中学生の頃、何か思いが溢れそうなことがあるたびに
ノートに思いを書きつけるようになった。
日記というわけではなく、書きたいときだけ開くノート。以来ずっと続いている。
思えば、昔からノートに吐き出すことでいろんな思いを昇華させていたのかもしれないなあ。
先日、屋根裏の「二十歳のノート」を久しぶりに開いてみたら、
27歳のわたしへと37歳のわたしへの問いかけが書いてあるのを見つけた。
すると、余白に27歳のわたしからの返事が書き記してあった。
ちょうど結婚した年のわたしだ。
37歳のわたしからの返答は ない。
37歳といえば、三番目に娘が生まれて、2歳前くらいかな。
長男7歳、次男4歳ってところ。子育て真っ最中なころのわたしだ。
屋根裏の昔のノートを読む余裕なんて、これっぽっちもなかったんだなあ。。。
今ここからみると、なんだかクラッとするほど眩しい季節だ。
子育てに浮かれて過ごすたのしい季節は、過ぎてみれば人生のほんのワンシーズンなんだね。
今は、ちょっと、ひと段落。ってところにいるのね、きっと。
小さかった頃の子どもたちの写真をみると、なんだか少しほろっときちゃうよ。
10年後の56歳のわたし、20年後の66歳!?のわたしはどんなことにチャレンジしているかな。
「40代はまだまだ青かったな、あたし!」って、
一笑に付すことのできるようなもっと懐の大きなオトナに、果たして成長できているかなあ。
(・・・ってか、この世にいるのか??)
先のことはまるでわからないけれど、今 自分が持っている時間をたいせつにしたいな。
決して書き換えられない過去の自分を責めたり悔やんだりすることなく、
ありのままの自分を、ありのままの周りのひとびとを 丸ごと慈しむことのできるような、
ココロにゆとりのあるオトナになりたいものだなあ。