時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ミックスジュース人生

2023-02-22 | essay
ものづくりはわたしのライフワーク。

素材はいろいろと変貌しつつ、今のわたしは本革をミシンで絵を描くように縫い止めてかばんや小物に仕立てる、ということをしている。
気がついたらどんどん極めてしまっていてまだまだ終わりなき途上だ。
いつだって我流なので、正解も終わりもないのだけれど。

この度コロナ禍を経て約3年ぶりのデパートでの展示を終えた。
以前からの10人のメンバーでの2週間の会期。

やはり直接作品を観てもらえる対面でのイベントはすきだなぁ。
ご購入の有無にかかわらず、作品を通して拡がるお客さまとのおしゃべりがとても楽しい。
たまたま袖擦れ合う見ず知らずの者同士、お互いの長い人生の中で、ほんの束の間小さくパチパチとスパークするきれいな花火を一緒にみているような時間。。
上手く言えないけれど、そのひとのタマシイに触れるような一瞬がある。

わたしの手から(タマシイから?)うまれたものを目にしてそうした時間が生まれるのだとしたら…とてもシアワセだ。
もしかしたら、そのためにものづくりをしているのかもしれない?
とさえ思えてくる。

ものづくりの時間。
作家としてひとと逢う時間。
幼稚園で「せんせい」として過ごす時間。
ヨメとして義母のお世話をする時間。
その他いろんなアタシをミックスしながら時間は渦を巻くように過ぎていく。。。

ジブンがジブンでいられることをしっかり噛みしめながら、今できることをひとつひとつ大事にしたいものだ。

世のニュースに憂いでばかりじゃ一歩も進めないから、自分の足場を固めながら周りと自分をたいせつに生きよう。

5時前に目覚めてしまって眠れないふとんの中であれこれ想う朝なのでありました。
さあ、意を決して温かいふとんから出よう〜。









映画「LAMB」

2023-02-19 | 映画 のこと
しばらく映画を観ていないなぁ。と夜中にAmazonプライムで見つけた映画「LAMB/ラム」を観た。

2021年 アイスランド/スウェーデン/ポーランドの合作。

途中までは、美しい景色と幻想的な霧…言葉少ないセリフがいい感じで、昔観たアイルランド映画「フィオナの海」を想わせるムードだったのだけど。。。

後半から、「んん??」
ラスト、「なんやと!!」

そうだ、ホラー/ファンタジー映画と書いてあったよな。と思い出させられた。

なんか、もったいない映画だなあ。
いっそホラー要素なしの、美しい景色に淡々と繰り広げられる朴訥な人々のファンタジーな映画だけにしといてほしかったくらいだ。

「フィオナの海」がとても観たくなってしまった。
だいすきだったフシギで愛らしい、アイルランドの神話的な映画。
DVD化されていないらしく、今は観るのが困難な一本なのだ。

昔VHSテープに録っておいたのだけれど、テープが傷んでもう観られなくなってしまった。

あの霧の海のアザラシの黒い瞳をもう一度観たいものだなぁ。







コドモの木

2023-02-17 | essay
隠れてないで出でおいで。

大きなお母さんの陰に隠れてるコドモ。
のように見えた。

光を浴びてすくすくとね。

当たり前なことなんだけれど、子どもはいつの間にか大人になる。
毎日を共に過ごしたたくさんの時間がそこには積もっているはずなんだけれどな。

気づいたらこの手を離れ
ずっと先を歩く背中を見ている。

親離れに、人生の夕暮れみたいなキモチになるのはきっと世の母共通の感情なのでありましょう。

母もわたしの背中をこんな気持ちで見送ってくれていたのかな。。。











雪ことり

2023-02-10 | essay

雪が降りました。
仕事先の幼稚園も午後から休園。預り保育もなくなり急遽お休みに。

こんこんと降る雪を
見ているだけではもったいない。
つい作りたくなります。

今回は雪だるまならぬ
「ゆきことり」の誕生です。
ほんの少しして見にいってみましたら、
立派なトサカが生えておりました〜。




ひなたぼっこ充電

2023-02-05 | essay

久しぶりにひなたぼっこ充電。

そうだ、わたし自分の充電を忘れてた。

な〜んにも考えずに
おひさまの下で目を閉じる。
まぶたの裏はとても赤く、光を通して
今生きているんだなぁと感じる。
当たり前なことを当たり前と思ってはイケナイ。

鳥のさえずり
子どもの歓声
カラスのケンカ。

木の影までも
生きてることを声高に主張する。

充電完了。
さあ進もう。








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