時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

2020年ありがとう

2020-12-31 | essay



2020年。
オリンピックイヤー。
だったはずの今年も間もなく終わり。

巷で囁かれていた噂通り「AKIRA」の予言が現実に。
幻の東京オリンピック。。。

次の夏に安全に開催できるとはどこの誰も思っていない。

政府もIOCも誰もジョーカーを引きたくないだけ。

選手の為にも早く中止を決めるべきだと思うのだが。。


失われたような一年だったけれど、見えてきたものも多々あるはず。それぞれに。

それにつけても
今日が大晦日だとはどうも思えないのだけれど
明日は元旦らしいので(笑)
栗きんとん、ごまめ、煮しめ、角煮など、食べたいものだけ作った。

夜の年越しそばは夫の担当。
天ぷらは、我が家で一番揚げ上手な次男坊担当だ。

夜には長男も帰ってくるらしい。

今年ラストの夕焼けが見えるかな?

春にジムを辞めてから、すっかりナマッてしまった。
今年の締めくくりに夕陽が見える丘まで歩いてこようかな。

どなた様にも
2021年は笑顔の多い穏やかで健やかな一年となりますように!

今年も書きっぱなしのわたしのブログを読みにきて下さりありがとうございました。

時間のしずく
miko

2020年12月31日
追記・落日



幸福SIGN

2020-12-30 | essay


西陽のゴールドの光の元
ウォーキングしていたら
フシギな反射光に遭遇。
ハートのかたち。

何が反射しているのか光源を探してみれど、さっぱりわからない。

空からのHappy Signということにしておこう。

と思っていたら
正に幸福メッセージが届いた。

亡き親友の 息子YくんからのプロポーズOKもらった!というLINEに、ぽろぽろ熱い涙が止まらないよおばちゃんは。

かわいいカノジョには2度ほど会ったことがある。

最初にふたりで寄り添って立ってる姿を見ただけで、なんだかわたしそう感じてた。

空の上のアノ子も喜んでいるに違いない。

いろいろ喋りたいことがたまってる。いつだって忘れたことないよ。
一緒に喜びたかったな。

来年でアノ子が空に昇ってもう十年になる。
15だったYくん。泣いてるYくんを抱きしめたあの日はつい昨日のようなのに。

うちの長男と同い年のYくん。赤ん坊だったふたりを並べてお昼寝させてた光景を目の前に思い出せるくらいだよ。

おめでとう。
暗いニュースの続く中、パーッと大きな花火が上がったような気持ちだよ。

ふたりの末永いしあわせを祝福して祈ります。










小川洋子著「ことり」

2020-12-26 | essay


小川洋子の長編小説
「ことり」

とても静かな
けれどどこかココロが
ちくちく痛むような本。

ひとのしあわせは
ひとりひとり違う

何が心地よいかは
ひとに決められるものではない。

自分のあたりまえは
他人のあたりまえと同じである必要はない。

そんなことを改めて
ココロに想う。。。

胸がしぃんとなるお話でありました。


Xmasの夕焼けふじさん

2020-12-26 | essay

ふと見た窓の外には、いい感じの雲が涌いていた。

ゆうやけの予感に
やりかけた本の整理をほっぽり投げてウォーキングへ。

北方面へぐるりと歩いて、あの夕焼けスポットその3の歩道橋を目指して西へと行けば、丁度夕焼け時刻にぴったりなはず。
と、計算してぐんぐん歩く。

西陽が木々や家々をゴールドに染め始め、夕方の冷たい空気がとても心地良い。
人が居ない道はマスクを下げて深呼吸だ。

さあ、わたしのお気に入り夕焼け歩道橋に到着。
いい色に焼け始めてる。









冬の富士山は、こんなに遠く離れていてもよく見える。

とてもきれいに赤く染まって
小学生の頃に父が撮った赤富士を想い出す。

あれは近所の数家族で行った旅行。皆で早起きして富士山が朝日にどんどん染まっていくのを見た。

三脚を立てたおじさんたちがこぞって写真を撮っていたっけ。
とても寒い朝だったから、あれは冬の旅だったのだな。

今思い出した。
旅館でこたつに入ってトランプをしていたこと。
おとなしい子どもだったわたしは、母にくっついてばかりいたこと。
懐かしいな。。。

あんなに近くで朝日に燃える赤富士をみたのは、生涯であの一度きり。

子どもの頃にみた感動的な光景はこうしてちゃんと何十年経っても忘れないものなんだなぁ。。。

あの時の赤富士の想い出を連れてきてくれた今日の夕焼け富士山を、わたしはまたきっといつか想い出すだろう。
そんな気がする。
2020年
いつもと違うクリスマスの夕焼けとして。




メリークリスマス

2020-12-23 | essay

ぜんぜんクリスマスムードを感じないのは、街に出ていないからもあるよね。

銀座や渋谷や新宿など街のXmasの灯りをひとつも目にしない今年の冬。

毎年ライブなどで立ち寄って見上げる恵比寿のバカラのシャンデリアも今頃キレイだろうな。

特にイルミ好きなわけではないけれど、やっぱりXmasの灯りはわくわくするものだもの。

今年はささやかに過ごすとしましょう!

どなた様もよきクリスマスを。

子どもたちみんなにやさしいサンタさんがやってきますように。

Merry Christmas!


時間の波

2020-12-22 | essay


わたしは、時間に置いてきぼりになりがちなニンゲンだ。

ただでさえそうなのに
このコロナ禍でますます時間の感覚がおかしい。

その上に、気候の変動も奇しい。

スーパーの切花コーナーにフリージアを見つけて
脳がウロウロっとなる。
あれ?今何月?
クリスマスソングが流れているのにもうフリージア?

おまけに、帰り道の道端には小さく咲くたんぽぽを目撃。

いよいよ脳内迷子だ。

世界中、非日常状態の続いた2020年。
奇妙なスピードの時間の流れに、置いてきぼりどころかすっぽり時間が抜け落ちてしまったような感覚さえ覚える。

あと10日したら なんと来年なんだそうだ。
信じられる?
知らぬ間に時間泥棒にあったような気分だ。

有無を言わさず、時間は進む。
気を取り直してジブンの時間をちゃんと生きよう。








明日

2020-12-20 | essay



冬の夕暮れは空気が凛として
とても綺麗だ。

日は昇り、日は沈み
明日がまたやってくる。

いろんなことが
いろんなふうに
変化しているけれど、
明日も声をあげて笑おう。

なんでもない景色に
ココロを動かしていよう。



ドレミファブック「はしるのだいすき」

2020-12-20 | 「ドレミファブック」 のこと

ドレミファブック1巻
「はしるのだいすき」

この歌、だいすきだったなぁ。よく歌ってた。

子どもの頃、なんにもない空き地や原っぱで走り回って遊んでるだけでとっても楽しかったんだ。
そんな忘れてた気持ちをここに連れてきてくれるような歌。

やっぱり
まどみちお先生作詞。

「はしるのだいすき
タッタ タッタ タ
つちをけって
くさをけって
かぜをけって
タッタ タッタ タッタ タッタ
おもしろい」

すごいなぁ
風も蹴っちゃう!

まどみちお先生のコトバは
なんというか、地面に近い。
つちのにおいがする。

コトバが生きてるんだなぁ。

作詞/まどみちお
作曲/佐藤真
え/堀内誠一




************************
ドレミファブックつながりで
ここを訪ねて来てくださる方が時々いらっしゃること、とても嬉しく思います。

懐かしくてたいせつな
ドレミファブックとともに過ごした子ども時代の時間。

同じように、今でも懐かしく想い出す同世代の方々がいらっしゃること、勝手ながら身近に感じてしまいます。

お立ち寄りくださりありがとうございます。



一番短い一年

2020-12-14 | essay


テレビから、来週はクリスマスですねと話すコトバが聞こえてきて。。。
なんだか心底「えっ!」と驚くわたし。

確かにカレンダーはもう12月も半ばだものね。

頭では12月だとわかっているけれど、ココロもカラダもどうも追いついていけない。
2020年の年賀状を作った頃はまだコロナのコの字もなかったんだなぁ。。

逢いたいひとに逢うことも、行きたい場所に行くことも、やりたいことをやることも、全部自粛のこの一年。

こんな年もあったねと
早く思い出話にしてしまいたいものだ。

そのためには、ひとりひとりの努力と忍耐が必要だよね。

がんばろ、人類!


我が家のペンタゴン

2020-12-13 | essay
秋に一人暮らしを始めた長男が、急に週末夜に帰ってきて久しぶりに泊まっていった。
こっちの友だちと会っていた様子。

夜も更けていたけれど、食べると言うムスコに栄養摂取させようといそいそと用意するわたし。
しっかりお母ちゃんだな。
自分の母もそうしてくれていたなぁと想い出す。。。

丁度彼がすきなけんちん汁をたくさん作っていた日でよかった。
それに、食べさせたいなぁと思ってた最近のマイヒット料理「大根ステーキつくね挟み」も丁度一人分残ってた!
まんのいい子だ。

夜、となりの部屋の長男の気配に自分が深く深く安堵していることに気づく。

5人家族で暮らしてきた長い年月。
いつの間にか五角形が完成形になっていたんだなぁ。

ひとり家にいないことで、ココロは一箇所欠けた五角形を描いていたみたい。

眠る場所が違っても家族には違いないのにな。

ちゃんと子離れしなくちゃなぁ。

置いていった自分の魚の水槽の掃除もちゃっちゃとして、アパートへと戻っていきました。


ジブンに喝!

2020-12-07 | essay


ジブンの器の小ささに嫌気が差す。

そんな時、ジブンに言い聞かせるおまじない。

「ワタシのココロは〜
海よりも深く
空よりもひろい!

自転車を転がしながら
呪文のように唱えつつ
シゴトへ向かうこの頃であります。

帰り道、今日は公園の池並みの深さのココロやったな、、と反省。

ジブンにジブンで喝!



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