時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

令和5年の枝垂れ桜

2023-03-30 | essay

ここの枝垂れ桜のライトアップは、毎年見上げる度に花魁を想わせる。



この桜にはなにか妖艶なナニモノかがついているのではないか?と毎年思う。見えないけどね。
お寺だしね。

以前遠方から見えた知人ご夫婦にこの桜を見てもらおうとご案内したところ、連れて来ていた知人の犬がお寺の敷地内に入った途端、何かに怯えて尾を巻いていたことを思い出す。
まだ明るい昼間だったのだけれどね。
彼女にはナニカ怖れるものが視えていたのかも。。。

あの日のことをよく覚えているのは、その日ウチの
TVで新元号が発表されるのを一緒に観たから。
ついこの前のように感じるけれど、令和ももう5年なのだもの。
それだけ桜も回数重ねて見てきたというわけで。
枝垂れ桜とソメイヨシノの見事な饗宴、今年も見事です。







「黒い睡蓮」ビュッシ

2023-03-24 | 本 のこと

「黒い睡蓮」ミシェル・ビュッシ
2017年 集英社文庫発行

クロード・モネが暮らし、睡蓮の絵を大量に描いた村、ジヴェルニーを舞台に繰り広げられるミステリー小説。

これは…!
久しぶりにやられた。

後半、
え?え?ちょ待って?となり、
まじかーーー。。。
となる。

これ以上は書けないのであ〜る。

この感覚、中学生の時に読んで衝撃を受けたクリスティーの「アクロイド殺し」以来かも。

ちょっと変わったモノが読みたい人にはお薦めの一冊!

(去年の近所の睡蓮)






世代交代の桜

2023-03-21 | essay

数年前、この小さな神社の老木桜が伐採されてとても残念に思っていたら…

いつの間にやら同じ根元から子どもの木が成長して
花をつけていることに気付きました。

受け継がれていくのねえ。
めでたいなぁ。

なんだか、ほっとしたような少し切ないような。。。

今年の桜は早いですね。




白い白い春のお知らせ

2023-03-16 | essay



ハクモクレン満開!
ここの見事なハクモクレンは
遠くから見ても一際華やかに輝いて、青い空からまるい白い雲が地上に舞い降りて来たかのよう。

いつも華やかに春を知らせてくれてありがとう。
真下で幹に寄り添って
咲き誇る木の花を見上げると、
束の間、木のキモチが解るような気がします。

うつくしい木の花。
花と一緒にココロもフワフワとほころんでくるよう。

あたらしい春に。
おめでとう!






放送法と「天上の葦」

2023-03-12 | essay
この度の放送法のすったもんだを聴いていると、
太田愛氏の「天上の葦」を思い出す。

危ういニッポン。

ひとりひとりがよ〜く気をつけていないとアブナイよ。

それにしても、長寿番組サンデーモーニング。

日曜朝はこれで始まる。
20代のひとり暮らしのアパートでも観ていたから気がついたら30年以上観ているということか。。。

なんだろう。この番組は国民側のニュートラルな声を代表しているように感じる。
近年お気に入りのジャーナリスト青木さんも加わり、より見逃せなくなった。

フォトジャーナリストの安田菜津紀さんもとてもすきな女性。
こんなふうに落ち着いた説得力のある話し方が出来るようになりたいものだなぁと憧れている。

そして!番組初期からずっと変わらない唐橋ユミさん!
あんなにカワイイまんま変わらない女性も珍しい。
スポーツは全然興味ないのだけれど、彼女の姿が観たくてチャンネルは変えない!

関口さんもだんだん御歳を召していらしたけれど、まだまだ現役でこのまま頑張っていてほしい。

変わりゆくTV業界。
揺るぎなく変わらないものも必要です。











シアワセの色

2023-03-10 | essay
なんてかわいいピンク色

しだれ梅のピンクは
無条件にヒトをシアワセな気持ちにさせてくれる。ような気がする。

おめでたいなあ。
うれしいなあ。


我が家の長男が先日入籍しました。
実感が湧かないのだけれど〜笑。
いつの間にか息子が
わたしが結婚した年齢と同じ歳に。。。
光陰矢の如し!

永遠にしあわせであれ。








君を待つ!

2023-03-06 | essay

この春初の沈丁花
君を待ってたよー!

シゴト前のヨリミチ公園。
このところずっと今か今かと待っておりました。

やっと数輪開花!
屈み込み、マスクをずらして
いざ、思い切り深呼吸〜。

ああ、しあわせだ。
生きててよかった。って思うくらいシアワセな香り。

今日は啓蟄。
園庭でちびっこが小さな小さなアリを見つけて大歓びしてた。そうだよね。嬉しいよね〜。
これから虫探しが楽しい季節だなぁ。

数日前には、ヨリミチ公園でルリタテハに遭遇!

虫好き元少女としてもココロオドル季節の始まりです。
(家の中のはイヤだけどね。笑)


凛として。

2023-03-04 | essay
散歩道
このメタセコイア並木の下に立って
木々を見上げるのがすきだ。

冬は凛として。
春はそよ として。
夏は清々しく。
秋は神々しく。
どの季節も
何ものにも動じることなく真っ直ぐ空を仰いでいる。

束の間、立ち止まってわたしも一緒に空を仰ぐ。
刹那、わたしも木々の仲間入り。

前世があるなら、わたしは木だったような気が…。
いや、それはおこがましいかな。

こちらはユリノキ。







ピンクとみずいろ

2023-03-03 | essay

近所の大きな公園へウォーキングに行ったら鮮やかなピンクに引き寄せられた。
こんなところにいつの間にか植樹されていたのねぇ。
若い河津桜が満開!



河津桜はピンクが濃くて青空に映える。
気づいたらもう3月。

2月は逃げるって云うけれどあれは本当だ。
昔の人は巧く云ったものだなぁ。

今日はおひなさん。
お人形の日。
普段からあちこち飾ってるあのこもこのこもホコリをはらってお顔をよく見てあげましょかね〜。
ところで、おひなさんのお菓子って可愛くてすき。
これは落雁好きな娘に。

今日も良い一日にしましょう〜!





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