ものづくりはわたしのライフワーク。
素材はいろいろと変貌しつつ、今のわたしは本革をミシンで絵を描くように縫い止めてかばんや小物に仕立てる、ということをしている。
気がついたらどんどん極めてしまっていてまだまだ終わりなき途上だ。
いつだって我流なので、正解も終わりもないのだけれど。
この度コロナ禍を経て約3年ぶりのデパートでの展示を終えた。
以前からの10人のメンバーでの2週間の会期。
やはり直接作品を観てもらえる対面でのイベントはすきだなぁ。
ご購入の有無にかかわらず、作品を通して拡がるお客さまとのおしゃべりがとても楽しい。
たまたま袖擦れ合う見ず知らずの者同士、お互いの長い人生の中で、ほんの束の間小さくパチパチとスパークするきれいな花火を一緒にみているような時間。。
上手く言えないけれど、そのひとのタマシイに触れるような一瞬がある。
わたしの手から(タマシイから?)うまれたものを目にしてそうした時間が生まれるのだとしたら…とてもシアワセだ。
もしかしたら、そのためにものづくりをしているのかもしれない?
とさえ思えてくる。
ものづくりの時間。
作家としてひとと逢う時間。
幼稚園で「せんせい」として過ごす時間。
ヨメとして義母のお世話をする時間。
その他いろんなアタシをミックスしながら時間は渦を巻くように過ぎていく。。。
ジブンがジブンでいられることをしっかり噛みしめながら、今できることをひとつひとつ大事にしたいものだ。
世のニュースに憂いでばかりじゃ一歩も進めないから、自分の足場を固めながら周りと自分をたいせつに生きよう。
5時前に目覚めてしまって眠れないふとんの中であれこれ想う朝なのでありました。
さあ、意を決して温かいふとんから出よう〜。