J.D.SOUTHER のニューアルバム、「Natural History」
コレ、とってもいい。
25年振りの前作 「If The World Was You」を聴いたときには、
時代が変わるとやはり作風も変わってしまうのね。。。とちょっとサミシク思ってしまった。
とってもJazzyな感じで、それはそれで良かったのだけれどね。
だいすきなアルバム「You're Only Lonely」の時の彼の音楽とはまるで違うものになっていたんだもん。
(このアルバム、そういえば元は父のものだったのだけれどね)
今回のニューアルバムは、セルフ・カヴァー。
透き通る唄声は、1979年の「You're Only Lonely」の頃とまったく変わらず美しい。
しっとりとこころに沁み入る曲の数々。
彼の唄の中で一番すきな、いつ聴いてもせつなくなる「The Last In Love」・・・
これもぜひアルバムに入れてほしかったなあ。
しかも・・・ついこの間、来日公演があったと知ってショック。
なんで、気がつかないかなあ、わたし。。。
春にカーラ・ボノフとの共演ライブも予定されていたらしいのだけれど、震災で延期になったのだそうだ。
それは、ぜひとも聴いてみたい共演だなあ。実現したら今度こそ聴きに行こう。
夏の終わり。
暫し、俗世を忘れてこのうつくしい唄声に浸っていよう。。。