どんな照明よりも
自然のヒカリ、お日様のヒカリは美しいなぁ。
見上げた紫陽花の
うつくしさにハッとしちゃう。
久しぶりに凄く聴きたくなったのだけれど、カセットテープしか音源をもっていないことに気付いた。
でも、もうこのコンポのテープ機能はアヤシイ。。信用ならない。
あんなにすきだったアルバムだもの、今更だけど買おう。とクリック。CDだけどね。
「ナイアガラ トライアングル vol.2」
1983年。友達からレコードを借りてテープにダビングした。
80年辺りから洋楽にどっぷり傾倒していたものの、このアルバムだけは別格だった。
大人な日本の音楽にすっかりやられてしまった。
高校三年生の春。
夢だけ食べて生きてるような、思い出してもふしぎな透明感のある時代だ。
このアルバムは大瀧詠一、杉真理、佐野元春の3人のアーティストによるミックスアルバム。
先月、久しぶりにママレイドラグのライブで、田中さんの透明感のある大瀧詠一似の歌声を聴いた。
きっとそれがこのアルバムを聴きたくなった引き金。
いいものは変わらない。
なんと35年という歳月が経っても全く色褪せないおんがく。。。
このアルバムの中のある曲を聴くとひとりのクラスメートを思い出す。
彼もこのアルバムがすきで、このインストゥルメンタル盤をテープに録ってプレゼントしてくれた。
いつも爽やかで誰にでも優しくて中性的な彼は、誰からも好かれるとてもいい子だったのに、二十代、急な病で亡くなる。。。
会うことがなくとも、生きていたならどこかできっと素敵な大人になっていたに違いない。
アルバムを聴きながら、
透明感のある彼と、あの時代を懐かしく思い出す夜なのでありました。。。
Niagara Triangle vol.2
すきだった方は、ぜひご発掘ください。
幼稚園で、園児たちと過ごしていると
たくさんの微笑ましいコトバと遭遇する。
自分の子どもたちが小さい時もそうだったけれど
子どものコトバには、その時、その年齢ならではの独特なヒカリがある。
そして、時に何度も思い出しては「フフフ。」と笑ってしまうものも。。
先日、5歳男子の園児が、お友達の2歳の妹のことを、
「ちーちゃんは、本当に本当にかわいいね!犬みたいにかわいい。」と
大きな声でココロから誉めていた。
「犬みたいに」という形容詞は、5歳の彼の中で至上最高の可愛さを表すものなのだろう。
かわいくて、可笑しくて、何日経ってもふっと思い出しては 「フフフ。」
この先、わたしは、そのちーちゃんを見るたびに彼のコトバを思い出してしまうことだろう。
ふふふ。
睡蓮は、その花ももちろん美しくてすきだけれど
葉っぱの存在感がものすごくすきだ。
雨上がり、雨粒をまとった葉っぱのなんというかわいらしさ。
自然はうつくしい。
身近な自然からたくさんのことを教えられる。
ほんの数十分の遠回り。
ほんのちょっとの寄り道を自分に許そう。
どうってことのない、けれども、実はかけがえのない豊かな時間になったりするものだ。
ツバメをみるたび
ふしぎな気分になる。
「親指姫」を思い出すからかな。
「幸福な王子」を身近に感じてしまうからかな。
どんどん世の中が無機質な未来へと進むなか、
街の中の「野生」「自然」をひどく頼もしく感じてしまう。
いつまでもこうしてツバメが帰ってこられるよう、ニンゲンも努力しないとね。