先日の夕刻。
あ、古本市終わっちゃう!
って思い出して
店を閉めてから自転車を飛ばす。
8時までだから小一時間は見れる。
いつもは時間がたっぷり有るときに行く古本市。
ゆっくり流して歩きながら、本に呼ばれるのを待つ感覚がすきなのだけれど。。。
時間制限があると、どうも本の海に上手く潜れない。
探していた本も見つからず、
本からも呼ばれないままに段々と閉店時間が近づく。
こんな日もあるか。。。と諦めて帰ろうとした時、
ポンッとココロに飛び込んできた一冊は。。。
谷川俊太郎編の
「母の恋文」
谷川さんのご両親が恋人時代に交わしたたくさんの恋文。
ぱらぱらと捲ってみると
なんとも素敵なリアル書簡小説みたい。
だいすきな谷川さん。
このおふたりがいてこそ
詩人・谷川俊太郎が存在するんだなぁ。。。
だいじにだいじに
読みたいと思います。
古本市。
ランダムに並ぶ大量の本のなかで出逢う一冊。
行き当たりばったりに生きるわたしには、
本との出逢いもまた、行き当たりばったりが向いているようです(笑)