先日読んだ、「ジャン・ヴァルジャン物語」のなかに、
う~ん、そうだなあ。 と、とても共感する一文があった。
『 ひとに与える喜びこそは、不思議なもので
ほかのすべてのものと違って、与えることによって
少なくなるどころか、かえって一層大きくなって
また自分に還ってくるものなのである。』
以前、近所のお寺の塀に貼ってあった言葉にも
同じような意味のものがあった。
≪幸せは、分けあうことで増えていく≫ という言葉。
わたし、この言葉を忘れずにいようって その時に思ったんだ。
以前ここで このコトバのことを書いたら、クリスチャンのともだちが
聖書にも同じような意味の言葉があるんだよ、と教えてくれた。
正に、この本の言葉の源は、聖書の教えからのものなのでしょうね。
嬉しいきもち。楽しいきもち。分けあうことで一層大きくなって自分にも還ってくる・・・。
なんだかキラキラと光あふれる希望のコトバだ。
生きる国が違っても、信じるものが違っても、「喜び」は なにびとのココロをも豊かにしてくれるよね。