先日、退院した父の顔を見に大阪へ。
未だに入院中はコロナ感染防止のため面会禁止だ。
今回も手術を乗り切り危機を脱した父。2ヶ月振りに家に戻れた父は思いの外元気そうで胸をなで下ろす。
米寿の父。
屋外は電動車椅子。屋内は杖でゆっくり歩行。
朝はモーニングを食べにホテルのカフェへ、夜は馴染みの店へお喋りに、と相変わらず活動的だ。
自分次第でココロは歳を取らない、ということを眼の前で実践してくれている。
来阪しても、父は隔日で透析に入るのでわたしはその間大阪の友人に会ったりすきな場所へと出掛ける。
川と橋のまち。
父が暮らすマンションからも堂島川が見える。
宮本輝氏の「泥の河」の舞台、
堂島川と土佐堀川の交わるところ。。。
その辺りをプラプラと朝散歩。
泥の河の石碑を見つけた。
正にこの辺りを子ども時代の輝さんが駆け回っていたのだなぁ…
感慨深い。
川に浮かぶどの舟もいろんな物語を積んでいそうにみえてくる。
川に浮かぶどの舟もいろんな物語を積んでいそうにみえてくる。
川のまち、大阪。
わたしもかつて暮らしたまち。
今は父が父のオクサンと暮らす街。
たくさんの時間を積み重ね呑み込みながらヒトは生きていく…。
ゆく河の流れは絶えずしてしかも元の水にはあらず。。。