時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

街の夜・おんがくのチカラ 

2015-02-26 | MUSICのこと



夜の渋谷は久しぶりだ。

ほぼムスメ のKちゃんのバンドのカフェ・ライブへ。

のびやかな唄声に
その唄う立ち姿に

彼女のママ、亡くした親友のアノ子を想う。。。

そっくりになってきたなあ。

アノ子も歌がうまくて、昔会社の飲み会でも
よく上司のデュエットに付き合わされていたっけな。

仕事で無理かなと思っていたパパさんも来ていて
三回忌以来、一年半ぶりくらい?

パパさんのこころ模様・・・をあえて考えないようにしないと
ライブで泣いてるヘンなオバサンになっちゃう(笑)

アノ子もきっとどこかから聴いていたはず。


すべてがこれから!の生命力溢れる若さとパワ~!
チャンスを掴んでどこまでも飛んで行ってほしいな。
あかるいあかるい未来をおばちゃんは蔭で応援しています。

おんがくはイイ。やっぱLIVEですね。


なんのためにいきてるんだろう?

2015-02-23 | essay



「なんのために生きてるんだろ?みんないつか死ぬのに。」

めっちゃ素朴なギモン。
眠る前、布団の中で呟いた娘13歳のコトバに どきっ。

そうやなあ。。。
わたしもちょうど中学一年生の頃、そんなこと考えたなあ。
文芸部だったので、大真面目に詩まで書いたのを覚えているよ。(あの頃は純粋でした~)

「そんで、なんでそんなん考えた?」って訊いてみると
どうやら、学校の道徳で
「生きるとは?」みたいなテーマで
話し合いがあったのだそうだ。

ふうん。 今は学校で、みんなで考えるんだ~? へえ。

誰もが一度は通る道。
自分が生きてる意味を考える。生きるとは?死とは?

そうだよ。
生を受けた以上、誰もが致死率100%なんだもん。

だからこそ、どう生きるか。如何に生きるか・・・考えるのがニンゲンなんだよ~。

いろんなことが起きるけど、どんだけ人生を楽しんで
しあわせだなあ・・・って思えるように自分とひとをたいせつにして生きるか!そこが大事だよ。

とかなんとか、エラそ~に娘に
言いつつ。。。
自分自身、まだまだ行きつ戻りつのフラフラ道中です。

シアワセの定義ってものも、ひとそれぞれに尺度は違うものだから
一概には言えないね。

わたしは、毎日を心地よく、こころがあたたかく過ごせたらシアワセだと思うお気楽者だけれど
自分に負荷をかけて苦しくても険しい道をクリアすることをシアワセだと思うひとだっているだろう。

何のために生きるのか??? 答えはひとの数だけあるってことよね~。

むすめっこよ、まだまだ幼いあなただけど
これからたくさんたくさん、嬉しいこともかなしいことも思い通りにならないことも
経験していくことでしょう。

人生ってやつは、本当に何が起こるかわからない。

確かに、一寸先は闇だよ。
だけど!
そのまた二寸先(?)には必ず光があるってことを覚えといてねー!

 

 


みえないライン

2015-02-22 | essay



スピリチュアルなことに
詳しくはないけれど

ひととひとって
からだのどこか深いところに
目にはみえないパイプラインを
持っているんじゃないかって思うことがある。

耳では聴こえない声で
呼んだり
呼ばれたり

太古のニンゲンには
そういう能力がもっと顕著に備わっていたんじゃないかな。

コトバも文字もない世界で。

同じく目にはみえない電磁波で
建前でつながっていることで安心するような
現代の子どもたち。。。

目にはみえない糸にかんじがらめ。

本当の自由時間。ひとりきりのじぶんのじかん。って
成長期のココロを豊かに耕すためにはとっても必要な栄養分だと思うんだけれどな。

そんなに常に何かとつながりっぱなし、ぶら下がりっぱなしでいたら
本来ニンゲンが皆持っている動物的な勘とか
みえないものを感じるチカラも
すっかり退化していきそうだなあ。

必要以上の利便性と引き換えに
わたしたちニンゲンはたいせつなものを
どんどん取りこぼしてしまっているような気がしちゃうんだよねえ。

わたしが古いニンゲンだからなのかな。

乗り込んだ電車の、車両中のひとが全員手元の画面に視線を落としている図も
今では当たり前な光景だけれど
なんだかちょっとゾッとしてしまう。

こういうの文明の進歩って呼べるのか??? ギモンに思っちゃうんだなあ。



 


春のしらせ

2015-02-21 | essay



春めいてまいりました。

このところ、かなしいニュースが続いて
こころに険しい氷河がそびえておりましたが

知人のおめでたいニュースにほっこり。
氷河は陽を浴びたなだらかな丘へと姿を変えました。

「あたらしい生命」のニュースって
一斉に若葉が芽吹き、花が音を立てて次々に開くような
なんともしあわせなキモチを春風のようにこころに運んできてくれる。

永いこと待ち望んだ御夫婦のもとにやってくるあたらしい命。

すこやかに生まれ、すこやかに育つよう、ひっそりとお祈りいたします。


なんだかとってもうれしいなあ~。


ELVISの古いレコード

2015-02-19 | MUSICのこと



CDコンポが壊れてCDをかけられなくなってしまったので
店番&制作をしながら、昔から持っているレコードやテープをかけている。

ハイレゾとかいう最新音楽機器が話題のようだけれど
アナログズキなわたしには、宇宙用語みたいに遠い世界。

で、最近よくかけるマイブームは、エルビス。

母がエルビス好きだったこともあって
なんとなく、子どものころからエルビス・プレスリーには馴染みがあるんだなあ。

うちに数枚残っているエルビスのレコードのうち、
一番すきなのはこの「Elvis's Golden Records」第3集。

エルビスには全然詳しくないし、
家に昔からあるレコードでしか聴かないのだけれど
か~~るいノリで歌っている後年のライブアルバムよりも
このレコードの、まだ青いエルビスがすきだ。

「That's When Your Heartaches Begin」
「Love Me Tender」 などのスローな曲も

「Hound Dog」 「Jailhouse Rock」 なんかのアップテンポなのも
いつ聴いてもいいですねえ。さすがロックンロールの王様です。

ぼろぼろのこのジャケットが渋くていいですね~。

レコードの良さは、やっぱりこの紙のジャケットの味わいも込み、ですね。
高校生のころ、部屋の壁にすきなジャケットをいっぱい飾っていたものです。

そして、
レコードは、片面終わるたびにひっくり返す手間がいいんだなあ。

時間ってもんは、エンドレスじゃないんだよってことを
A面が「コトン」と音を立てて終わるたび、レコードがきっちり教えてくれる。。。

気づくと、 ありゃ、いつの間にか終わってるよ ってこともままありますが(笑)。

レコード特有のパチパチ音のする「間」もすきだなあ。

近年、ワカモノにもレコードやカセットテープがまたウケ始めているそうだ。

新譜をレコードで発売するアーティストもいるようだし!


ひと昔前には、このレコード針がダメになったら、
もうどこにも売っていなくてレコード聴けなくなるのかなと、
危惧したものだけれど・・・ ああ、よかった!

            アナログ☆バンザイ

 


錆びた時間

2015-02-13 | essay



止まった時間 錆びた時間を

あたらしい時間 動き出す時間に変えるのは・・・

いつでも 自分次第。

わかっているんだけれど
焦ったり、悔やんだり、羨んだり、しちゃうのがニンゲンってもん。


亡くした母の口癖が耳に甦るのは
決まって自分がパワーダウンしている時。

 「無理しなさんな。無理はあかんよ~。」

いつでも明るくわたしたちを照らしてくれた太陽みたいな母の
カワイイ笑顔がこころに満ちてくる。


ちょとずつ。一歩ずつ。
自分なりのペースでね。 
それが一番です!


かお見えシリーズ!

2015-02-11 | essay



こ、これは!

ウィンクしてるスマイルちゃん以外の何者でもない。

かわいい!



しか~し、大真面目なガス・バーナーの+-の調節表示なのでありました~。

こういう、ハッとしてニヤっとする瞬間、だいすきだー。

 


ひこうき雲

2015-02-10 | essay



ひこうき雲のはじまりを見上げて。


「はじまり」の始まりが
はじまる兆しを 何よりも心待ちにしている自分がみえる。

「望み」はエナジー!

希望をココロの糧に
今日も空を仰いで歩こう。



リアルな年齢

2015-02-08 | essay



女子中学生の間では、くるぶし丈の靴下が流行っていて
寒風の中、制服のスカートからにょっきり出ている足が寒々しい。

13年前の助産師さんのコトバをふいに思い出した。

第三子に初めての女の子が生まれたとき
お世話になった助産院で言われたコトバ。

「小さいうちから体を冷やしちゃダメよ。生足なんて、もっての外。
女の子は生まれた時にはもうお腹に一生分の卵を抱えているんだからね。」

その時、初めて知った事実にとても驚いたことをよく覚えている。
そう聞くまで、「女性」として成長してから
卵子がつくられるようになるのだと思っていたから。

それで、最近、ちょっとふしぎな考えにとりつかれてしまった。

女性の体内で排卵と自然消滅で消えていくという何十万(?)もの卵のモト、原子卵胞。
奇跡的に「ヒト」として形を得て生まれた我が子たちは
現在それぞれに18歳、16歳、13歳という年齢だけれど

わたしが生まれながらに卵のモトを抱えていたのだと考えると
この子らの生命体としての実年齢は
わたしと同じ48年?

そういうわたしも
母の生まれた時に同時に産まれたようなもの?
母が生きていたら77歳。
わたしは既に77年、日本のこの地上に存在していたということだ。。。

もちろん原子卵胞時代はまだヒトにはなっていないわけで
意識もタマシイもないのだろうけれど
タマゴのモトとしてのわたしは、母の体内で昭和の激動の時代を
あの戦時下も既に存在していたのか・・・・・・・・・

そんな考えを持ってしまうと、過去の歴史もひとごとではなくなってくるね。
母が生まれたのは、昭和12年。
そんなころから、母が摂取した栄養分をもらいながら「卵のモト」として一緒に過ごしてきたのだ・・・。

オモシロイ。。。 

わたしの子どもたちも、
わたしの経験した出来事をすべて
一緒に過ごしてきたことになる。コワイワ~。

なんだか、生命の連鎖の神秘を
改めて知ってしまった!?

なあんて。オーバーだけれどね。

数十万のタマゴのモトの中から、偶然が重なってヒトになれた奇蹟・・・
ひとりひとりの命の重さ・・・

大真面目に、キセキに想いを馳せる瞬間ってものが、
年に一回くらいはあってもいいかもね。

毎日はあっという間だけれど
時間は永遠じゃないから、大事にしよう。


 


ゆらゆらゆれる。

2015-02-05 | essay



生きていく中で
さまざまな「キツイ時期」 って 誰にでもある。

一段一段、 踏ん張って階段を上がらなきゃならないこともある。

鉛のように重くても、もうだめだって思っても。

とてもとてもくたびれたら
たっぷりの休息を。。。

時には、自分のココロをなだめたりすかしたり。
自分なりに上手に飼い馴らすことも必要だ。


上がった先には何があるのか。

ここからはみえなくても
誰も教えてくれなくても

このまま ここで
うずくまって諦めてしまうのは
まだ早過ぎるよ。

 

16歳。次男坊へ。   


「ゼロ・グラビティ」と「うちゅうせんペペペペラン」

2015-02-04 | 「ドレミファブック」 のこと



SF映画はほどんど観ないし、
アクションやパニックもの、CGだらけのものからも
すっかり遠ざかっているので、「ゼロ・グラビティ」のTVCMを目にしても
全然観たいと思わなかったのだが。

同じく映画好きの長男がレンタルしてきたDVD。
返却までまだ日があるので、一応観とこか~・・・と
真夜中のおひとりさま上映会。

なあるほど~~映像がすごいわあ。
まるで全篇宇宙ロケか?ってほどリアル。
この映画は、スクリーンで観なきゃね。
見どころは「映像」なんだもん。

ストーリー重視の映画好きとしては
まったくモノ足らんのだけれど
ドキュメンタリー感覚でスクリーンで観るといいかも。

宇宙は美しいけれど
寒くて暗くて静か・・・。観ているだけでなんだか息苦しいわ。

吹き飛ばされて、ひとり宇宙に漂うシーンを観ていたら・・・。

ドレミファブックのレコードで
小さかったわたしの中に刷り込まれているお話「うちゅうせんペペペペラン」のロンを
思いだしてしまった。。。

ひとりぼっちで宇宙船の修繕をしていた弱虫ロン。
突然動き出した宇宙船に置いてきぼりになったかわいそうなロン。
宇宙に放りだされたあとの、ロンの運命やいかに。

ジョージ・クルーニーみたいに
どこまでもどこまでも流されて宇宙のチリのひとつとなったか、
もしくは、サンドラ・ブロックのように、運よく地球に帰還できたかもしれない!?

いやいや、これは「映画」なんだけれどね。
あの物語も、「物語」なんだけれどね。

小さい頃、とても怖かった謎めいた白ひげのおじいさんは
本物のロンだった、って可能性を
わたしに知らせてくれた映画「ゼロ・グラビティ」。
ある意味、観てよかった。

それにしても!
サンドラ・ブロックの無駄のない健康美ボディは圧巻。
見惚れてしまった~。
いったい幾つ?って調べたら
なんと50歳!うつくしすぎる。見習いたい~。


春寄りのヒカリ

2015-02-03 | essay



近所のお寺の梅のつぼみが
綻んでいるのをみつけた。
日差しがすこしだけ春寄り。

今日は季節を分ける節分。

日々、いろんなことがいろんなふうに
変化していく。

変化をちゃんと受け入れて
お天道様を仰ぎながら

わたしはわたしらしく。

焦らず慌てず
のんびりいこう。。。


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