時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

泣いちゃうけどあったかい本

2017-08-27 | 本 のこと



四国のともだちからいただいた文庫本。
「とりつくしま」東直子著。

わたしの読書タイムは、電車の中とお布団の中。

この本は、電車の中では・・・やめといた方がいいですねえ。

死んでしまったあと、モノとなって誰かのそばに居られるとしたら・・・?
という11話の短編集。

せつないストーリーに熱いなみだがいつの間にか流れて
寝ながら読んでいるわたしの耳に何度も伝い入りそうに。。。

とてもとてもせつないけれど、温かくて優しい本でした。

自分なら・・・?
と、ちょっと考えてしまったけれど^^;

Hちゃん、ありがとうね。

 


浜田桂子さんの絵本

2017-08-23 | 本 のこと

恩師T先生と国分寺にあるカフェスローさんへお邪魔したら
店内のギャラリーで絵本作家・浜田桂子さんの原画展が!

原画を拝見するのは初めてのこと。
温かさの伝わる浜田桂子さんの絵がだいすきです。

今回の原画は「だれのこどももころさせない」という新作絵本から。

以前、ものすごく共感した絵本「へいわってどんなこと?」と併せて
たくさんのひとに読んでもらいたいような素晴らしい絵本です。




泥んこの手触り

2017-08-21 | essay

このところずっとお天気が悪く
園庭での外遊びもままならなかった。

久しぶりに薄日の射す砂場でどろんこ遊び。

こどもって、どの子もどろんこ遊びがだいすきだ。
それは体の奥の本能的なものなんだろうなあ。

一緒にどろどろの土の中に両手を突っ込んで遊んでいるうち
なんだか、自分まですっかりいいきもち。

きっとわたしの中の奥の方にも
ちゃんとねむってるのね。いにしえからの土との深いつながり。

どろどろ。じゃりじゃり。
なんだか懐かしいような気持ちいい手触りに、
余計な邪念や雑念がすうっと消えていく。

シゴトなのだけれどね!?
シゴトなのだということを忘れてしまうほど
いい時間を子どもたちに分けてもらっています。。。

ありがたいことです。




Bunkamura「ベルギー奇想の系譜」展へ

2017-08-17 | 展覧会・アート のこと

 

不思議な絵はだいすきなんだけれど、気味の悪いのはあんまりみたくない。。。

微妙なところだけれど、「ベルギー 奇想の系譜」を思い立って観に行ってきた。

だいすきなマグリットも数点観れるし!!

今回、クノップフがよかったな~「蒼い翼」「もう、けっして」などなど。

それから、とても惹かれた一枚は
「フランドルの雪」ヴァレリウス・ド・サードレール(1928年)
これはずっと見ていたいような絵だった。

このところ、全然絵を観に行っていなかったなあ。
ミュシャ展以来かな。

アートは、なんていうかこう・・・わたしには栄養源みたいなんだな。
時々、栄養不足になって無性に補充したくなる。

マグリットの「大家族」もまたもやじっくり観れたし
これでしばらくはだいじょうぶだあ~~。(笑)


つづいてる道

2017-08-10 | essay


どこをどう歩いたらここにでたのか。

長い長い道のり、そんなことはもう わからなくたっていい。

迷走しつつも、その時その時をたいせつに味わいながら歩いてきて
ここへ出たなら もうそれでいい。


ほんとうのおみおくり

2017-08-07 | essay




親友だったアノ子の七回忌法要へ。

お葬式の日もこんな青空だったねと
笑って話すアノ子のムスメとわたし。

前後の記憶が抜けてしまっているのに、あの日の空だけはよく覚えてる。


亡くなったひとの法要は、遺されたひとびとのこころの区切りの儀式。

母の時もそうだった。

最初の頃には想像もできなかったけれど
亡くなって6年の七回忌を迎えるころ、
少しは穏やかなこころで向き合えるようになっている自分に気づく。

こころのどこかで、

もう他のカタチになって
わたしたちのことわからなくなっててもいいから
別の世でしあわせでいてほしい。

そんなことを思う自分に、自分でも驚く。

ほんのちょっと前までは、そのままでわたしたちの近くにいてほしいって
思ってたのに。


まだココにいるわたしたちはみんな
アンタをひと時も忘れないよ。

だからアンタはね、安心してもう忘れて
本当の意味で自由になって
しあわせでいてほしい。

七回忌の法要は、本当の意味でのおみおくりの儀式なのかもしれません。


懐かしい少女漫画

2017-08-04 | essay

わたしも参加しているデパートで開催中のハンドメイドのイベントに
小学校時代のともだちモコちゃんが来てくれて 一緒におひるごはん。

モコちゃんは、私とは180度真逆のセレブファッション系マダム。
なのでわたしの制作するものとはま~~たく似合わない(笑)
でも開催会場からご近所なので、声をかけてみたというわけで。

「40年前、こんな話するようになるとは思わなかったよね~~~!」
と笑い合う。健康のハナシとか更年期のお年頃のハナシとか!

約40年前の小学6年生の頃、ふたりで乗馬の世界に憧れて
父に乗馬クラブに連れて行ってもらったのもモコちゃんと一緒だった。
(月謝も入会金も高すぎて、即諦めたけれど!)

その憧れの元は、乗馬を巡る物語の少女漫画からだったことは確かなのだけれど
わたしはすっかり忘れていたその題名を、彼女がぽろっと思い出した!
「ロリイの青春」

うわ。懐かしい!
探してみようかな~~♪

青かったなあ。あの頃の少女のわたしたち。
すっかりマダムなお年頃なのに、久しぶりにおしゃべりするたびに
11歳にタイムスリップできる貴重なともだちなのでありました。

 まだ青い葡萄♪


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