時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

十把一絡げ

2014-07-31 | essay

    

PTAの草むしりボランティアへ。


植え込みの、お花以外の雑草をどんどんむしり取る。
時に、これは・・・抜いていいのか?と手が止まるかわいい草もあり。。。

勝手に生えた草って、十把一からげに「雑草」って呼ばれてしまうけれど
植物からすれば、迷惑なハナシ。

一生懸命生えてるのにねえ。

ちゃんとひとつひとつに名前があるはず。

いつだったかTVで、大人の指導のもと、
子どもたちが自分の背丈ほどもある外来種のキレイな黄色い花を
次々に根こそぎ引き抜いているニュースを観た。

日本固有の植物を守るためには
外来種の駆除がたいせつだ。ってことは、理論上はわかるけれど。。。

たまたまそこで芽を出したから、
ただ自分の生を懸命に生きているだけなのになあ。

そもそも外来種の植物のタネは、自分で来たくて日本へ来たわけじゃなく

ニンゲンの往来や輸入作物などに紛れて連れてこられただけ。
懸命に咲いている花に罪はないよ。

きれいに咲き誇る生きている花を
子どもたちが敵とみなして非情にもじゃんじゃん抜いてゴミにする姿は
とても違和感のある情景だった。

  「この世に生を受けたものに意味のないものなどなにもない。」

  「どんなものでも何の役にも立たないものなどひとつもない。」

そう子どもたちに教えながら
真逆のことをさせるカナシイ矛盾・・・。

街路樹の隙間に時々みかける あの真っ黄色のキレイな花。
名前も知らないけれど、わたし、あの花すきなんだなあ。
子どもたちの手でゴミにされていくあの映像は
しばらくわたしの中から消えそうにない。

草むしりボランティア。

雑草の生い茂る空き地で

虫探しをするのがだいすきだった「元子ども」としては
根こそぎではなく、ちょっと残しとこ。って思っちゃうワ。

十把一絡げでも
ガンバレ~雑草!



 


Chain of Happiness

2014-07-29 | essay



シーグラスを使って個性的ですてきなアクセサリーを創る作家さんのネックレス。
とっても気に入って毎日のようにぶら下げていたら

近所の よくお邪魔する洋服やさんのオーナーも
そのネックレスに惚れこんで

洋服やさんが作家さんのHPに直接コンタクトを取り
作品のお取引が開始された。

すごいなあ~!
なんだかうれしいなあ。シアワセの連鎖。

そのすてきなネックレスに出逢ったのは
わたしも委託でお世話になっている雑貨屋さんでのこと。

その雑貨屋さんとご縁が出来たのは
ひとりの女性mさんとの出逢いから。

そのmさんとの出逢いは
なんと ここ「時間のしずく」への一通のお手紙から。

おもしろいねえ。Chain of Happiness♪

何がどうつながるかわからないところが面白いんだなあ。

すっかりファンのアクセサリー作家さんには
まだ直接お目にかかったことはないのだけれど
このたび、あったかいお礼のメールをいただき
うれしい連鎖がぐるりとわたしの上に舞い戻る。

そう遠くない先に、きっとその作家さんにも
お目にかかれる日もやって来るかな?

シアワセの連鎖。

「シアワセは分け合うことで増えていく」 実現版の出来事でした♪


     


 


インスタント焼きそばとプールサイド

2014-07-28 | essay



長男が 「なんか、食べたくなった」 とインスタントのカップ焼きそばを買ってきた。

わたしがお昼の準備をしている横で、
カップからお湯をじゃーっと流しに捨てる。

わあ、こ、これは!!
すごく懐かしいにおいだよ。

瞬時に小学生の頃によくともだちと行った市民プールの
プールサイドの熱気が甦る~。

プールの売店にはお菓子とカップヌードルかカップ焼きそばしか売っていなくて
いつもともだちとカップ焼きそばを買って、こうしてお湯を捨てて食べていたんだよねえ。

あのプールへ一番よく一緒に行ったあの子・・・どうしているだろう?
小学校4年生のわたしたち。
あの一年、すごく仲が良かったけれど、なんだかよくケンカもしたなあ。
ちょっとしたことから絶交!ってケンカしたままクラスが変わって
そのまますっかり疎遠になっちゃったんだ・・・。

あの年頃の女の子は、カンタンに絶交ってコトバを使うものだけれど
あんなふうに、「絶交」がホントになったのは後にも先にもあの子だけ。
もう思い出すこともなかったのに、フシギだ。。。

一個のインスタント焼きそばの匂いが
連れてくるコドモ時代の想い出。。。

こうして台所に並ぶと、見上げるような背丈の我が長男に
「なつかしいなあ~、おかあちゃんの夏休みの匂いだよ~」と、
プールサイドの情景を話しているうちに
匂いが変わる。息子が麺にソースをかけたのだ。

あ、コレちゃうわ。
あのプールのヤキソバとはソースの匂いが明らかに違います。

どうだっていいよ(- ー;) って顔して振り返る息子。

はいはい。40年前の夏休みの話なんてキミには紀元前。

束の間のヤキソバ・タイムトリップでした~。

 

 


アロマバスソルトをつくる

2014-07-26 | essay

 

お世話になっている雑貨屋さん「SAKKA no ZAKKA」さんにて


アロマバスソルトを作るワークショップに参加してきました~。

初めての体験って、わくわくしてたのしい。

いくつかの質問とおしゃべりののち、
先生は、わたしの今のからだに必要なアロマオイルの小瓶を次々に並べる。

ひとつひとつ、小瓶のふたを開け、香りを嗅ぎながら
本能のままに「すき」か「きらい」かに選り分けていく。

この作業、たいへんすきだわ~。

そして、「すき」な香りの中から
わたしにぴったりなブレンドを考えてくださるのだ。

一緒に参加したともだちふたりも同様にフレンドしてもらったのだけれど
三人三様まったく違う香りができあがる。

それぞれが今必要としている処方なのねえ。
なにもないところからそれを引き出して
目の前に「香り」を紡ぎだす・・・それはもう魔法のよう。

キメの細かい重曹と塩にオイルを
手で混ぜ込む。ギシギシ、サラサラ。

この作業は、またまたなんだか五感が刺激されて
なんともいい感じ。
今すぐ白い砂浜へワープして砂山を作りたくなってしまった~。

すばらしい香り体験でありました。


この日の「先生」は、おともだちでもありカメラ師匠でもあるスタッフのmさん。

彼女はかつてアメリカ在住のころに
本場アロマテラピーの技術を身に付けたとのこと。
昨年ふしぎなご縁で知り合ったばかりのmさん。
知れば知るほど、彼女の多才ぶりには目を瞠ります!

あたらしいつながり、あたらしい体験は
人生に必要なすばらしい魔法のスパイスです。(いくつになろうと!)

手づくりバスソルトのお風呂でゆったり・・・
発汗作用や冷えをとる作用のあるアロマ。
すきな香りに包まれる至福の時。暑さや疲れも吹き飛びます♪





音に色を乗せてみる

2014-07-23 | essay



玄関を開けたら、
うちの私道に見知らぬ男性が辺りを見回しながら立っていた。
なんだか、行動が怪し気。

 「あの・・・なにか?」

と 問いかけてみると、そのひとは

 「バイオリンの音が聴こえて・・・。バイオリン教室でもあるんですか?」 という。

  え~?なに言ってるかな~バイオリンの音なんて聞こえてきたことないよ・・・。

不審に思って 「いいえ、バイオリン教室は聞いたことありませんね。」 
と会釈して話を終える。
それでもオジサンはまだ訝しげに辺りを見上げている。

  アヤシイ。。。


それから数日後。
うちの前の車通りを挟んだ向こう側を歩いていたら・・・

え?バイオリンの音色が・・・。
あれ???うちの方から聴こえるよ?

あ。 あのオジサンが聴いたのはこれ? とふいに思い出す。
あのオジサンのようにわたしも辺りを見上げる。

音を辿っていくと
どうやら、うちの隣のワンルーム・マンションの
最上階の開け放した窓から音が降りてくるようだ。


音の道ってフシギだ。

隣のわたしのうちには一度だって聴こえてこないのに
通りの向こうでは聴こえるなんて。。。

音に本当に色を付けたなら面白いだろうな。

あの窓から降下してきたバイオリンの音色は

走る車の屋根を越えて
ふわりと向こう側の歩道を歩くひとの上へと降りかかる。

そうだなあ、透明なグリーンがいいかな。 と想像してみる。

きれいだろうなあ。バイオリンの音の色付きシャワー。


それにしても。
アヤシイなんて思っちゃって!

ごめんよ、あの時のオジサン。 (>.<;)


 


「青年」からの問いかけ

2014-07-22 | 本 のこと


学生の頃に読んだハズの 鴎外の「青年」を読みかえす。

本を読んでいると、時に
コトバが新鮮な水のように自然にからだに沁み込んで来ることがある。

それも、その時々の自分のこころ模様次第だけれど。


主人公 純一が
日記に書きしるすくだりを読んでいて

ああ
ホントにそうだよなあ・・・

と、からだの内に響いてくる。

「いったい日本人は生きるということを知っているだろうか。
小学校の門をくぐってからというものは、
一しょう懸命にこの学校時代をかけぬけようとする。
学校というものを離れて職業にありつくと、
その職業をなしとげてしまおうとする。
そのさきには生活があると思うのである。
そしてその先には生活はないのである。

現在は過去と未来との間に劃した一線である。
この線の上に生活がなくては、
生活はどこにもないのである。」

青年・純一、
「そこでおれはなにをしている。」
と自問がつづく。

青年・純一の問いかけは
「現在」に生きるすべてのニンゲンへの問いかけだ。


「今日」は将来のためのリハーサルじゃない。
自分に喝! です。



 


イキドオリ

2014-07-21 | essay



いつまでたっても
ニンゲンは愚かな戦いを終わりにしない。

TVのニュースが映し出す
怒りを、怯えをたたえた目。

罪のないコドモの死。

目には目を。。。

戦いは、ニンゲンをケモノにしてしまう。

カナシイいきものだなあ。




 


KENPOU・26

2014-07-19 | essay



インターネットって
つくづく、勉強にはたいへん有効なツールだ。と実感。

一昔前なら、調べ物があれば図書館へ出向いて
いろんな書物を引っ張り出してきて読み解いたものだけれど。

今は家に居ながらにして
調べ物ができる。ありがたいことだ。

勉強にも運動にもなるから以前のほうがいいのかもしれないけれど?


日本国憲法第3章26条「教育を受ける権利・教育の義務」

「義務教育」って、かなりのひとが
「教育を受ける義務」だと勘違いしちゃってるんじゃないかな。
わたしも最初はそう思ってた。

義務なのは、保護者や国が教育を受けさせることのほうで
子どもには、教育を受ける権利があるだけなんだよね。

相変わらずムズカシイ次男坊が
去年まだ不登校中学生だった時にどこで読み齧ってきたのか

「学校に行くのは義務じゃないんだよ、権利だよ。知ってた?」

と言っていたことがあった。

その時には、わたしも不登校関連の本で読んで知っていたけれど
「やるな、おぬし。気付いたか!」って感心したものだ。
親のほうは、約1年半義務を怠ったということになっちゃうわけね。

ま、いずれにせよ、それは憲法上のハナシでね。。。
「学校教育法」のほうにも義務教育に関して詳しく載っている。



で、今独学で勉強していることに必要な
「日本国憲法第26条」やら
「児童憲章」「教育基本法」「児童の権利に関する条約」
などなどをネットでさらさら~~っと
読んでみる。

改めて読むとそれぞれになかなか興味深い。
改めて ではないな。そんなもんを全文ちゃんと読むのは48年の人生で初めてのこと。

さまざまな世の中の決まりごと。
当たり前なことや、そうなんだ?ってことが
わかりやすく並んでいる。

当たり前なのに現実はちゃうやん。ってこととかもいろいろある。

平成18年に改正された「教育基本法」第一章三条に
生涯学習のことも載っている。

  「国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、
  その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、
  その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」

誰でも、生涯のどの時点でも勉強していいんだよ~。 って法律が言ってる。

それにしても、勉強の面白さってもんは
時間に追われて詰め込まなきゃいけない学生時代には
なかなか体感できないもの。。。 

オトナになってからのほうがオモシロイ!
ってのもまた・・・これ如何に?

      
 
 
 

みどりのなかの風の電話

2014-07-18 | essay



NHKのニュースで
「風の電話」を静かに伝えていた。

被災地の
さわやかな緑の中に立つひとつの電話ボックス。

ボックスのなかには繋がっていない黒電話。

たいせつな亡くしたひとと会話をする電話なのだそうだ。


たいせつなことは
目にはみえない。
耳にもきこえない。

それでもね。
ちゃんとこころでは繋がるんだよね。

たいせつなひとを喪うと
「一緒の時間」はそのままに止まってしまう。

けれども、それでもリアルな時間は容赦なくぐるりぐるりと回っていく。

歯車がカチリと合わさって
次々に時が動いていく。

時間に置いてけぼりになるような
こころもとない気持ちに捲かれてしまうけれど

とまった時間をそのままたいせつに抱きながら
あたらしい時間を生きることもできる。

それぞれのペースで
無理のない歩幅で

歩いていけたらいいな。
時々立ち止まったって構わない。それも自由だよね。

 


 


蝉とくちなしと紅い空

2014-07-15 | essay

  

久しぶりの紅い夕焼け。

店を閉めてからも夕焼けに間に合うってことは、すっかり日が伸びたんだなあ~。



公園を抜けると、遠くからヒグラシの声が・・・!

まだ梅雨も明けていないのに
ミンミンゼミやニイニイゼミの声よりさきにヒグラシの声を聴くのは初めてだなあ。
ニンゲンが発表しなくても、蝉がもう夏だって言ってるみたいだな。



紅い夕暮れ。

辺りをすっぽりと包むくちなしの甘い香りが
暑い季節の到来を告げていました。

 


不随意的記憶

2014-07-14 | essay



不随意的記憶。

突然呼び覚まされる、そこにあるかのように鮮明で、情動を伴う記憶。

エピソード記憶やフラッシュバックなどど明らかに違うのは
それまで考えてもいなかったのに
「あるきっかけ」で突然こころに浮上してくる記憶だということ。

あるきっかけ。。。

それは、「匂い」

あるわ~。って多数のひとが思うはず。

「匂い」は魔法のチカラを持つ。

「匂い」はひとりひとりの仕舞い込まれた個人的な記憶を
瞬時に呼び覚ます魔法の鍵。

ある時ふいに「匂い」をきっかけに
唐突に鮮明で懐かしい光景が拡がって自分でも驚く。

この前も・・・

とある夕方、家路を急いでいたら
どこからか説明のつかないすごく懐かしい匂いが・・・

と同時に、ブリキと金網でできた小さな虫籠に入れられた蛍が
わたしの脳裏にふいに浮かび上がってきた。

あれは伊丹のつり池の家。
お客さんの釣り人がかごに入った蛍をくれたんだ・・・。
すごく大きく見えたそのおじさんの、灰色のズボンしか見えない。
わたしの低い目線。
初めてみる蛍の淡い光・・・。
ブリキの虫籠に描かれた蛍や蝶のリアルな絵。

それらが一気にわたしの目の前に再現されて
懐かしさにとまどう。。。

そんな光景すっかり忘れていたのにね。

なんの匂いなのか判別がつかなかったけれど
路地を歩いていた時だったから、
いろんな家からの匂いと夏の夕方の湿り気の匂いが合わさって
その時と同じ匂いが偶然つくられたのでしょうね。

「匂い」が記憶のふたを開ける瞬間。。。

それから、
今までに何度も同じ光景を浮かびあがらせるのは
春の雨の日のペンキの匂い。

雨の匂いとペンキの匂いが
呼び覚ますのは
大阪時代の自分の小学校の入学式。

赤いランドセル。
母と一緒に、まだペンキの匂いの漂う新しい校舎へ。
まだ工事が終わっていなかったのか
雨にぬかるんだ土に板が渡してあった上を歩いたことも
そのままに目の前に鮮明に甦る。

同時に連鎖的にいろんなシーンが甦る・・・。
ここからは、エピソード記憶?に分類されるのかな。

初めて入る自分の教室。
机の右上に短冊形の紙が貼ってあり、ひとりひとりひらがなで名前が書いてある。
男子は黒、女子は赤。

先生が「自分の名前を見つけて席に座りましょう」という。
ぐるぐる机の周りを歩いて次々に席についていく。

でも・・・探しても探してもわたしの名前がない。
苗字は同じだけれど、わたしのじゃない名前が書いてある机しかない。

わたしは 「みき」 じゃない・・・・。

だんだんかなしくなって
ほとんど泣きそうになっていた時に
先生がそばに来て、屈んでわけを聴いてくれる。

先生は名前を読み間違えていたことに気づいて
すごく申し訳なさそうに謝ってくれたけれど
わたしは自分のじゃない名前の席に座ることが
すごくすごく居心地が悪くて
自分が自分じゃないみたいなフシギな気持ちになったんだ・・・。

翌日には、机もげた箱もすっかり全部書き換えておいてくれた。

根に持つタイプじゃないんだけれどね。(笑)
一年生だったわたしにはショックだったのかな。

春の雨の匂いとペンキの匂いが
いつも入学式に連なるこの想い出を連れてくるんだなあ。


つくづく、記憶の仕組みって奥が深い。

ニンゲンって、ホントによくできているもんだなあ。。。って
近頃しみじみと感心している。

  




世代を超えてハマる本

2014-07-11 | 本 のこと



中学校では「朝読書」という時間がある。


娘と本屋さんに行ったら
「え?これ小説??」って思うような
まるでマンガみたいな表紙の女子児童・生徒向けの本が
たくさん並んでいるコーナーへ一直線。

よく見てみると、少女マンガを文章に書き起こした「小説」らしい。

放っておくと、そういうところからばかり本をチョイスする我が娘。。。

それは・・・どうなのよ。

それならマンガで読めばいいじゃん?

朝読書くらい、ちゃんと「本」にしようよ~。中学生~。 

絵本や児童書はだいすきな娘だけれど
どうも、大人サイズの文庫本にはまだ手が出せない・・・。幼いんだなあ。

そんなある朝、今日朝読書で読む本がない!と言う娘に
これ、おもしろいから読んでみ。 と持たせたのは
数年前 次男に買った「なぞの転校生」眉村卓著。

ムスメ12歳、すぽっとハマりました! しめしめ。

実は、眉村卓の学園シリーズは、わたしも中一でハマったのでありました。
30年以上経っても、面白い本はやっぱり世代を超えてハマるのね。

昔は普通の文庫で読んだものだけれど
今は、青い鳥文庫シリーズに並んでいるので
小説初心者にも入りやすいね。(字、おっきいし!)

娘、「なぞの転校生」に続き
「ねらわれた学園」「まぼろしのペンフレンド」と、読書継続中。

ちょうど、学校で配られた「図書室だより」のプリントに
「ねらわれた学園」の紹介文が載っているのをみつけた娘が

学校から帰るなり
「ほらほらみてみて!」
と嬉しそうに報告してくれた。
誇らしげなキミの笑顔が、わたしもウレシカッタヨ。

次は 「ねじれた町」 いっちゃう?


開かれた本の世界のトビラ・・・!
いい本にこれからたくさん出逢えるといいね~。

 

 


ドクターねえさん

2014-07-10 | essay



「ここがこういうふうな感じなんだけど それってなに?」

 と、姉に訊くと大概答えを出してくれる。


姉は医者ではないのだけれどね。

わたしは、自他共に認めるアバウトなニンゲンだけれど
姉はわたしとは正反対。

昔からちょっと気になる症状があるとすぐ医者にかかる。
自分のからだに耳を澄ますことが得意なのだ。
なので、病気に関してたいへん研究熱心。いろんなことを知っている。

なので、
「これってなに?」って聴けば
まあ、たいていの症状は姉の説明のつく範囲なことがほとんど。

なので、ムダに医者にかからずに済む。

ありがたや~ Dr. おねえちゃん!

  

 


オッチョコチョイの系統

2014-07-09 | essay



おっちょこちょい は自分の母の代名詞みたいなものだったけれど

近年、自分もそうみたいだ・・・と やっと自覚した。

自分では、てきぱき急いでいるつもりが
気がつくと全部ボタンの掛け違いみたいなことになって
振り出しに戻る。。。ってことは、まあ・・・昔からそういえばあるっちゃある。

この前、急いでお化粧をしていて(普段から約5分で終わるんだけれどね)
目の下にハイライトのパウダーをちょっと入れようとしたら
どうやって手元か狂ったのか、ダークブラウンのシャドウを刷毛でひと塗り。。。

あれは・・・、自分でも呆れました。
超ダークなクマ・・・まるでゾンビメイクだよ。
笑うしかありません。 

急がば回れですね。

いつだったか、なんの話からか

「たまにさ、急いで顔を洗ってると小指が鼻にずぼっと刺さることあるよねえ?」

って、集まってたともだちにしたら
そんなことは一度もないと皆に大笑いされてしまった。

へえ~? ないんだ~?

以来、「あるある!」って言ってくれるひとがいないか、現在調査中です。

あれ、我を呪いたくなるほどの激痛なのであります・・・。


それにしても、改めて文字にすると
「おっちょこちょい」って
なかなかかわいいニホンゴだなあ。
同意語の「ドジ」よりも救いがあるというか・・・軽快な感じ?気のせい?

「occhokochoi」 外国人が初めて聴いたらどんなふうに聞えるんだろうね~。




 


うれしいことのストック。

2014-07-07 | essay



時間がどれだけ過ぎても

かたちがすっかり変わっても

目にはみえなくても

消えないもの。


いつだって
うれしいことは、たいせつに包んでこころの奥に仕舞っておく。

わたしの中には
仕舞っておいた「うれしいこと」が、48年分詰まっているから

ちょっとやそっとじゃ ヘコタレナイよ。


    

 

 


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