女に成長するところでしたわ。
母に言われるままに、かわいいと思い込むわたし…!
素晴らしい、自己肯定感!?
子どもの時から能天気な性質だったのだなあ。
しかし、せんせ~、ハッキリ言い過ぎ!名指しは殺生でんがな~。

真ん中っ子

2009-10-01 | essay
うちの次男坊、五年生。早くも俄か反抗期。
中2のおニイの真似をしているだけなのか?
事あるごとに、「ちぇっ人生最悪の日だ!」と毒を吐く。
あなた、まだ10年しか生きてきていないのに、
人生最悪の日がいったい何回あるのだよ?

ま、家でギャーギャー自分を出せるだけいいのかもしれないしね。
黙って内に秘められても、わたし気づかないかもしれないし!

自分も真ん中っ子だったから、挟まれた立場はよく理解できる。
何故か、なにかにつけて、上は末っ子を味方につけて
真中をつまはじきにするという、お定まりの相関図。
そして、第一子ほど、親の目も厳しくないし、
第三子ほど、猫っかわいがりもない。
干渉されない分、おのずと、冷静に親や周りを見る目だけは養われる。

悪くとれば、『見過ごされて心配してもらえない』
良くとれば、『自由に放っておかれるのは、信用されているから』なのだなあ。
そんなふうに、思えるようになったのは、
オトナになってからだったけれどね。

真ん中っ子は、誰よりもナイーブ。
ものを想うコドモなのだ。
うちの次男坊、ちょっと尖がって荒れてるなあって時には
「お母ちゃんも真ん中だもん、仲間だもんね~」と
無理やり抱きしめると、効果てき面!
「なかまなかま~!」と他の兄妹にわざと見せつけるようにすり寄って、
体もこころもクタ~と柔らかくなるのだ。
やっぱり、わたし、知らないうちに
彼を見過ごしちゃっているのかなあ。
反省反省。
彼も、抱きしめさせてくれるのも今のうちだ。
これでもかっ!ちゅうくらい、抱きしめておこう。


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