夢をみた。
ニューヨークの街角の安いChineseレストラン。
父の案内で来ているようだ。
「気取った店よりここが断然旨いんや。」と父が言う。
他にも数人いたけれど誰だったろう。
ニューヨークには行ったこともない。
映画で散々疑似体験しているせいか、街のムードはしっかりNYだ。
父はわたしが小学生の頃に仕事で米国に行っていたから、NYにも行ったんじゃなかろうか。
そう言えば今も使ってるスチールのランチBOX、その時のアメリカ土産だ。
この謎なキャラ、「The Flying Nun」
ふと気になりいつだったか検索してみたら昔のアメリカのシットコムドラマだった。
サリー・フィールド主演。
日本で放映されたのかどうかは不明だ。
このランチBOX子どもの頃はおもちゃ、学生時代はカセットテープ。
子どもたちが生まれ、小さい頃はままごと遊びにも重宝された。(中に同柄の水筒も入っていたので)
時代と共に入れるものは変化していき、今はマスキングテープ入れ。
つくづく物持ちのよい自分である!
ニューヨークかぁ。
ウディ・アレンの映画や、様々な古き良きアメリカ映画の影響で憧れた街。
20代の頃、大阪の子ども時代の友だちがNYに数年ダンス留学していた。
彼女が居る間に遊びに行きたいと思い立ってある時連絡したら、その年は過去にないほどの寒波に見舞われ大雪に。。。
いい季節においでと云われ時期を逸したままわたしは仕事に追われ彼女は翌年には帰国。
以来ご縁がないままとなったNY。
モノゴトにはタイミングが重要だ。今のわたしはもう行きたい街だとは思わない。
こうして夢の中で訪れたり古き良き映画の中で古い街並みのニューヨークにうっとりできればそれでいいや。
それにしても、夢の中のチャイニーズレストラン。
美味しそうだったな。
「熱いうちに早よ食べ」という父の声がまだ耳に残っている。
後で電話して夢の話をしてあげよう。