時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ひとっ飛びにもう大晦日

2021-12-31 | essay

2021年も
気づけば終わりですねぇ〜

じっくり思い返せば
一歩一歩てくてくと地道に過ごしてきたはずなのだけれど。

やはりコロナに翻弄されたこのほぼ2年間、地に足が着いていないような、ひとっ飛びにきてしまったような…。
フワフワとキモチが落ち着かないせいなのでしょうね。

束の間の静かな期間もやはり長くは続かず、残念ながら感染者数はじりじりと上がってきています。

こんな時代が永遠には続かないとは思うのだけれど、
会いたいひとに気楽に会えない、行きたい場所に自由にいけないというのは、なんともいえない閉塞感であります。。。

とはいえ、憂いでばかりでは埒が明きません!

だいじに希望をあたためて未来へと歩みを進めましょうね。


今年もわたしのとっ散らかったブログにお立ち寄りくださりありがとうございました♪

これからも思いのままに綴っていくことと思います。
どうぞ気が向いたときに読み流しにいらしてください。

2022年が皆さまにとってすばらしい一年となりますようお祈り申し上げます。


「時間のしずく」 miko








ツナガリ

2021-12-30 | essay

先日2年ぶりに昔の仕事仲間たちと集まった。
思えば夜の都会に出て行くのはコロナ禍以来初めてのこと。

ああ、やはりワイワイ集えるっていい。
カシスソーダなんて飲むのも2年ぶりのこと。

20代前半、目黒にあった小さな出版社時代の仲間たち。
もう30年も経つなんてとても思えない。
会えば瞬時にあの頃に戻れる仲間たち。
実際はそれぞれの上にたくさんの出来事があってこうして今があるのだけれどね。

こうして50代になってまで集まれる昔の会社仲間って、なんだか稀有なんじゃないかな。

ほんの数年間、ある同じ時期に共に過ごしただけのはずなのだけれど、まるでサークルのような濃厚で熱いノリのあの会社の仲間たち。
それぞれに順々ステップアップして巣立ち、その後会社は解散。

会社というよりも、それぞれにとって出遭いと学びの場だったように思う。

今回は少人数だったけれど、コロナが落ち着いたら銘々繋がっている人に声を掛け合って同窓会をしようということに。。。
オミクロンの市中感染が始まる直前の「忘年会」
その「忘年会」というコトバの響きさえもう懐かしい。

とうとう市中感染が始まったようだから、また暫く集まれないだろうな。。。

大事にしたいツナガリにココロからありがとう!


「路傍の石」の生まれた家

2021-12-28 | essay
三鷹市山本有三記念館
ここはとてもすきな場所。
先日久しぶりにふらりと訪れました。

お屋敷の清楚な佇まいもお庭もとても素敵。

大正末期に建てられた見どころ満載の素晴らしい近代建築です。

昭和11年から21年まで作家・山本有三が家族と共に暮らし、かの有名な「路傍の石」はこの家で執筆されたそうです。

戦後アメリカ軍に摂取されたり様々な施設として利用された後、1996年から現在の三鷹市山本有三記念館として開館されたとのこと。

華美過ぎずこじんまりとしていて暮らしを感じさせるこのお屋敷。。。
10年ほど前に友人に連れて来てもらって以来、時々ふと訪れたくなる場所となりました。

細部に渡るこのお屋敷のアイアンの飾りには以前からとても惹かれています。

このくるんとした魅力的な鍵。
たまりませんね〜。

この度館員の方とお話したところ、このアイアンは新橋の「堀商店」のものなのだとわかりました。
堀商店さんも現存する素晴らしい近代建築物のひとつ。
以前堀商店さんの鍵の資料室を見学させていただいたことがあり、もしかしたらそうかなと密かに思っていたところでした。

この素晴らしいお屋敷、なんとどなたの設計による建築物なのか謎のままとのこと。

階段のステンドグラスもとてもうつくしい。。。

魅惑の近代建築。
今度はまた桜の頃に行けたら嬉しいなぁ。




玉川上水のヒカリ

2021-12-25 | 展覧会・アート のこと

玉川上水のヒカリ


先日訪れた三鷹市美術ギャラリー「収蔵作品展」

赤瀬川さんの作品を観にいったのだけれど
ギャラリー内に去年開室した
太宰治展示室〈三鷹の此の小さい家〉にどっぷり浸ってしまった。

「太宰治」を漠然と想う時、
いつも何だか暗澹たるキモチにもやもやしてしまう。

わたしは太宰治の文学について語るコトバを全く持っていない。

それでもやはりどこか惹かれる自分がいる。
散り残る紅葉を照り映す玉川上水の川面のうつくしさに
暫し足を留めてしまう昼下がりでありました。。。


飛ぶねぶたトナカイ

2021-12-22 | essay

松屋銀座のXmasディスプレイ
なんてかわいいトナカイたち

女性のねぶた師の作品なのだそうです。
すばらしいなあ!
観れてよかった。

ねぶた祭りに行ったことは一度もないのだけれど
きっといつか夜空の下の大きなねぶたを観てみたいものです。

白昼夢

2021-12-21 | essay
真冬の太陽がキラキラと反射して見惚れてしまう。

脳内は瞬時にリゾートモード。。。
昔々行ったグアムのプールもこんなヒカリだったなぁ、とすっかり忘れていた光景がココロに甦る。

束の間のデイドリーム

な〜んてことはない。ここは娘の用事で訪れた東京ドームシティ。通りがかりのアトラクションなのでありました〜。

それにしても
ヒカリをその身に浮かべた水はうつくしいなあ。


マイク・ネスミス

2021-12-18 | MUSICのこと
元モンキーズ、Michael Nesmithが78歳で亡くなられた。。。

40年以上わたしのココロをその温かな唄声で潤してくれているマイク。。

知らせてくださったのは、恩師T先生。
彼は60年代のオンタイム時代からの大先輩モンキーズファンなのである。。

テレビ東京、TVシリーズの再放送により突如巻き起こったあの稀有なリバイバルブーム。
[THE MONKEES]!

当時14歳の私もあの旋風にすっかり巻き取られてしまった。
あの時、自分のなかの世界へのドアや窓が一斉に開いたような…そんな感じだった。

イベントやフィルムコンサートがあれば行ったことのない街でも
手間を惜しまず路線図とにらめっこしながら出掛けていったものだ。
今のようにネットなどの無い時代、路線図は必需品。
(今でもアナログなわたしは、ネットが乗り換えルートをサジェストしてくれても路線図が見たくなる)

モンキーズが引き金になってくれて、ビートルズ他洋楽がわたしの中に大河のように流れ込んでたくさんの景色を見せてくれた。

そして、モンキーズリバイバルブームが去った後もそのままマイク・ネスミスの唄声はわたしの精神安定剤的音楽、ほぼsafety blanket的な存在としてココロの奥底でわたしを支えてくれていた。

つい最近もミッキー・ドレンツと二人でツアーをしていたという。。。
一度でいいから生の唄声を聴いてみたかったなあ。

マイクのご冥福をこころよりお祈りします。
ありがとうマイク

空の上でデイビー、ピーターとまた演奏していてね。




雑誌を買うのは久しぶり!

2021-12-14 | 本 のこと

木彫り。
とくに熊の木彫りには昔からとても惹かれます。
こ、これは!!

とても久しぶりに『雑誌』というものを購入。

[Casa BRUTUS]1月号部屋と置物

行きたいな北海道。
木彫り熊巡りの旅にきっと行くぞ。
うちの熊さん
(いつの間にかうちに居ました。古物の時計の仕入れに混ざっていたと思われます)
うちの熊ぼっこちゃんズ
(いろんな年代のものが縁あって増殖中)

だいすきな木彫り作家
[大住潤さん]
のポストカード

木から生まれたものたち全般すきかも〜。
家を見回すと木彫りの置物がどんだけあるんや、という感じであります。

木はいいなあ。
木彫りは奥が深いなあ。



彩雲とハート

2021-12-13 | essay

見上げた空にぽっかりハートの穴
うっかり落ちてしまわないように 
ハートだけに 笑

そして眩し過ぎて肉眼ではわからなかったけれど
画像でみたらきれいなパステルの彩雲。

こりゃあ、吉兆です!

世界中の災いが収まりますように。


プカプカ浮かぶ

2021-12-09 | essay



先日、山で出逢った狛犬さんたち。

頭に一個ずつ小石を乗せられた彼らの姿が
なんだか忘れられないんだ。

ふいにこころにプカプカ浮かんでくる。

お願いごとがあって
誰かが乗せたのだろうか。

それともこどものいたずら。

頭まではある程度の高さがあったから小さなこどもではないだろう。

お年を召したお爺さんが一個ずつ石を拾って乗せる姿を思い描くとなんだかほっこりする。

そういうことにしておこう。
そしてお願い事が叶うことをわたしも願おう。


主役は影

2021-12-07 | essay

時刻
太陽の位置
陽の光の加減
雲の行方

いろんなことが合わさって
出来上がる一瞬の風景
いつでも黙って
わたしのココロの袖をひくものたち

ちゃんと気づいていたい
いつのときも。




水鏡とこころ模様

2021-12-05 | essay

のどかな休日の昼下がり

うつくしい水鏡。
コロナ禍以来会っていなかったもうひとりの[ほぼムスメ]と久しぶりのお出かけ。
彼女は心友の遺した愛娘。

お腹にいる頃からかわいくてかわいくて成長を見守ってきた子だから
アノ子の遺した二人の子どもたちはこの十年来わたしにはもう我が子も同然なのである。

ぽかぽかの秋晴れのテラス席で湖を眺めながらふたりでのんびりおしゃべり。

彼女の周りのいろいろなことが動き始めて今大きな転機に差し掛かっている。

どうか一番しあわせな道をじっくり見極めて進んでおくれ!
おばちゃんとしては、こころの底から幸せを祈るのみなのである。




碧い水

2021-12-03 | essay


確かに空がとても青くはあったけれど
池の水面がそれを上回るうつくしい碧に写った。
陰の暗さが碧になったのか。。。?

ヒトの網膜に映る色と、レンズを通して感光した色。
どれがホンモノかニセモノか。
きっとどちらも本当なんだな。
受け取り方が違うだけ。

それを観るヒトの眼によってもそれぞれ微妙に違うのだろう。どれも真実。

色だけでなくどんな事象も実はそうなのかもしれない。

コトバも感情も痛みさえ
ひとりひとり受信の仕方も深さも違う。
そしてどれもが真実。





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