亡くした親友の、田舎のお母さんが
秋の実りを届けてくださった。
新米、栗、お菓子、そして手作りのブルーベリージャム。
やさしくて、愉快なお人柄の伝わるお手紙も一緒に。
(アノ子の子どもたちが、“ユカイなおばあちゃん”と表現するのがよくわかる)
彼女のおかあさんとお会いしたのは、
結婚式、産後のお手伝いの時、そして彼女のお通夜とお葬式。。。
思えば彼女とのこの30年弱の間に、お話したのはたったそれだけ。
それでも、長い時間にご両親の話はたくさん聴いていたので
気持ちはとっくに親戚のよう。
ちょうど彼女の娘、Kちゃんのライブを聴きに行ってきた晩、
山陰の山に暮らすおかあさんに、はじめて電話を入れてみた。
遠くても、距離も時空も超えて、いろんな想いが繋がる。
ココロを共有する夜。。。
娘を喪う・・・というのは、「母親」にとって
こころだけでなく、身も千切れるような痛みだろう・・・。
それもここで想像する以上のものなのだろうとおもう。
アノ子のいない二度目の暑い夏、
アノ子のおかあさんがひとつひとつ摘んで
コトコト煮込んだブルーベリージャム。
なみだが出ちゃうほど甘酸っぱくておいしいブルーベリージャムです。