時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

雨上がりのハルジオン

2021-04-30 | essay

雨上がりの朝の庭。
おはよう、ねぼすけさん

陽が高くなると
シャキーン!今日も元気だ。

ハルジオン。
子どもの頃、どういうわけか「貧乏草」と呼ばれていて
なんだか可哀想だったな。
摘んだらビンボーになるってヘンな迷信をみんな信じちゃってた。
くしゃくしゃっとした蕾がなんとも可愛らしい。

ようこそ我が家のささやかな庭へ。
どんどん増えていいよー。

大きなおつきさん

2021-04-27 | essay


のぼりたてのやわらかな月がすき。
夕ぐれ帰り道、大きなお月さんをみつけるとなんだかとてもうれしくなる。

懐かしい友にばったり会えたような。

道々大きな月を見上げていると「月の輝く夜に」がまた観たくなるのだなぁ。


ずっとそこに。

2021-04-25 | essay




小さい小さい野の花や小さな若葉に
吸い寄せられるように眼がいくこの頃。

年齢を重ねると自然の小さな営みやその美しさに
ちゃんと気づくようにできているのかもしれない。

自分のこと、周りのこと、子どものことに精一杯で
時間の波にのまれて過ごす年代には気付かなかった小さな自然物に今やっと気づき始めたのかもしれないと身を持って感じる。

ヒトに気づかれようと気づかれまいと、彼らはいつの時もちゃんとそこに居たはずなのにね。

気づいた時があたらしい始まり。
ココロを研ぎ澄ませて
いろんなものを感じていたい。

Earth Day

2021-04-22 | essay


たんぽぽの綿毛をじっと見ていると
つくづくよく出来てるなあと感心してしまう。

そして自分が小さく小さくなってその綿毛ドームの中に入りたくなる。

風を信頼してあたらしい世界へと旅立つ。
それぞれの道。

今日はアースデーなのだそうです。
我らの地球に感謝の日ですね。


ボタンに笑わされる

2021-04-18 | essay

なんでも顔にみえちゃう癖アリ!

ボタン付けの糸を通せばあらふしぎ。
にっこり笑いかけるかわいこちゃんにコチラも笑みがこぼれてしまいます。

てしごと仲間の洋裁教室で初めてのリネンワンピースを作りました。

ものづくりってホントたのしい♪




まだ踏みもみず場所

2021-04-15 | essay

ひょんな所から娘が小学生五年生の時の社会科の教材が出てきた。

日本地図のパズル。
全部うめたあとに、自分が一度でも訪れたことのある都道府県のピースを外してみる。

関西生まれ関東育ちのわたし。
なんと北も南も知らずに
この50年余り狭い日本の真ん中辺りを行ったり来たりしていたんだなぁ、と気付いた。

南は、友人の住む奄美大島に一度だけ。
九州本土も北海道にも飛んだことがない。

昔ヨーロッパをあちこち放浪してみたけれど、身近な我が国をこんなに知らずにいたとはねえ。

このコロナが無事収まって、気兼ねなく往来できるようになった暁には、北と南を旅しようと今、決めました。

藤とペパーミント

2021-04-10 | essay
さんぽしてたら
すてきな盆栽の藤の花に遭遇!
お庭で水やりをしてらしたおばさまに
キレイですねぇと声をかけて写真の許可をいただいてパチリ。
気さくなおばさま、育ててらっしゃるいろんな珍しいお花や鉢植えを見せてくださり
庭に生えてる三つ葉とペパーミントを摘んでおみやげにくださった。

藤は、去年亡くなったご主人が大事に育てていらしたそうで
「今年もちゃんと咲いてくれるか心配だったのよ〜」とうれしそうに語るおばさま。

庭のレモンの木の葉っぱを嗅ぐとしっかりレモンの香りが!レモンの木なんて初めて見た。
レモンの花が咲く頃また見にいらっしゃいと言ってくださった。

こうして偶然から見知らぬひとと暫しお喋りするひと時ってわたしはすきだな。
そういうとこ、母に似てきたなと想う。

三つ葉とペパーミントをむき出しで持って歩いていたら
今度は去年まで通っていたジムの顔見知りのおばさま二人にばったり。
またまた暫し立ち話。
いい香りのペパーミントの葉っぱをお裾分け!
マスクに葉っぱを挿むおふたり。殺菌効果のあるペパーミント、それいいかも!?

少し肌寒い春の日のおひるさんぽ。
なんだかココロがポカポカしてくるさんぽとなりました。




空の画家ジョン・コンスタブル

2021-04-09 | 展覧会・アート のこと



いつかは生でみたいと思っていた大きな空を描く画家、ジョン・コンスタブル。

とうとうやってきました。
これは見逃すわけには行かじ!と半年ぶりくらいに都心へ。

三菱一号館美術館
コンスタブル展へ。

コンスタブルはそもそも十年位前に恩師T.teacherがすきだと仰っていたことから知った画家。
コートールド・ギャラリー展以来久しぶりの絵画デートとなりました。

お元気そうで一安心。。。
こうして尊敬する高校時代の恩師とこんなに長きに渡って交流を持つことができて、わたしはしあわせものであります。

で、コンスタブルの空。
どれもこれも圧巻であります。

いつかわたしが年老いて床に臥すようなことがあったなら、コンスタブルの空の絵を観させておくれと今のうちに子どもたちに遺言しておこうか…なんて縁起でもないことを想うほどこころ和ませてもらえる空でありました。

コロナ禍でずっと自粛していた芸術鑑賞。
カラッカラのアート欠乏がようやく満たされました。

皮切りにアレモコレモ!とヨクバリになりそうですが、ここはぐっと抑えてまたの機会まで自粛を続けようと思います。

絵もやっぱりLiveに適うものはないですね。


ラストの「虹が立つハムテッド・ヒース」
この一枚だけ写真撮影可でした。

「コンスタブル展」
三菱一号館美術館にて2021年5月30日まで開催です。

ヒカリとハナミズキ

2021-04-08 | essay



毎年早いなあって言ってる。
ハナミズキ、今年も早いなあ。

ハナミズキは光に透かして見るのがすきだ。

街路樹にキレイなハナミズキを見つけたら、ぜひ真下に立ち止まって見上げてみてください。

ほんの10秒。
その10秒がもしかしたら今日一日ココロを照らすヒカリの素になるかもしれません(?)

見上げ過ぎて首を痛めないようにお気をつけて!


宇宙的な実のベビー

2021-04-04 | essay


以前見つけた宇宙的な実、コノテガシワの実が一体いつから生るのか観察しよう、と思って散歩の途中に寄ってみたら、なんともうベビーが生まれていた!

ついこの前、木全体が茶色くなっていたのにいつの間にかまたキレイな黄緑に変化している。
落葉するわけではなく、色だけ変化していくのだなぁ。
不思議な木だ。

ベビーは正にちいさな金平糖サイズ。まるで黄色いお星様。

これからだんだん実が膨らんであのふしぎな宇宙的な形へと成長するのね。

茶色く弾けたのは真冬の頃だったから、この実はほぼ一年中こうして生っているのだなぁ。

新しい発見ってつくづくオモシロイ。
知らないことは星の数ほどある。
いくつになっても「知ること」は新鮮で美味しいココロの栄養だ。



GREEN GREEN GREEN

2021-04-03 | essay





緑の季節。
気付けば茶色一色だった木々にあたらしい緑が芽吹いてる。

その体のなかでずっと準備がなされていたのよねえ。
みえないけれど。

生命力を目の当たりにできる春。

いつだったか山本有三記念館で見た「自然は急がない」と書かれた書を想う。

そのコトバには続きがあることを後に知った。
「自然は急がない
だが、一秒たりともなまけてはいない」

自然はニンゲンの大先輩。
見習って、あたらしい春にココロも新たにいきましょう!






PINK PINK PINK

2021-04-02 | essay



なんと気付けばもうハナミズキが咲き始めていました。
桜もまだしっかり咲いているというのに。

ピンクの饗宴。
素晴らしい光景ではあるけれど違和感が拭えない。
毎年早まる開花。気温に急かされて芽吹く新芽。
少しずついろんなことを巻き込んでちいさな不協和音を生み出していくようで怖い。

どれもこれも、元凶はニンゲンの仕業。
温暖化を止めることができるかどうかはこの先10年にかかっているという。

本来の地球の時間を取り戻せるかどうかは、わたしたちひとりひとりのニンゲン次第。





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