PTAの草むしりボランティアへ。
植え込みの、お花以外の雑草をどんどんむしり取る。
時に、これは・・・抜いていいのか?と手が止まるかわいい草もあり。。。
勝手に生えた草って、十把一からげに「雑草」って呼ばれてしまうけれど
植物からすれば、迷惑なハナシ。
一生懸命生えてるのにねえ。
ちゃんとひとつひとつに名前があるはず。
いつだったかTVで、大人の指導のもと、
子どもたちが自分の背丈ほどもある外来種のキレイな黄色い花を
次々に根こそぎ引き抜いているニュースを観た。
日本固有の植物を守るためには
外来種の駆除がたいせつだ。ってことは、理論上はわかるけれど。。。
たまたまそこで芽を出したから、
ただ自分の生を懸命に生きているだけなのになあ。
そもそも外来種の植物のタネは、自分で来たくて日本へ来たわけじゃなく
ニンゲンの往来や輸入作物などに紛れて連れてこられただけ。
懸命に咲いている花に罪はないよ。
きれいに咲き誇る生きている花を
子どもたちが敵とみなして非情にもじゃんじゃん抜いてゴミにする姿は
とても違和感のある情景だった。
「この世に生を受けたものに意味のないものなどなにもない。」
「どんなものでも何の役にも立たないものなどひとつもない。」
そう子どもたちに教えながら
真逆のことをさせるカナシイ矛盾・・・。
街路樹の隙間に時々みかける あの真っ黄色のキレイな花。
名前も知らないけれど、わたし、あの花すきなんだなあ。
子どもたちの手でゴミにされていくあの映像は
しばらくわたしの中から消えそうにない。
草むしりボランティア。
雑草の生い茂る空き地で
虫探しをするのがだいすきだった「元子ども」としては
根こそぎではなく、ちょっと残しとこ。って思っちゃうワ。
十把一絡げでも
ガンバレ~雑草!