時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

カッコ良すぎる66歳5人衆

2022-05-30 | MUSICのこと

「時代遅れのRock'n Role Band」

桑田佳祐さんが書き下ろしたストレートに平和を祈るメッセージソング。
ゲストは驚きの大物ミュージシャン、オール66歳。

桑田佳祐氏の発案で、同学年の世良公則、佐野元春、野口五郎、Charに話を持ち掛け製作期間僅か一ヶ月で歌が完成したとのこと。

そのスピード感にも驚くけれど、大御所5人のココロがパッとひとつになるロックンロールのチカラの偉大さに感動。。。

そして聴けば聴くほど共感する歌詞に涙がでちゃう。

それにしても。
知らぬ人はいないほどの有名人の彼らも、ひとりひとりそれぞれに各々の時間を重ねて共に時代を生きてきたんだよなぁ。

そして子どもだったわたしも一緒にこの時代の中で成長してきたんだなぁ。。
と当たり前なことだけれど改めてしみじみ。
66歳といえばわたしの10年先を行く先輩だ。

サザンの衝撃的なデビューはわたしが中2の多感な頃。
野口五郎は小学生の頃一番すきだったアイドル。
ツイストの世良さんはともだちのママが熱狂していたのをよく覚えてる。
佐野さんは高校生の頃バイトしてたレコード屋でめちゃくちゃLPを売った。その後20代でハマり今も大ファン。昨年秋には久しぶりにLIVEへ。
Charさんは、子どもの頃何故か父がサインをもらったLPを持ち帰り自慢していたっけ。
その後、戸越銀座で一人暮らしをしていた頃、商店街の魚屋さんで何度かお見掛けした。

みなさん同学年だったのだなぁ。なんだかフシギだ。

凄いキャリアの5人が
この今の時代を何とかしようと熱い想いを込めつつ、こうしてサラッと一曲を歌い上げている。
なんてカッコイイんだろう!!

桑田さん、自分で「ダサいロックンロールバン〜ド♪」って。笑。
カッコ良すぎるでしょ。


「〜目の前の出来事を共に受け止めて歌えロックンロールバンド!〜」

ぜひ聴いてみてください♪




不忍池の畔に立つと。。。

2022-05-29 | essay


雨上がりの不忍池にヨリミチ。
ちょっとフシギな写真が撮れた。
このボート乗り場の辺りが昔からなぜだかすき。





不忍池の畔に立つといつも
条件反射のように森鷗外の「雁」を思い出す。

何故だろう。ここには時間の層が幾重にも折り重なっているのをとても如実に感じる。
独り黙って暫く水面を眺めてから顔を上げると、
違う時空に紛れ込んでしまっているんじゃないか。。。
なんてふと思う。


もうすぐ6月。
蓮の花もまもなくだ。




革の稜線のうつくしさ

2022-05-28 | essay

なんともうつくしい。
山の稜線を革の自然なカーブで表現。

革で着物という発想からしてすごいなぁ〜


マルチな才能をお持ちの篠原ともえさんのこの作品。
世界的な賞をとったという記事をウェブニュースをみて、これはぜひ生で拝見したい!と衝き動かされて行ってまいりました。
浅草、東京レザーフェア。

誰でも受付を通れば入場できるとはいうものの、
全くの我流で革のハギレを使って作品を創っているわたしには
眩しすぎる商業的な展示会。

気後れしつつも、大きな革のうつくしさに見惚れるのでありました。

基本的に「革」はニンゲンが食用にしたイキモノの残り。

頂戴したいのち、最後の最後のハギレまでも有効に使わせていただきたいものであります。

と、作品づくりに向き合う意欲を煽っていただいた有意義な時間でありました。


ついでに雨上がりの浅草寺。
修学旅行生で溢れていました。
やっと少しずつ平常が戻りつつあります。



よくがんばりました。

2022-05-26 | essay
今年もがんばってるこ、あちこちに発見!

光を目指してがんばってがんばって伸びてきたんだね〜
このどくだみたちも!
大抵のどくだみは地を這うように伸びて花開く。
このこらは、植込みのなかで芽を出したばっかりに、上へ上へと伸びてすっくと立ち上がる姿は別の品種のようだ。

よくがんばりました!
逆境はチカラの元にもなると
植物たちが教えてくれている。。。

もしも、繁みの奥の暗がりに落ちてしまったような気持ちになることがあったとしても、光を目指さして上へ上へ伸びていくとしよう。
きっと暖かなおひさまが待ってる!




白い紫陽花

2022-05-20 | essay

紫陽花をみた。
今年最初に目にした紫陽花は白。

なんだろう。
「さら」なキモチ。。。

フシギなことに
「さら」とよく口にしていた母の声が耳の奥で聞こえたような気がした。

紫陽花は母の花。
「さらなココロを思い出しや」って
空からの暗号かな?

白い紫陽花が眩しい朝でありました。




川と橋の街

2022-05-16 | essay
この橋を何度渡っただろう。

父と父のオクサンの住むマンションと、大阪へ行くたび定宿にしているビジネスホテルを繋ぐ橋。

美味しい海の幸を食べに行きたいという父の希望に、いろいろ旅先を考えたものの、
コロナの終息なき今、父の体の負担なく海の町へ旅をするのは良策とは言えず…。

灯台下暗し、食道楽大阪の街の中で海の幸を楽しもうということに落ち着き姉とふたりで来阪。

果たして、父も満足の美味しい海の幸を堪能。
探せばなんぼでも美味しいもんは見つかるなぁ。。。

こうしてまた顔を合わせて美味しいものを食べられる、というだけでつくづくありがたいこと。
秋に会った時の父は入院中のベッドの上。(手術のための転院手続き)
か細い声で「早く帰って旨いもん食べたい」と話す姿に
そんな時間をまた持てるのだろうか…と不安がよぎったことを覚えている。

何度も危機を乗り切る強運の持ち主の父。
川沿いを電動車椅子で散歩すればスピードあげて先へ先へ。
小走りでついていくわたしたち。
元気で何よりである

米寿はどんなお祝いをしてあげようか〜〜


(ちょびっとセーヌ川ぽい?)



なつかしい大阪の味

2022-05-14 | essay

なつかしい味。
大阪の味。

変わらないものにとても安堵するお年頃?

気がつけば数十年ぶりのこの551のアイスキャンデー。

これよこれ。
よく母と食べたなぁ。
いろんな味があるけれど母とわたしがすきだったのは、断然「フルーツ」。
シンプルな「ミルク」も「パイン」もいい。

あれから何度も大阪に来ていながら、豚まんは食べてもアイスキャンデーを口にしなかったのはなぜだろう…我ながらフシギだ。
無意識に、母の想い出と直結する味に距離を置いていたのだろうか。。。

久しぶりに姉と一緒に父の見舞いに訪れたこの食いだおれの三日間。
おいしいものをいろいろ食べたのに
口が思い出すのは551の「フルーツ」だ。

次はいつ行けるかな。
もう食べたい!
(来阪前後にPCR無料検査を実施。簡単に検査が出来るようになってたいへんありがたい!)


君を待っていました!

2022-05-05 | essay



この十年余りで街中どこでもみられるようになったナガミヒナゲシの花。

その可憐な彩りと立ち姿が昔からとてもすき。

年々近所にも殖えてきて、一昨年辺りからはすぐ隣の街路樹の根元にも可愛らしく揺れる姿が。

うちの猫の額ほどの庭にもぜひ咲いてほしいと、去年は花の終わった実を見つけては庭に放置してみた。

果たして!
先日初めてうちの庭にその可憐な淡いオレンジの花が咲いているのを見つけた。

思わず「わぁーよう来たよう来た!」と田舎のおばあちゃんの出迎えみたいにお花に話し掛けてしまうわたし。
だってもう何年も前から待っていたんだもん。
庭でひっそり。
風に頼りなげに揺れる姿も可愛らしい。

どこか異国からたまたま連れてこられて、たんぽぽ並にすっかり春の風物詩となってきたナガミヒナゲシ。
これからは毎年うちの庭いっぱいに咲いてくれても構わないよ。大歓迎。

ようこそ我が家へ!




地球の片隅で想う。

2022-05-01 | essay






静かに生きる野の植物たち
寡黙で逞しく実直

激しい雨に打たれても
耐えてその身の滋養とし
あたらしい朝の光に
凛と顔を上げて
素直に太陽の恵みを享受する

光る雨粒を纏う葉のうつくしさにココロを奪われ
海の向こうの戦場の今に思いを馳せる

ニンゲンの愚かな行いは
ただ懸命に生きる動物や植物の命をも奪う

このうつくしい地球の秩序を乱すのは
悲しいかないつだってニンゲンだ。。。

「抑止力」として視えない水面下のもののはずだった核の脅威が(そもそも矛盾しているが)
この21世紀の現代に「兵器」という実体として現実味を帯びてきている

権力を持つ一部の愚かなニンゲンが
これ以上地球を汚す道を選ぶことがないよう
ただただ
祈るのみ。





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