時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

八月の終わりに。

2010-08-31 | essay
       


いつもは夏の終わりは名残惜しく、ちょっと切なく思ったりするものだが・・・
今や、早く終わってくれ~~~という感じ。

この尋常ではない暑さは、もう早いとこお終いにしてもらわないことにはねえ。
八月も終わるというのに、この熱風は南国か!?

それでも、夜にはちらほらと秋の虫の音が。
夜風もちょっとだけさらりとして、秋寄りの匂いがする。

夏休みの終わり。
日曜日の夜のサザエさんタイムのような、ちょっと憂いが忍び込むサミシイ時間帯。

オトナになっても、体のどこかに沁み込んでいて、分かるよ。

それにしても、長期の休みが終わりかけると
「お母ちゃんは学校行かなくていいからズルイ!」
と妬ましく言うのはいつも次男。(宿題もまだアリ。)
「あのねえ、わたしはもう全部行ってオトナになったわけなのよ。」
って何回同じ会話をしたことだろう!!

でもね、学校が始まるとちょっとホッとしちゃうのよねえ。
世の中のお母さんみ~んなお疲れさまでした~。やれやれ~。

      


焼きあがり!

2010-08-29 | essay

 

この夏、初めての吹きガラス体験。
出来あがった作品を取りに行ってきた。
高校時代のともだち二人と娘とわたし、四人四様?それぞれに大満足~。
初めてでもちゃあんと出来あがって嬉しいなあ。
真夏のガラス作りは暑くて大変な作業だったけれど
娘にとっても、こころに残るいい体験になったんじゃないかな。

娘のグラスと、わたしのフラワーベース。
ミルク入れたらおいしそう!

 


あかちゃんのすきな絵本

2010-08-29 | 本 のこと

赤ちゃんにオススメの絵本。

  

「たまごのあかちゃん」神沢利子・文 柳生弦一郎・絵
 発行:福音館書店

「おひさま あはは」前川かずお 発行:こぐま社

赤ちゃん向けのオススメ本はたくさんあるけれど、
うちの子たちの反応がすこぶるよかったのはこの2冊がダントツ!

はじめての子どもの長男には、とくによく読み聞かせてあげていたなあ。
時間のゆとりがあったってことねえ。

「たまごのあかちゃん」は、たまごからいろんな赤ちゃんが
生まれてくるのだけれど、絵の中のたまごを、
「あっためて!あっためて!」と一緒にごしごしこすって温めてから
ページをめくってあげると、次のページで生まれるへびやらひよこやらに
より臨場感が湧いて、誕生の喜びもひとしお!?
なかなか楽しく遊べる絵本なのだなあ。
おかげで、かなりぼろぼろだけれど!

「おひさま あはは」は、読んでるこっちまでが
底抜けに明るい気持ちになってくる絵本。
ページをめくってもめくっても、ただただみんなが笑ってる。
やけくそな気分の時に読み始めても、
いつの間にか一緒にあははと笑顔にさせられちゃうような絵本だ。

やっぱり、ニンゲンには「あはは」が必要だものね!

この2冊、0さいから楽しめるので、お祝いのプレゼントにも最適デス



一緒にちくちく。

2010-08-27 | essay
リカちゃんのお洋服作りはとっても楽しい~。

ちょっとの布で作れるし、場所は取らないし、
なにしろ、楽しい時間なのだ~。

むすめのリカちゃんに着せてパチリ。
本革のハンドバッグでオシャレ度UP!
次回の「一日だけの雑貨屋さん」には
リカちゃんドレスコーナーが出来そう!

    

    

娘も作りた~いと言い出し、
今年の夏休みの自由課題はこれに決まり!!

    

ちくちく針仕事、がんばりました!

よくできました



「方向オンチな女たち」

2010-08-26 | 本 のこと

      

図書館で目に留まり興味本位でつい読んでみた。
だって。わたしもそのひとり!

「方向オンチな女たち」リンダ・グレキン
(メディアファクトリー 2001年発行) 

実際に方向音痴な著者が、方向感覚の悪い人がどのくらいの割合でいるのか、
どのような共通点があるのか、を調べたいと思い立って執筆したものらしい。

この本によると、方向音痴を恥じて公言しない人が多いように
書いてある。
え?そうなの?

自分が方向音痴を自覚したのは子どもの頃だけれど、
それを苦にしたことなんてない。むしろ、笑い話にしちゃってる。

いつも行き慣れた近所の店でも、
店から出た時に進むべき方向とは反対に足を踏み出すことは日常茶飯事だし、
この本にあるように、ホテルの部屋から出てエレベーターのある方向へ
正しく踏み出せるのは五分五分ってところ。

でも物心ついたころから慣れっこだし、
こころの中で苦笑いしながら方向転換すればすむこと。

たとえ迷子になったって、知らない街をひとりで歩くのも好きだし、
迷うことで、違う道を通って新しい発見をするっていうラッキーなおまけまである!

この本の中に、方向音痴のひとを対象にアンケートをとった結果が載っているのだけれど、
「数学がキライ」とか「図形を回転させるテストが苦手」とか
面白いくらい自分にも当てはまることがたくさんあって驚いた。

「方向感覚に障害のある人」なんて言われるとカチンときちゃうけど、
確かに、ある共通の傾向があることは否めないな。

組立家具が組み立てられないってのも、あるあるって大きく頷けるし、
きっとパズル嫌いも同じ類いかも!?

もうペーパードライバー歴20年になるけれど、
そういえば運転していたころは、車ごと迷子になることはしょっちゅうだったなあ。
地図を見るとかえって混乱しちゃうので、
なんとなくこっちの方向って、勘で運転していたから
目的地に着くまで何度もあちこちぐるぐる走っていたものだ。
(着けないこともしばしば。)
それはそれで、新しい道を走れて面白かったものだけれど。

もしも、方向音痴を恥と思って苦にしているひとがいるとしたら、
この本を読んでみるといいかも。
同じひとがたくさんいるんだ~ってラクになれるかもしれません。

街の中での迷子って、一種のトリップ感(?)が楽しめてわたしはすきなんだけどなあ!!


    


シルヴィ・ヴァルタン

2010-08-25 | MUSICのこと

昔うちにあった父のたくさんのレコードのなかに
シルヴィ・ヴァルタンのアルバムが一枚あって、
20代の頃気に入ってよく聴いていた。

ジャケットの写真でしか顔も見たことがなかったのだけれど、
先日図書館で借りて観た映画「アイドルを探せ」のなかで
初めて歌っている彼女の姿を観た。

  

今更ながら、なんて可愛いのでしょう!!
1963年、当時19歳のシルヴィ・ヴァルタン。
キュートって言葉は彼女のためにあるみたい。
きっといまも素敵なシルバーレディなのだろうなあ。

ところで、近所の大きいレンタル屋さん、気に入っていたのに
一年も経たないうちに消えてしまってがっかり。
他のレンタル店は自転車で15分くらいかかる。

で、近くに最近移転してきたキレイな図書館のビデオコーナーを
時々のぞいてみるようになった。
数はそんなにないのだけれど、古いものから近年のものまで
なんの秩序もなく、ただあいうえお順に並んでいる。
古典的なモノクロ映画の隣りに「オースティン・パワーズ」といった感じで。

このランダムないい加減さ、なんだかとってもわたし向き。
目をつぶってコレ!って決めて観たくなるような。

おかげで、観たこともなかったような分野の映画をちょこちょこと
観させていただいている。

図書館はもちろん無料だし、今のところハズレなし!
無秩序のように見えて、やっぱり選ばれたものだけ置いてある??
とも思えないし~。謎だ。

図書館所蔵のレアな映画探しがしばらく続きそう。



ナナフシオトコ

2010-08-24 | essay
長男、小さいころから虫がだいすきで
ともだちや担任の先生に「虫博士」と呼ばれていた。
博士というよりは、虫と通じ合ってる?って感じ。

先日のキャンプでも、誰も気づかなくても
いつの間にか虫を見つけて手に乗せている。
上手に隠れていたナナフシを何匹も見つけて
ナナフシ・マスターになっている彼。

  

う~ん、虫と戯れてるときのシアワセそうな彼。。。

「すきなもの」ってのはそのひとの本質なんだなあ。
いくつになってもすきなものはすき。それって大事だよ。

いっそ、将来そういう虫絡み(?)の職業を見つけるってのもいいかもね?

    

SFドラマ 「マックス・ヘッドルーム」

2010-08-23 | 映画 のこと

SFモノが苦手なわたしが唯一ハマったSFドラマ。
「マックス・ヘッドルーム」(MAX HEADROOM 1987年アメリカ制作)

  

もう20年くらい前、同僚の男の子に絶対面白いと薦められて
レンタルしたらすっかりハマって、シリーズ全話観ちゃった。

しばらく前、中古ビデオを見つけてまた観たくなって購入。2本だけうちにある。

80年代だから、CGの技術とかもまだ未発達な時代だったでしょうに、
十分近未来的で、今のコンピューター時代を予見したような不思議なドラマだ。

「20分後の未来」というフレーズで始まるのがとても印象深い。

世界がすべてテレビ・ネットワークに支配されていて
人々はテレビに依存して生活している。(オフスイッチはない!)
今この時代に現実に起きているような、
何もかもがコンピューターに制御されている世界と似ている。

主人公のニュース・キャスター、エディスン・カーターが
ビデオカメラを担いで、いろいろな事件の現場に潜入取材するのだけれど、
LIVEで観ているような妙な臨場感があるのだ、これが。
カーターのカメラとリンクしているパートナーの女性、シオラが社内からパソコンで
あらゆる場所のシステムを自在に解除したりロックしたりするさまも
何だかすごくカッコいいのだ。

またまたこのカーターがとってもすてきなのだなあ。
そして、カーターの記憶から再構築されたというコンピューターの
人工頭脳マックス・ヘッドルームも面白くて好人物。
(同人物が演じ分けているのだけれどネ)

SFモノって、あまりに現実離れしているものが多いから
あまりすきではないのだけれど、この作品は地に足のついた骨太ドラマなのだ。

最近、現実のニュースで流れていたある事柄を見ていて、
「うわ。マックス・ヘッドルームで観たこととほぼ同じ~~。」
と、思い出してゾッとした。
あのドラマのいう20分後の世界が20年後の今、現実に??

このドラマ・シリーズ、もう一度全部観てみたい。
2010年の今観ると、さらに不思議な感覚。

過去の未来。でも限りなく近未来の世界。。。


懐かしいお菓子

2010-08-21 | essay
このまえ、川越に行ったときに菓子屋横丁でみつけて
買ってきた「はっか糖」。

     

これ、すご~く懐かしい。
いつ頃食べたんだろう…と記憶を辿ると、想い出した。

大阪からお茶どころの土地に引っ越してきたばかりのころ、
母とお茶の葉を買いに行ったお茶やさんが
お茶うけにこのお菓子を出してくれていたんだ。

はっかの、ちょっとオトナ味と甘~い砂糖のハーモニーに
すっかり魅せられて、母がお茶やさんに行くと言うと
いそいそと付いていったものだ。
10歳くらいの頃かな。

あれから、ふしぎとお目にかからなかったなあ。
こういう名前のお菓子だったのねえ。

なぜかウチの子どもらには不評だったので、
しめしめ。独り占め。

これ、ちびちび食べながら牛乳を飲むとすっごくウマ~イ!!
大発見だよ~。

それにしても、川越は行くたびに発見のある街。

   
  
大通りにも古くて立派な店構えの建物がたくさんあるし、
ちょっと、路地をゆくとこれまたすてきなレトロな建築物に出逢える。

   

街ぐるみでちゃんと古いものをたいせつにしているんだなあ。

また何かを発見しに歩きにいこうっと。「はっか糖」もまた買っちゃお。





雷雨のテント

2010-08-20 | essay
この夏唯一のお泊り、いつもの名栗川上流へキャンプに出掛けた。

ここへ来るといつも、きれいな空気と水に
浮き世をしばし忘れさせてもらえるんだなあ~。

    

 

 

自然のパワーはすごいねえ。
こんな大きな石もごろごろと流れてきたのかな。
それとも山から落ちてきたのかな。
いったいいつからここにじっとしているんだろうね。

 

 

川を流れて遊んだり、釣りをしたり、昼寝したり
時計も見ずに思い思いに過ごす時間ってとってもたいせつ。

夜になって花火が終わったころに
突然ボツボツと大粒の雨が。。。

ところによりにわか雨って天気予報は言ってはいたのだけれど。
テントに入ってそのうち止むだろうとタカをくくってまどろんでいたら、
夜が更けるほどに雷と大雨が酷くなり、雨音でお互いの声が聞こえないくらいに。
ケータイで天気予報をみてみたら、この地方は翌朝9時過ぎまで雨マーク!
雨対策が万全でないうちのテントは徐々に浸水。
川の流れもあっという間に増してきたし、テントのすぐ後ろの山が
万が一土砂崩れでもおこしたら・・・ぶるぶる。

というわけで、意を決して深夜の撤収。
雨の当たらない場所に子どもらをまず移動させて、
夫とわたしはずぶ濡れで、懐中電灯を頼りにもくもくと撤収作業。
こういう時の夫のテキパキさは、ちょっと尊敬しちゃうな。
彼は不平不満ひとつ言わず、どんな状況にもちゃんと適応できちゃう人なんだなあ。
ちっちゃいことには動じない強さがある。

全部荷物を積み終えてから、ひとりづつ二本の木でできている橋を越えて車へ。
橋の下の川の流れが、ポニョにでてくる魚の波みたいに大きく波打つ。
ここで落ちたら、流されてこの先の滝からドボン、だ。

災害地で避難を余儀なくされた人々の気持ちをふと想う・・・
わたしたちは帰る家があるけれど・・・

それにしてもこんなサバイバルなキャンプは初めて。
子どもたちも自然の怖さがよくわかったことでしょう。

山を下りて街まで走ったら、もう道路も濡れておらずびっくり。
山の天気は侮れません。

家に着いたら朝の4時。倒れこむように眠って
翌朝目覚めたら、なんだか海外から帰ってきた時の時差ぼけみたいな感覚。
まだ丸一日おやすみがあって、一日もうけたような気分!

       



アリエッティの目線で。

2010-08-18 | 映画 のこと

  
  

先日、むすめと「借りぐらしのアリエッティ」を観てきた。

映画を観ながら、子どもの頃憧れたコロボックルを想い出していた。

コロボックルは森の中に住む伝説の妖精のような小人で、
確か小学生のころTVで、コロボックルが主人公のアニメ番組も観た覚えがある。

わたしも小さくなって森の中で暮らしたいなあ、って夢想していたっけ。
メルヘンな子どもだったものだなあ~。

庭の植え込みの木々の間のトンネルのようなところに
チョンチョンと飛び跳ねるように入ってゆくすずめを見ながら、
自分もあのサイズになれたら、この庭は森のようなんだろうなあって
うらやましく思ったもの。

束の間、アリエッティ目線でかつての夢想を再現させてもらっちゃった。

むすめは、眠るまえにも
「アリエッティ面白かった~。つづきも観たいなあ。」としみじみ言ってたっけ。

しかし、アニメ映画っていつも思うんだけれど…、
ど~して声優に有名な俳優を使うの。

商業的な理由も大だとは思うけれど、声を聴いただけで
生の人間の顔が浮かんじゃうんじゃあ、ちょっと興醒めしちゃうんだなあ。

もちろん、ぴったりだとは思うんだけれど、
未来ちゃんと隆之介くんが時々見え隠れしちゃって
脳内で彼らの姿を消すのに懸命になっちゃったよ~。

個人的意見としては!(エラソーだな)
うつくしいアニメ映画ほど、顔の見えないいい声優さんを
ぜひ抜擢してもらいたいものだなあ。



花火の夜空

2010-08-17 | essay
    

この夏はわりと静かに過ごしている我が家。

なぜって・・・一応、長男には「受験生の夏」だから!

ついこの前まで、弟や妹と一緒に
庭でビニールプールで遊んでいたような気がするのに
なんだか、あっという間に中三の夏なんだなあ。

自分が子離れできてないのかな~?
子どもの成長が速すぎて、いつも置いてけぼりな気持ちになっちゃう。

それにしても、どうも我が家は勉強する環境にないんだなあ。
必然的に、塾の自習室で過ごすことが多い日々。

なんだか、勉強しに行ってるんだか
自習室で仲間と集ってるのが楽しいんだか、ようわからんのだけれど!

先日も夏期講習の中休みに、男子数人で遊園地に花火を観に出かけて行った。
雨模様の夕空・・・花火は中止かな。って残念に思っていたら
こっちはまだ小雨が降っているのに、打ち上げるドーンという音が
聞こえてきた。よかったねえ!

14歳の夏。受験生の夏。
仲間と観る夜空の大きな大きな花火は、きっと彼のこころに焼きついたことでしょう。

ついでに、彼の「やる気」のささやかな火種にゴオ~~と点火されたことを祈ろう。



手作りガラス初体験

2010-08-16 | essay
高校時代からの友人kちゃんとEが車で迎えにきてくれて、
むすめとわたし、計4人で手作りガラス体験へいざ出発!

川越にある「Blue moon」というガラスやさん。
以前通り掛かって、手作り体験ができると知ってから
いつか体験したいって思っていたんだ。



ガラス作りは初めての4人。わくわく。

おおよその形と色をそれぞれ選ぶ。
迷いつつも個性がでるのが面白いねえ。

  

たいへん懇切丁寧なご指導のもと、1000℃の炉に挑む。

  

炉に顔を向けると目ん玉まで焼けちゃうかと思うほどの熱波。
8歳の娘も、優しいおねえさん職人さんの教え通りにガンバっていたなあ。
真っ赤な顔して真剣そのもの。

    

真夏のガラス体験は、汗だくだったけれど
とってもいい経験になったなあ。
熱で真っ赤になったガラスを吹いて膨らます瞬間が気持ちよかったなあ~。
出来あがりが楽しみ!

終了後は、近くにある菓子屋横丁へ。
熱で火照った4人、飛びつくようにかき氷をかき込み、
焼き団子、焼きたてパンなどなどを
つぎつぎに買ってはベンチでのんびり食べつつおしゃべり。
遠~くに旅にきたみたいな、楽しい夏の一日だったなあ。

  

  

   (↑ お団子屋さんのカウンター横の小さいドアが謎だ~~。)



さるすべりの花

2010-08-14 | essay

   

かつて、よく母と待ち合わせたあの公園の藤棚の下を
最近やっと通ることができるようになった。

藤棚の下のベンチに、もう二度と母の姿を見つけることはできない。
わかってはいても、なかなか慣れることが出来ず、
もう長いこと、その場所に目をやることができずにいた。

お盆だし、まぼろしでもゴーストでもいいから
そのベンチに母の姿が見えないかな。。。と
敢えて目で探しながら通り過ぎる。

 ひとやすみのおじいさんが、遠い眼をして座っていただけ。

木々の下を歩いてゆくと、一面の緑のなか
ひと際明るくともし火のように咲くピンク色が目に飛び込んできた。

   

母のすきだったさるすべりの花。
やさしくてかわいいピンクの花々。

雨模様になりそうだったわたしのこころを
ぱっと、一瞬にして晴れにしてくれた。

遠い空の母からのメッセージ、と思うことにしよう!ありがとね。



夏の雨

2010-08-13 | essay
真夏の雨。

炎暑の続く街をすべてクールダウンしてくれる雨にほっとする。

ちょっとここいらで一休みしなさいよって
いわれてるみたい ??

母業、しばしの休息。
スイミングプールにてプカプカ。
泳いでいるうちに体もこころもリセットされて、
「無」になっていく。

ごちゃごちゃなカオスもきらいじゃないけれど、
こういう「無」になる時間も必要なんだよね。


   


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