時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

雨上がりの朝さんぽ

2022-04-30 | essay
おはよう
寝ぼすけさん

雨上がりのヒメジョオン
これから伸びをするところ

パキッと5時に目覚めてしまい、洗濯機を回したら
朝ごはんの前に大きな公園へさんぽに出た。

雨上がりの早朝は
空気もキラキラと新鮮。
草むらさえも小さな宝石を散りばめたみたい。
草が風に揺れるたび、小さな雨粒たちがちらちらと虹色に光る。

早起きは三文の徳とはよく言ったものだなぁ。
三文どころか百万$のうつくしさだ〜。



まだ少し肌寒い朝。

また早起きしたら歩きに行こう。







木もひとも。

2022-04-23 | essay

葉っぱベイビーズ

やわらかな赤ちゃん葉っぱが可愛くてしかたない。

やわらかな生まれたてのキミドリも、あっという間に濃いみどりへと成長し変化していく。

木もひとも同じだなぁ。

春の木々は眺めているだけで平穏な気持ちにしてくれる。








天然いけばな

2022-04-21 | essay

うつくしい自然の造形美!

去年見つけたこの木瓜(ぼけ)の花。
今年もやはり目を引くうつくしさ。
仕事前のヨリミチ公園、桜や雪柳と同じ時期に
ひっそり静かにけれどもしっかりと自己主張するこの一本の木瓜。

木瓜の品評会とかがあるとしたら、エントリーすればきっと賞をとる!と密かに思っている。

いけばなのようにも視える、天然の芸術品。

うつくしさを讃えて。


うつくしき朝倉彫塑館

2022-04-19 | 古い建物 のこと
先日千駄木のギャラリーに行ったついでに
以前から気になっていた「朝倉彫塑館」へ。

素晴らしい建築美!
何故今迄ここに来なかったのか!?と我に問いたい。

彫刻家・朝倉文夫(1883〜1964)のアトリエ兼住居。

資料によると、明治40年にここ谷中に居を構え増改築を経て昭和10年に現在の形になったのこと。

写真はサンルームと屋上庭園のみだったのが残念だが、あちこち素晴らし過ぎて、撮影可能だったら何時間も滞在してしまいそうだ。






このタイルの色合い、たまらない!

撮影可能なサンルーム。
まるで初夏のような好天気の日だったので、陰影がこれまた素晴らしい。

そして外階段を上がると、そこは草原!?
屋上庭園が広がっている。

東京の真ん中にいることを忘れてしまいそう。

木の間からスカイツリー。


このスクラッチタイルと蔦。
いい味わい〜。

素晴らしい近代建築。
こだわりの建築美。
ここはまた来ること間違いなし!

書斎の天井までの本棚が圧巻!ここは写真を撮りたかったなぁ。
こんなすてきな書斎を持てたらいいなあ〜と、
ひと気のない館の中、うつくしい池のある中庭を眺めつつ白昼夢をみているような午後でありました。













スポンジ体質なココロ

2022-04-18 | essay


昔の仕事仲間の友と久しぶりに会ってお喋り。

昔から誰よりもバイタリティ溢れる彼女。
その底知れぬパワーをわたしは昔から尊敬している。
そして会うたびそのパワーの照り返しの恩恵にあずかっているのであ〜る。

そんな彼女に
「今、スポンジみたいに吸い込みすぎてない?
一回絞って出さないと入れられないよ。」
とズバリ。

おお。。。そのコトバ、実は人生で二度目。

「スポンジみたいに何でもかんでも吸い込み過ぎるんだよ。全部吸い込まずにあさってまですっ飛ばしてみな?」
みたいなことを言ってくれた男友達のコトバ。
そのコトバに目からウロコだった20代のわたし。

それ以後、時々スポンジになってるなと感じる度にぎゅぎゅっと絞って調節しながら生きてきた。

時を経て別の友に同じことを指摘されるということは、
わたしは本当にスポンジ体質なのだろう。(…成長していないということか…??)

そして、今
自分がぱんぱんなスポンジになっていたことにすら、どういうわけか気付かずに自分を持て余していた。
道理でなんだか体も重くなるわけだわ。

ピカッと光を当てて気付かせてくれてありがとう友よ。

そんな彼女は、またまた人生の新しい計画を立てている。
彼女の計画を聞いているだけでこっちもわくわくしてくるからフシギだ。

歳を重ねていくと
友達のたいせつさをしみじみ、ひしひしと感じる。

家族のカタチ、夫婦のカタチ、様々変化していく中、変わらないものは友情に尽きる。
のかもしれない。

たまにしか会えない友、遠くで暮らす友、はたまたしょっちゅう顔を合わせるご近所の友、みんなわたしのタカラモノ。
たいせつにしたいものである。





まっさらなキモチになれる映画

2022-04-16 | 映画 のこと

気持ちが晴れない時のわたしの処方映画。

いつ観てもわたしをまっさらなキモチの場所へと
連れて行ってくれるこの映画。

「ローマの休日」Roman Holiday 1953年アメリカ
監督はウィリアム・ワイラー

初めて観たのは16歳の頃。
以来一体何度観たことだろう。
古き良き時代のアメリカ映画にどっぷり引き込まれたのは、たまたまテレビで観たこのローマの休日がきっかけだった。
ヘップバーンの一挙手一投足、全てがチャーミング。
そして母もファンだったグレゴリー・ペック。
彼の仕草や表情、わたしもだいすき。

ニヒルな顔して写ってる記者証の写真、男前〜。


有名なアイスクリームのシーン。
昔ローマを訪れたのは秋も深まる頃。
ヘップバーンの真似してアイスクリームを食べたかったのに焼き栗売りしか居らず。。。
しかしその焼き栗がまためちゃくちゃ美味しくて、旅の間見つけるたびに焼き栗を買っては食べ歩きしていた。

今気付いたけれど、後ろに映り込んでいる時計塔の時刻、11時半を指している!?
朝寝坊して12時を打った時に起きたはずだったのにね。笑。

永遠の名作「ローマの休日」
気持ちをリフレッシュしたい方、お勧めします。







方向音痴の効力

2022-04-13 | essay
すきな作家さんの展示を観に千駄木のちいさなギャラリーへ。

わたしは筋金入りの方向音痴。
そして地図が読めない。
それでも行ったことのない場所へ行くのはすきなのだ。

こっち。と思って歩き進むこと数十分。

へぇ〜こんなお店あるんだ〜。
おぉ〜魅惑的な古いお家だぁ。

キョロキョロしながら街歩きを楽しむ。

けれども、なかなか目的地に着かない。こっちで合っているはずなのだが。。。
これは…またもや迷子か。子じゃないけど。

暫し立ち止まってギャラリーの場所の地図をスマホで再度確認してみるが、自分がどっちから来てどっちに向いているのかが既にわからなくなっている。

ええい面倒くさい。
こういう時はひとに尋ねるに限る。
通りがかった女性に尋ねると通りの名前を挙げて説明してくださったのだが、その通りの名すらわからないわたし。

そこへ通りがかったおじさまが、「どうしました?」と立ち止まる。
見知らぬ三人が顔を突き合わせるフシギな図。

「なぁに、このまま真っ直ぐだよ〜」と笑うおじさま。あっさり解決。
あははは〜いやはやすみません!
ぐるぐる周って正しい道に出ていたようです。
お陰様で無事にギャラリーに到着しました。

困ったときはお互いさま、です!
互いに気軽に道を尋ね合える世の中でありたいものです。

そして、道に迷ってばかりの方向音痴人生も悪いことばかりじゃない。
思いがけない場所に出たり、すてきなお店を見つけたり、トマソン物件に出くわすことだってある。

この時は素晴らしい庭園風の公園に行き当たり、暫し水辺を散策。

見事なツツジとアヤメ(?)の饗宴も見ることができました〜

池の上には今年初にお目にかかる鯉のぼり。
もうすぐ端午の節句かぁ。
早いものです。





ハナミズキの出番がやって来ました

2022-04-10 | essay

4月初旬だというのに、急上昇した夏のような気温につられて
ハナミズキもあっという間に花開きました〜

ハナミズキは、こうして樹の下から見上げるのがだいすき。
光に透ける花びらのうつくしさは格別です。

昨年は桜とハナミズキのピンクの饗宴が見事でしたが、今年は少しずれてバトンタッチ。

散り残った桜を見送るように顔を向けるハナミズキが印象的でした。







変わらぬ想い

2022-04-09 | MUSICのこと

Daryl Hallの作品集CDが届いた。
今までの5枚のソロアルバムとネット番組「Live from Daryl's House」音源からのライブ演奏を、ダリル本人が選曲したという2枚組アルバム。

もう長いこと新譜は出ていなかったので、積年のファンしては大変ありがたいリリース!

昨年50周年を迎えたというDaryl Hallさま。。。
御年75歳也。
わたしもファン歴40年超えだ。恐ろしや。

今もお元気に全米中でライブツアーを行っている。
コロナ禍でなければ来日公演もあっただろうになぁ。

ダリルの唄う最高の Neither One of Us を聴きながら
彼らの健康を案じつつ、願わくばもう一度LIVEに行きたい!とユメをみる春の日の午後でありました。




桜あそび

2022-04-08 | essay

今年は桜がとても長く咲いていてたくさん楽しめたなぁ。

幼稚園の仕事から帰って服を脱いだら、出てくる出てくる桜の花びら!

園庭で子どもたちとふざけて桜吹雪合戦をした名残り。
わたしがしゃがんで吹き溜まりの桜を一所懸命掬ってるすきに
次々みんなが両手にいっぱいの桜をわたし目掛けて振り掛けてきた時のだ。
すばしっこい動きにやられっぱなしだ。

せんせいをやっつけようとみんなでタッグを組む時の子どもたちってば本当に楽しそうなのだ。
目をキラッキラさせてイキイキキャッキャ!
つられてわたしも笑っちゃう。

秋はイチョウの落ち葉、春は桜の花びら。
彼らの楽しげな笑い声のためなら、掛けられっぱなしでも肌着にまで桜が入り込もうと全然いいよっ!笑




Stairway to Heaven

2022-04-06 | MUSICのこと


見事な雲を見上げながら長い階段を友と昇る。

「天国への階段・・・」後ろからポツリと友。

あかんあかん。まだ早いわ!

ついでに
しっかり脳内でギターのイントロ流れ出しました〜
ツェッペリンの「Stairway to Heaven」…懐かしい




頬を染める桜

2022-04-05 | essay

ゴールドの夕陽を浴びた桜がすきだ。

頬染める少女のような表情をみせてくれる桜の花びら。

そんな頃の淡いキモチをそのままここに思い出せそうな…
否、なかなかムズカシイ。笑

錯覚でも良しとしよう!



オフィーリアと水に沈む花

2022-04-02 | essay


雨に打たれて水に沈む花手水を見た。
花手水って確かにきれいなんだけど…
どうも首チョンパなイメージが拭えない。。。
そう思っちゃうヒト一定数いると想うなぁ。

そして、なんだか
物哀しさが後からついてくる。
それは何故かとこころの奥を探ったら…
わかりました。

一度見たら忘れられないオフィーリアの絵を連想してしまうから。
のようだ。たぶん。
オフィーリアと共に水に沈みつ浮かびつしている花々。
ジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」

わたしはこれを実際に観たような、観ないような。。。なんとも曖昧な記憶。
TVのドキュメンタリーで観たようにも思う。
いずれにしてもこころに焼き付いて離れない絵の一枚には違いない。

オフィーリアと花手水。
きれいなものはきれいと割り切って、結びつけるのは止めにしとこう。






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