時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ボチェッリの夜

2010-04-30 | MUSICのこと

        

アンドレア・ボチェッリ。
遂に、とうとう、生で歌声を聴いてきた。

   

コトバではとても表すことができない。
すっぽりと夢の中にいたような時間。

鳴りやまない拍手の中、暫し目を閉じてみた。
ボチェッリは、こんなふうに音を感じているのかな。

目が見えないぶん、この拍手を波動のように
肉体とタマシイで受け止めているのかな。

このたいせつな時間をずっと忘れずにいよう♪

途中から共演されていた葉加瀬太郎氏のバイオリンも
素晴らしかったな。

それにしても、武道館…。
思えば、学生の頃のブライアン・アダムス以来!?
あれもわたし、これもわたし。
時間の流れってフシギだ。

しかも、初のおひとりさまLIVE!
見回してみると、ひとりで聴きにきている方も多く
ちょっとホッとしちゃった。

すきなことを躊躇っていたら
人生もったいないもんね。
こころの指す方角へどんどん歩いていこう。
迷ったってかまわない。それもかえってオモシロイもの


吉祥寺

2010-04-29 | essay
吉祥寺はすきな街のひとつ。

次回の「一日だけの雑貨屋さん」の材料の仕入れに。

毎度浮き浮きしちゃうお気に入りの生地屋さんで生地選び。

家に生地のストックが山ほどあるんだけれど、
やっぱり新しい生地を手に入れるとワクワク。
断然制作意欲が湧いてくるんだなあ。

       

あらら、こうして並べるとちょっと派手?

ここは個性的なU.S.コットンが豊富なので、
あえて、近所では売っていないような生地をチョイス☆
小物制作にはちょうどいい!

さあ、なにつくろう~??


子どもの絵

2010-04-28 | essay
       

子どもの絵って、なんの小細工もなく、
ストレートで無垢なパワーがある。

その子の、その年齢でしか描けない絵。

来年にはもう描き方が違ってくる。
内面の成長まで写し出されるのね。

お世話になっている絵画教室の展覧会で
六年生の次男の初油絵を観た。
Oh~上手上手!
親馬鹿だけれどホントにビックリ。
去年までの彼の絵と全然違うんだもん!

      

子どもたちが幼稚園の頃からお世話になっているこの教室。
子どものこころにたいへん理解のある優しい先生。
陽の当たる長閑な時間の流れる部屋で
のびのびと好きなように描かせてくれる。
絵を描くことがすきでいられるのは先生のおかげ!

わたしも描いてみたくなっちゃったなあ~


ちくちく制作中

2010-04-27 | essay
春と秋の年に2回、友人たちと手づくりの雑貨屋さんを開催している。

次回はなんと第10回!
すごいなあ。手探りで始めた第1回がついこの前のよう。

もともとこのメンバー、子どもの幼稚園のバス停仲間。
なんとまあ、手しごとのすきな人間がうまいこと集まったものだ。
これも廻り合わせねえ。
毎回楽しくイベントが行えるのはしあわせなこと。

すてきな縁に感謝・・・

新作のタブリエ。
         

リトアニアリネンにコットンのレース刺繍生地で
大きなポケットをオン!
シンプルなタブリエになりました!

5月のイベントまでせっせと制作は続く。。。

     

映画「おかしなおかしな大追跡」

2010-04-26 | 映画 のこと

「おかしなおかしな大追跡」[What's Up, Doc?]
1972年アメリカ映画

ハチャメチャアクションコメディーの決定版!?

ライアン・オニールとバーブラ・ストライサンド主演。
朴訥な博士と奔放で頭脳明晰な謎の女性を演じるふたりが
周りを巻き込んで、ロマンスありドンパチありの
ドタバタ劇へと進展していく。

昔テレビで何度も観たことがある、楽しくてだいすきな映画!

4人の旅行者の持つ、奇しくも同じ
赤いタータン・チェックのトランクが4つ。
それぞれの思惑から盗んだり盗まれたり、
すり変わったり、間違えたり、
ひっちゃかめっちゃかに入れ替わってゆく。
おまけにカーアクションまであり!
手放しで楽しめる古典的なコメディーだ。

もう何十年もの間、赤いタータン・チェックを見るたびに、
条件反射みたいにこの映画を思い出しちゃう。
そういうひと、きっとほかにもいるはず!

今回、近所に新しくできた図書館でビデオを見つけて
うれしくなっちゃった。
観るのは20年振りくらい!?
やっぱり面白~い!

図書館所蔵のビデオは、最新作がない代わりに
うううぁ!なつかしい~~って作品がぽろぽろっと。
もちろん貸出は無料。また何かみっけてきちゃお



GUMBY

2010-04-25 | essay

上海万博マスコットのパクリ問題で、
このほどテレビによく登場しているガンビー。
これがパクリかどうかは知らないけれど
テレビにガンビーが映るなんて何だか嬉しい。

十代の頃アメリカ雑貨のお店でガンビーに
出逢ってからガンビーだいすき。
ビデオは当時高くて買えなかったけれど

これはずっと前、フリマで見つけたTシャツを
解いてぺたんと縫い付けたマイガンビーバッグ!
   
     

そして、年季の入ったこの子。
わたしの鍵にずっ~とついてる。

         

このたび、そう言えばいったい何年わたしの鍵とともに
手元にあるのだろ?と勘定してみた。

確か、まだ親と暮らしていた品川のマンションの頃に
このガンビーを雑貨屋で見つけたんだ。

その後も何度か引っ越して、鍵が変わっても
当然のようにガンビーはそのままに。

弟と二人暮らしの京急大森町のアパート、
ひとり暮らしの戸越銀座のアパート、
結婚前に半年間暮らした大阪の両親のマンション。
そして、ここに嫁に来てからのこの鍵。。。

なんと、遡ることほぼ四半世紀!

GUMBYさんよ。。。
きみは老けることなく、忠実に
わたしの鍵の番をしてくれていたのね~。

もうきみ以外に考えられないし!
我ながらモノ持ち良すぎ~


生き急いでいたころ

2010-04-24 | essay
       

十代~二十代頃の自分を振り返ると、
いつも、じだばたと生き急いでいた自分が見える。

なにをそんなに急いでいたのか。

ひとつには、早く何ものかになりたいという気持ちから。
(「はやく人間になりたい~~」じゃなくてね)←妖怪人間ベムね。

そして、過ぎゆく時間を常に追いかけていたせい。

時間は追いかけるものではなく、
迎えることもできるものなんだと気づいたのは
無垢な産まれたての赤ん坊との蜜月。

時間の流れ方が、突然たおやかになった。
こんなにゆっくり、とっぷんたっぷんと
流れる時間が世の中にはあったんだ。。。

ああ、わたし、こんなふうに過ごしてもいいんだ…って
走り続けて息切れしていることにすら
気づかずにいた自分を初めて知った。

がむしゃらに仕事をしていた頃、
あれもこれもと時間と追いかけっこしながら
欲張って生きていたもの。

会社の同僚から「キミって人生に貪欲だよね」って
言われたコトバが忘れられないよ。

ひとは変わるもんだ。いかようにも。

今はもはや、ちょっと急ぎ方を忘れちゃった???

ま、いっか。まあるくのんびり行こうよ。


映画 「 すべてをあなたに 」

2010-04-23 | 映画 のこと

映画「すべてをあなたに」(That Thing You Do!)
 1996年アメリカ映画

あのトム・ハンクスの初監督映画。
この映画、文句なしにわくわくHAPPYにしてくれる。
60年代、アメリカの田舎町。
ビートルズのようなサウンドを持つ若者のバンドが、
ひょんなことから全米大ヒットしていくさまを描いた
ほろにが青春ムービー

この映画のために作られた曲「THAT THING YOU DO!」が
軽妙でとても耳触りがよく、劇中に何度流れても
聞き飽きることがない。
しかもこのひとたち、役をもらってから
楽器の猛練習をしたというからオドロキ!

さら~っと浅い、単純爽快ムービーながら、
数年経つとまた観たくなっちゃうからフシギ。

若いリブ・タイラーがと~ってもキュート
60年代の小道具もカワイイのだ!


回るレコード

2010-04-22 | MUSICのこと

子どもの頃、リビングの壁一面の作り戸棚に
床から天井まで本とレコードが並んでいた。

父と母のすきなレコード。
それから、知人の音楽喫茶の店じまいで
譲り受けたという大量のレコード。

中学生の頃から、あれこれと引っ張り出しては
針を落として聴いていた。
そんな中から、見つけ出したお気に入りは、
「bread」という60~70年代のバンド。

     

このアルバムのなかの「Guitar Man」には
すっかり射抜かれてしまったものだ。
でもわたしが聴いていた頃はもうBreadはすでに解散していて、
まわりのともだちに誰一人知るひとはなかったなあ。ざんねん。
      
それから、ギルバート・オサリバン。
CCRにジョン・メイオール。などなど。
ソウルもブルースもジャズの面々を知ったのも
全部このレコードの棚から。

今でも、気持ちのいい音楽をジャンルを問わず
聴くのがすきなのは、あの頃のあのレコード棚のおかげかな。

歌謡曲のレコードは全然なかったんだなあ。
そのせいでかな、今でも流行の曲にはどうもなびかない。

父が若いころから持っていた、アルゼンチン・タンゴの
レコードも結構すきだったな。
パンパのミュージックには、何故かザワザワとこころが踊る。
前世はパンパ暮らしかも!?

きっとDNAのどっかに答えがあるのね。
何故かはわからなくても、すきって思えることは
しあわせなこと!
本能に耳を澄まそう!


アイアンの看板

2010-04-21 | essay
     

鉄製の飾り看板がすき。

気付いたらうちにあったこの写真集。
ずっと以前に父が購入したものだろう。
ヨーロッパ各地の看板がたくさん載っている。

いつか旅に出たら、あちこちの看板をみつけて歩こう!って
学生の頃、夢を見ながらこの写真集をよく眺めていたものだ。

     

念願叶って、ヨーロッパを旅して歩いた時、
あちこちの看板をわたしも写真に収めて歩いた。
写真集で見ていた看板の実物もいくつか見つけて感動

ヨーロッパの古い街並みに、とてもよく映えるアイアンの看板。
それぞれのお店のこだわりの一点もの。
何十年も変わることなく、写真集と少しも変わらぬ姿でそこにある。
街並みの色合いもそのままに。

すごいことだよねえ。

日本の街は、生き物みたいに蠢いてどんどん姿を変えてゆく。
他のものに建て替わったら、かつてそこに何があったか
もう思い出せないくらいだよ。

うちのお店にもいつかアイアンの飾り看板を
付けたいなあって思いつつ…、いまだ実現には至らず。

100年もつような、すてきな飾り看板が
似合うお店でありたいものだなあ。



春霧

2010-04-20 | MUSICのこと

  


・・・「SPRING MIST」・・・
MAMALAID RAG のニューアルバム。

よっ!待ってました!と掛け声をかけたくなっちゃうね。

だいじに聴きたいママレイドラグのその美しい音。
そして、紡ぎだされるコトバ。。。
歌詞というより「詩」ですなあ。

彼の言葉には、旧漢字・旧かなづかいの古い本の持つ匂いが漂う。
美しい日本語の時代を生きていたひとの
古い絵葉書を読んでいるような気持ちになる。

コトバをたいせつにしていた時代の人間?と錯覚してしまうけれど、
まだ三十代に入ったばかりの青年なのだ。フシギな魅力。
勝手ながら、昭和初期の詩人:立原道造とどうも重なってみえるのだなあ。

おこがましくて音楽について深くは語りませぬが、
それにしても、今回の久しぶりのアルバムには
なんて幸福がいっぱい溢れているのでしょう。

聴いたひとには、もれなくふわふわと温かな
しあわせな気持ちを分けてもらえるアルバムだ。

MAMALAID RAG 
洋楽好きなひとも目からウロコな、
ニッポンの素晴らしいBAND!
ぜひ一度ご試聴あれ~


たけのこ

2010-04-19 | essay
次男のともだち母子に誘ってもらって
たけのこ掘りに行ってきた。

ともだちの知っている秘密の竹の子掘りスポットへ!
(ちなみに、合法な場所デス。)

    

    

ここも東京!?ってくらいのどかな森と原っぱ。

        

    

小川で手を洗ううちの兄妹。カエルの兄妹みたいだ。。。

ここは、我が家も春夏によく遊びに行く落合川の近く。
自然の湧水も多く、水も空気もキレイ。

竹の子掘りの後は、いつもの川遊び。
前日の積雪が夢だったみたい。
初夏のような空と太陽!
川の水も温かくて気持ちよかったなあ。

 

ともだち兄弟も、ここは小さい頃から遊びなれた川。
夕方、風が冷たくなるまで
魚を追ったり、カニやザリガニを見つけたり
びしょぬれになって存分に遊んで帰った。

「子ども」でいられる間は、
自然と触れ合う時間って何よりたいせつだと思うよ。

今、おもいっきり遊ばないで、いつ遊ぶ??
自然の遊びの中で知らず知らず学んだことって、
生きていく上で、必ずどこかで役立つ。

土や草の匂い、はだしで歩く感触。。。
バーチャルの世界だけじゃ決して解らない。
触れられる実体は、直にたくさんのことを教えてくれる。

一日中、時計を一度も見ることもなく、
洋服が汚れるのもお構いなしで夢中になれるって
子ども時代だけの特権だものネ

こどもたちよ!よく遊び、そしてもっとよく遊べ!?



イランのノンアルコールBeer

2010-04-18 | essay
ビールは弱いのだけれど、
いただいたノンアンコール・ビール、初体験!

ともだちのご主人がイランのお方で、
日本に輸入して売り出し始めたもの。

イランはアルコール禁止の国なので、
これは子どもも飲めるビール風味の炭酸飲料ってところかな
パイナップル・レモン・アップル・ピーチなどの
フルーツ・フレーバーのBeerもあり!

おいしいっ。

どこかで出逢ったらぜひお試しあれ。

飲んでみたい仙台近郊のお方は、青葉区国見にある
ともだちのお店「COOCOO」(クク)へGO!
輸入食材やフェアトレードのチョコレートなども
ありま~す


白と、きみどり。

2010-04-17 | essay

関東は思いがけない四月の積雪。
きれいなきみどり色と白の
なんてフレッシュな色合わせ。
新芽には可哀想な寒さだけれど、
その分、強く育ちそう!?

  
 
  

  

ちょっと庭に残った雪で、
娘が作った「雪ゆうれいのクリーンちゃん」
なんか、絵本の題名みたいね。

   

午後には、こ~んな青い空 
ソメイヨシノは散ってしまったけれど、
山桜はふわふわと可愛らしく満開!

  


DISCOな日々

2010-04-16 | essay

昔々、DISCOブームの頃、ご多分にもれず
わたしもともだちとよく踊りに行った。
18歳頃のオンナノコな時代
一番よく行ったのは、新宿にあった巨大ディスコ「ゼノン」。

金色のキーホルダーが会員証になっていて、
街で配られていた割引券と一緒に提示すれば
女の子はタダで入れたから!
(懐かしい~って思う方も多いハズ)

ダンスがすごく上手いともだち、ヨコハマのMちゃんの
真似をしてヘトヘトになるまで踊っていたなあ。
あの頃はホントに踊るのがすきだったんだ。

社会人になってからはほとんど行かなくなった。
オトナ~な感じの気取ったディスコは、性に合わなかったみたい。

あのジュリアナが大流行りの頃には
すっかり卒業しちゃっていて、
そのすぐ近くの「PORT BOWL」で、
深夜のボーリングがマイブームだったなあ。

あの頃あの辺りは倉庫が多くて、夜にはひと気がなく、
海からの夜気が流れ込んで、
ちょっと不思議な空間だった。

今はあの周辺はすっかり再開発されて都会になってしまって、
あの異空間な面影はもう消えてしまっているのだろうなあ。


ダンサブルなハマッ子Mちゃん、どうしているかな??
彼女は今でも何処かで踊っていそうだなあ。


メッセージ♪

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